「ようこそ、手遅れの異世界へ！」レビュー
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ko_yo_ko_yo
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アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
さて、nijin氏作「ようこそ、手遅れの異世界へ！」のレビューを始めさせていただこう タグはこちら→ #teokure_w を使っていくので適宜使い分けをしてくれ
2016-04-02 21:54:56
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
遂に投稿されたnijin氏の自作小説「ようこそ、手遅れの異世界へ！」を二章プロローグまで読んだのだが、結論から言わせてもらうと非常に”好み”な作品に仕上がっていた。 #teokure_w
2016-04-02 21:56:36
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
どう好みかはこれから語るとして、今ここで言えるのは自分を愛してやまぬ者には必ず刺さる作品であるという事だけだ。#teokure_w
2016-04-02 21:57:10
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
本作は中世ヨーロッパ的な世界観を持つ異世界「トール王国」に転生した運命に遅刻した主人公”一悠人”（にのまえゆうじん） が、転生時のチート能力と現代日本での知識を武器に、パーティーを組んだ盗賊娘達と悪事に励む…ってな感じの物語、所謂一つの異世界転生ものだ。#teokure_w
2016-04-02 21:58:11
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
こういった異世界転生ものにチート能力はつきものだが、このチート能力が彼の順風満帆だったはずの勇者ライフの足を引っ張る…どころか地の底まで引きずり落とすことになるのだが、まぁ地の底には地の底なりの楽しみがあるものだ。#teokure_w
2016-04-02 21:58:43
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
そんな主人公一悠人だが、この男狡い、とにかく狡い。利己的でその上努力嫌い、ヘラヘラしたまま平気で嘘をつきおまけにセクハラまでお手の物。控えめに言っても最低な性格の彼だが、時折出る何気ない言葉がヒロイン達の胸を打ったり打たなかったりする、そんな男だ。#teokure_w
2016-04-02 21:59:21
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
そんな彼の活躍は勿論見所の一つだが、彼に振り回されるヒロイン達にも同じくらい注目して頂きたい。#teokure_w
2016-04-02 22:00:33
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
さて、本作を”好み”な作品と表現した理由についてだが、一言で表現してしまうなら作者の色が濃く出ている作品であるからだ。言い換えてしまえばアクが強いとも言える。人を選ぶ作品ではあるが、それ故刺さる人にはとことん刺さる作品であり、事実私には刺さった。#teokure_w
2016-04-02 22:01:16
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
何故刺さったかと言えば、作者の持つ世界観を本作を読む以前から知っていたからであり、Twitterアカウント”nijin”のツイートを今まで見てきた事が前提にある。#teokure_w
2016-04-02 22:02:06
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
というのも、本作のセリフやキャラ設定はTwitter上で彼が投稿していたものがそのまま使われている箇所が多々あり、彼のツイートを知っている事がそのまま作品への理解度に貢献してくれている。#teokure_w
2016-04-02 22:02:38
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
作中の言葉で表すならチートと言ってもいいだろう、砕いて言ってしまえば贔屓だ。実際、Twitter上での彼を知らなければ、本作を読む事すら無かっただろうから、この点は非常に大きいと言える。#teokure_w
2016-04-02 22:03:00
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
しかし、作者の世界観を事前に知っていたからという理由だけで作品を評価するのはあまりに稚拙だ。そもそも事前知識の有無など問題にならないくらい、本作は単体で十二分の魅力を発揮している。#teokure_w
2016-04-02 22:03:32
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
弾むような掛け合いのテンポが非常に心地良く、ブラック寄りのジョークも良いスパイスとなっている。少々クセのある言い回しではあるが、むしろそれがキャラクターの存在感を強め、読者の理解を手助けしてくれる。 #teokure_w
2016-04-02 22:04:31
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
特に8話のチスイコウモリの話がいい例だろう、ここの勢いは凄い。主人公の語りから、思わず作者の内面が透けて見えてきそうな程の勢いと説得力がある。必見のシーンの一つと言っても過言ではないだろう。 #teokure_w
2016-04-02 22:04:47
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
二つ目は文章の巧みさだ。ここで一つ断わっておきたいのだが、私はなろうの小説を読むのがこれが初めてなので、なろう全体の文章レベルと比較した上での評価は下せない。その上で語らせてもらうが、まずストーリーの組み立てが上手い。 #teokure_w
2016-04-02 22:05:07
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
伏線というには大仰なちょっとした要素でも、終盤に必ずに回収する緻密さは流石と言わざるを得ない。 #teokure_w
2016-04-02 22:05:39
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
また風景描写も上手い。そこがどんな所で、どんな街で、どんな人々が生きているのかがまっすぐこちらに伝わってくるので、上記のキャラクターの存在感と合わせて、脳内で映像を組み立てることを容易にしている。 #teokure_w
2016-04-02 22:06:29
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
もし映像化されるような事があれば、脳内で思い描いた映像と見比べて間違い探しでもしたいくらいだ。 #teokure_w
2016-04-02 22:06:57
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
街や人々、その土地の文化を表現する細かい描写は作中の世界を読者に理解させるための重要な要素であり、異世界ものともなれば尚更気を付けなければならない部分だが、本作はそういったハードルを感じさせる事なく、まるで当然の如く読者への理解を促してくれている。 #teokure_w
2016-04-02 22:07:25
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
さてまあ、ここまでベタベタに褒めまくってきた訳だが不満点が一切ないわけではない。文章は巧みだし引き込まれるものはあるが、時折読んでいて引っかかりを感じていた。原因は幕間の多さだ。 #teokure_w
2016-04-02 22:08:20
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
メインのタイムラインを読み進めたい所にひょっこり幕間が現れてくるもんだから、話の腰を折られたように感じてしまう。勿論、幕間も作品を彩る重要な一要素であり、実際幕間で登場したキャラクターが後の展開で絡んでくる事は多々あった。 #teokure_w
2016-04-02 22:08:59
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
登場人物も少ない方ではないので致し方ないとも思うが、内容を一度にまとめるなどして、間隔をあけてくれるともう少し読みやすいだろうなと感じた。 #teokure_w
2016-04-02 22:09:31
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
あとこれは一人で執筆している以上仕方のない事なのだが、誤脱が散見された。とは言え私が確認できたのは3箇所程度だったので、全体の文章量から考えれば当然とも言える量だ。 #teokure_w
2016-04-02 22:10:04
アメイジング・スライムオナニーマン
@ko_yo_ko_yo
しかし、ここに列挙するわけにも行かないので後日改めて、何らかの手段で伝えるとしよう。何せ私もチスイコウモリなのだ、自己の利益にならないような事を親切心でやるような男ではない。 #teokure_w
2016-04-02 22:10:34