機動戦士ガンダムF91の小説を富野監督が書いた→シーブックがセシリーのお尻の下で死亡するENDだった 乱世の宰相馮道(ふうどう)から考察する宇宙世紀の歴史

F91のヒロイン・セシリーは、五朝八姓十一君に仕えた中国の五代十国時代の政治家「馮道(ふうどう」のような人物で、「裏切り者」の代名詞なんですね。正確に言うと、子育てに疲れていた当時の富野監督が、娘には俺を裏切って捨てて、自由に生きてほしいと心から願って、この作品をつくったということ
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巫俊(ふしゅん) @fushunia

富野 由悠季 『「ガンダム」の家族論 』(ワニブックスPLUS新書、2011年) という新書が出版されてますね。家族論というテーマで、主にF91について富野さんが語っています。

2016-04-01 12:59:18
巫俊(ふしゅん) @fushunia

nicovideo.jp/watch/sm245234… F91の戦闘BGMはこれが一番好きです。

2016-04-01 14:10:53
巫俊(ふしゅん) @fushunia

はっ、このロナ家家族の肖像画は・・右にいる優しそうなオジサンがカロッゾ。のちの鉄仮面です。娘のセシリーの肩を抱いている。

2016-04-01 14:13:26
巫俊(ふしゅん) @fushunia

youtube.com/watch?v=yyrlSp… F91の主題歌の「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」ですが、何回聴いてもこれ、失恋の歌ですよね正確に言えば主人公死亡END。富野監督が書いた小説版機動戦士ガンダムF91では、シーブックがセシリーのお尻の下で死亡する

2016-03-31 21:45:22
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セシリーのお尻の下で死亡

巫俊(ふしゅん) @fushunia

シーブックが、F91のコクピットにセシリーを乗せるんだけど、セシリーがシーブックの膝の上にすわっているもんだからラフレシアとの戦闘で揺れる激しいGに耐えられなくて、シーブックの全身の骨がバキバキに折れた小説版のEND。マジです。

2016-03-31 21:47:26
巫俊(ふしゅん) @fushunia

@mathew_longbow セシリーのビギナギナは破壊されてたから、仕方ないようなw

2016-03-31 21:52:44
Mathew Longbow @mathew_longbow

@fushunia 無理やり主人公を殺そうとしているのかも知れませんが、ちょっと無理のあるストーリー展開ですねえw

2016-03-31 21:55:22
まめ@史記人物大好きクリエイター @mamesiba195

@fushunia  本当に死ぬんですか? シーブック。初耳です。

2016-03-31 21:50:34

とても助からないような描写でした。

巫俊(ふしゅん) @fushunia

@mamesiba195はい。 私の子どものときは、ガンダムといったら、富野さんが書いた小説のことでした。VHSが高くて、レンタルも1つ400円だから、中学生に買えるのは文庫版の小説だけだったんですよね。小説はどれも衝撃のラストですよ(笑)富野監督の殺人衝動が100パーセントで

2016-03-31 21:55:24
まめ@史記人物大好きクリエイター @mamesiba195

@fushunia ひでえ。バーニィが小説では生きていたのを知ってうれしかったのですが、あれは少数派なんですね。

2016-03-31 21:59:08
巫俊(ふしゅん) @fushunia

たぶん、富野監督はシーブックをカミーユのように(というより、アムロか)殺害してしまうつもりだったんだけど、周りから猛反対されてできなかったんだよね。映画F91が予定していたテレビシリーズの序盤という設定だから、シーブックは生かされていただけ

2016-03-31 21:49:45
巫俊(ふしゅん) @fushunia

小説版F91では、シーブックとセシリーの出会いも描かれていて、2人がひじをすり合わせながら自転車をこいだり、必見ではあります(^^;あと、小説版のZの終盤は、読んでる私が精神狂いそうになるくらい、気持ち悪いです。 twitter.com/mamesiba195/st…

2016-03-31 22:09:52
まめ@史記人物大好きクリエイター @mamesiba195

@fushunia Zの小説は、最後のシャア無双は聞いていたのですが、そんな展開とは。確かにシーブックが死んでいないと、「凱旋だ」という台詞はしっくりいきませんしね

2016-03-31 22:19:22

セシリーは男を不幸にする

巫俊(ふしゅん) @fushunia

でも、セシリーってのは、男を不幸にする女性なんですよね。思い出してみてください。序盤をシーブックを裏切ってクロスボーンのパイロットになり、再開した母を侮蔑して捨てる祖父を裏切って再びシーブックに寝返り、最後に父親を殺害して、小説版ではシーブックも尻の下で殺す。

2016-03-31 22:13:40
Hoehoe @baisetusai

@fushunia 育ての父「ワイは・・・」

2016-03-31 22:18:55
巫俊(ふしゅん) @fushunia

何か忘れていると思っていたら、セシリーの養父を忘れてました(汗) twitter.com/baisetusai/sta…

2016-03-31 22:19:57

セシリーは「生まれからの自由」を象徴している女性。

巫俊(ふしゅん) @fushunia

富野監督って、娘さんを束縛しそうだもんなぁ。解決する方法は、俺を殺してでていけということ。それが鉄仮面の真の姿。

2016-03-31 22:18:52
巫俊(ふしゅん) @fushunia

F91のヒロイン・セシリーは、五朝八姓十一君に仕えた中国の五代十国時代の政治家「馮道(ふうどう」のような人物で、裏切り者の代名詞なんですね。正確に言うと、子育てに疲れていた当時の富野監督が、娘には俺を裏切って捨てて、自由に生きてほしいと心から願って、この作品をつくったということ

2016-03-31 22:16:20

馮道は、20世紀になって再評価された人物です。それまでは「裏切り者」の宰相でした。

乱世の時代にあって、主君が次々と死んでいって政変が起こっていく中、文官の最高位者として政権に踏みとどまり、民政を支えた仁孝の宰相が馮道でした。

ガンダムで言えば、地球連邦と和平条約を調印したジオン公国の首相のダルシア・バハロみたいな人ですね。彼がザビ家に抵抗しなかったことを後世に非難されるとすれば、馮道に少し似ている。