生態学会自由集会 博物館の生態学11「地域の自然の変化を誰が記録するか -大規模災害の後で-」
2016年3月21日開催の自由集会のメモです
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sakumad2003
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太平洋を横断するがれきの付着生物調査に対して、震災前の生物相データを提供。データを蓄積しておくことの重要性。#ESJ63W05
2016-03-21 19:15:32
阿部:志津川にPICESの調査団が津波で運ばれた瓦礫についていった生物の調査で訪れたが、基礎情報の充実が役に立った。(PICESのサイトにはいくつかの報告書が上がっています) pices.int/projects/ADRIF…
2016-03-21 19:17:27
津波後の磯焼け、が課題となっており、藻場の復元がプロジェクトとなっている、ここでもネイチャーセンターなどのモニタリングデータがベースとして重要になっている。 npec.or.jp/0_info/content…
2016-03-21 19:21:04
既存データを活用して、大学等の研究機関と共同で藻場再生に向けた取り組みを始めている。磯焼け防止を考慮したウニの資源管理など。#ESJ63W05
2016-03-21 19:22:18
志津川ネイチャーセンター復旧への課題。地盤かさあげ、運営費、人材、研究者活用体制、標本の管理など。活動への理解・共感を得るには、外から情報を採り入れることが必要。#ESJ63W05
2016-03-21 19:24:26
1000年に1回の津波からも沿岸生態系は今まで自ら回復してきたはずだが、今行われている膨大な盛り土によるかさ上げは、過去に自然が経験したことのない環境改変だろう。自然を記録する活動が、政策に反映されるしくみを作りたい。#ESJ63W05
2016-03-21 19:29:48
博物館の生態学、宮城植物の会の杉山さんが震災絡みでちゃんと標本をつくった理由は印象的。 ・標本の社会的重要性を教わっていた ・標本展に関わっていた ・誤同定があっても再検証できる ・専門家に同定をお願いできる ・標本を保管する場所が身近にあった とても示唆的なスライドでした。
2016-03-22 00:30:01