モーメンタムのコーヒーバイクに見るこだわりと、新しい自転車ライフのすすめ　by宮尾岳

宮尾岳 @GAKUJIRA

今日30日は月刊OURSの発売日！ 今回のアオバは、特別にネタ自転車を同時公開しちゃいます。 この自転車は、あなたのライフスタイルを変えてしまうかもしれない。 『モーメンタム　i Need Street』 pic.twitter.com/P7OwTaOPKX

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そして今回はもう一つ。 この自転車にはフレーム一体式のリアキャリアが装備されていますが それにジャストフィットの！ バッグを製作してみました。　　 作ってくれたのは「グーワタナベ」 吉祥寺にある、手作りバッグのお店です。 pic.twitter.com/r58HOQE7Yx

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防犯用のU字ロック。　 丈夫で防犯性が高いのはいいけど 使ってない時はかさばるし、固いし重いし、どーすんの？ ってな問題も、フレームのここにセット。 ガタつき防止の受け金具が直付けされ、ワンタッチ&確実に固定。 pic.twitter.com/hcQsIy9QU5

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もちろん、カッコだけでなく 自転車の基本性能もしっかりしてます。 泥除け、チェーンケース(これがまたスマート！) スタンドまでフル装備で14キロ弱。 んでお値段がーーー 驚愕の4諭吉！(わずかに出る) このコストパフォーマンスは凄いやー。

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さて、本日は本当の30日！ 今日発売のOURS5月号のアオバは 昨日お知らせした通りの ちょっと個性的なクロスバイク。 pic.twitter.com/kkA5MnruWR

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実は今回のモーメンタム。 連載始まって初の(？) アオバでは「扱えない」自転車です。 それでも　しゃしゃり出ちゃうのがアオバちゃん。 pic.twitter.com/3q2OovlBoK

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ここは、並木橋公園のモデルとなった某公園。 新緑の季節が待ちどうしい。 コーヒー・バイクは、こんなとこが似合います。 pic.twitter.com/VRIXwXX56D

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モーメンタム　コーヒー・バイク その最大の売りである「タンブラー　ラック」だが、これはかなり試行錯誤の上で設計されている。 コーヒーを、フレームに差し込むのではなく、中空に吊るしたようにケージが取り囲む。地味だけど良い仕事。 pic.twitter.com/r7tR3NKQXD

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モーメンタムの個性的なフレームワーク。 これがただ「変わったカタチで人目を引く」ではなく、求める機能がまずあり　それをデザインで具現化している。 あえてフレームと一体にしたキャリアは、スマートなのに力強い。 pic.twitter.com/D3oi3erQFz

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これほど凝った設計のアルミフレームなら、完成車で8万越えてきても不思議じゃない。 だが、このモーメンタムは その半額で出て来た。 「手に入る価格のものにこそ、良いデザインを」 人を幸せにするのは、作り手の理想と、それをあきらめない心だ。

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モーメンタム細部。 このチェーンケース。 いや、ケースとは呼べないか。 どんなにフレームワークがかっこよくても、多段変速をカバーするどでかいドン臭いケースが付いてはブチ壊し。 シートステイの止めネジが、裏側からの隠し止め。 pic.twitter.com/bKPkGf0pHx

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モーメンタム細部。 この小さな黒い直付けされた金具。 最初展示されてるの見ても何だか分からなかったよ。 U字ロックホルダーと知り 「このフレームだからこそ(トップチューブが細身の2本)実現出来た止め方だ」と、目からウロコ。 pic.twitter.com/VQX2P559D7

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モーメンタム細部。 25キロまで積載可能なリアキャリアには専用の、3本のかなり丈夫で伸縮するストラップが標準装備。 今回グーワタナベでバッグを作ろうとなったのは、シルバーの金具を見て「これ生かせるんじゃないか？」と。 pic.twitter.com/17XGj59ktd

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ストラップのワンタッチ止め金具。 引っ掛ける側も受ける側も、かなり固く強度のあるアルミ製。 ハブシャフトの止めナットが、綺麗にメッキされた金属製の袋ナット。 ここを普通のプラキャップですまさないのが美意識。 pic.twitter.com/tGWJiObbpY

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今僕が解説したモーメンタムの細部は、おそらくこの自転車を買う人たちは全く気にも止めないトコだ。 「すっごーい　こんなトコまで凝ってるー」なんてセリフを聞きたくて作っているのでは無い。 「でも、オレはこうでなきゃヤダ」って誰かの意志。

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このモーメンタムをしみじみ眺めて僕は「あれ？これと同じ感覚を前に受けたぞ」と。 実はモーメンタムの母体はホダカ自転車。　つまり「コーダーブルーム」を作ってる会社だ。 コーダーブルームも「求められる機能を全部叶え、なおかつスポーティーでスマート　そして低価格」を実現した。

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ページの都合で紹介出来なかったが、グーワタナベにはこういう振り分け式のパニアバッグもあります。 これはモーメンタム用に作ったのではなく、グーワタナベの標準モデル。でも、このフィット感。 これなら3泊ツーリングくらい出来ちゃうよー。 pic.twitter.com/KSRlwqg4Ji

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後ろから。 デザインや色は、どのようにも変更可能なのはハンドメイドのオーダーならでは。 グーワタナベの伯父さんは、あなたの理想をカタチにしてくれる　笑顔の素敵な職人さんです。 pic.twitter.com/VfB6nxoFn9

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今回のモーメンタムのレポートに、色々な反応があり楽しい。 で、肝心なことを書き忘れてました。 自転車の性能そのものです。 これに関しては「ごく普通のクロスバイクです」かな。 高級なコンポは何一つ付いてませんが、スムーズに転がり、正確に変速します。

宮尾岳 @GAKUJIRA

また、カスタムしたいなーとの要求にも 基本がアルミフレームのクロスバイクですから、ブレーキや変速関係のチューンナップは簡単。 ティアグラやデオーレで十分だと思います。 今のままでも安っぽく見えないのは「光り物の質感」に統一感があるからてす。

宮尾岳 @GAKUJIRA

僕はアオバで自転車を紹介する時には、なるべく先入観は持たないようにしている。 そのメーカーがメジャーだろうがマイナーだろうが関係ない。 この自転車は、誰かを幸せにしてくれるだろうか？ それが　ほぼ全て。

宮尾岳 @GAKUJIRA

モーメンタムの公式Twitterで、今回のアオバを紹介してもらえたよ。 嬉しいねえ。 　今回のモーメンタムは埼玉サイクルエキスポではじめて実車を見て、「これは描かないと」と即決したんだ。 pic.twitter.com/GR4AN4K3xZ

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宮尾岳 @GAKUJIRA

こういう自転車は、カタログの横位置写真からは　その良さが伝わらない。 このアングルからは、この自転車がひとつの統一されたデザインで貫かれているのが分かる。 泥焼けステー、チェーンケース、リアキャリアを共色にする意味がある。 pic.twitter.com/r0IfAok4tc

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宮尾岳 @GAKUJIRA

とにかくこれは、多角的に そして、カラーで(すごく大事) 紹介せねばと。 今回実車画像をネタバレ覚悟で、漫画と同時にたくさんあげたのは、そういう意味なんだ。 実車はもっとインパクトあるぞ。