子供の頃から漫画とアニメに首までドップリ浸っていた私が今のところ犯罪者にならずに済んでいるのは、これはやはり、「漫画やアニメを観ていたから
自サイトで虚航船団の同人マンガとか海外同人コミックの翻訳とかやってました。発語訓練(by小林信彦)の一環として、今更ながらtwitter始めてみました。
よく、「漫画やアニメが現実の犯罪に影響を与えるわけがない」という論調があるじゃない。あれは嘘だと思う。宗教や思想で同じことができるのに、漫画やアニメだけできない筈はない。
2016-04-01 22:44:42で、子供の頃から漫画とアニメに首までドップリ浸っていた私が今のところ犯罪者にならずに済んでいるのは、これはやはり、「漫画やアニメを観ていたから」。これに尽きる。
2016-04-01 22:45:07私の好きな永野のりこ氏の『ハネムーン・プラネット』という漫画があって、その中の短篇に、初期の永野氏の定番の、「根暗でウジウジした青年が女の子を拉致監禁する妄想に耽る」という、規制が今より二回りほど厳しくなれば真っ先に規制されそうなマンガがある。
2016-04-01 22:45:45その話の主人公は、街で見かけた自分好みの女の子を妄想に耽りながらこっそり付け回しているうちに、車にはねられそうになった女の子を助けて、なりゆきで彼女の家まで送っていくことになる。 pic.twitter.com/fxXIBuElTJ
2016-04-01 22:47:00そして女の子の家を訪れることで、「自分が妄想の対象にしていた女の子にも家族がいて、人生がある」という、今まで考えもしなかった、当たり前の事実に気付くのである。 pic.twitter.com/nQjRwdWkOl
2016-04-01 22:48:08
@kasuga391 @yumeko_ex 罪からかどうかはともかく、自殺を思いとどまって新しい人生を探すヒントをもらったことは、私自身の体験としてあります。以下は実話。今でも著者2人に感謝しています。 twitter.com/Hideyuki_TSUJI…
2016-04-02 18:14:24『サルまん』の中にマンガ家のかかる「芸術」という重症の病気の話があった。偶然、当時の私は、近縁種の重病「学問」に罹患中。「ここではマトモな研究はできない」と、超巨大企業の研究所を退社。作中の竹熊氏の「偉い人に受けたいだけなのだ」の言葉を胸に刺しつつの決意。後悔はない。感謝している
2016-01-15 18:13:59@Hideyuki_TSUJI @yumeko_ex 漫画やアニメには悪影響もあるかもしれませんが、一方で漫画やアニメで救われてる人間も確実にいる筈なんですよね。
2016-04-03 23:08:44@kasuga391 @yumeko_ex 少なくとも、私は、死なないですみ、多少なりとも人の役に経ちました。本当の話。 同時期に、ビッグ錠さんの読み切りだと思うのですが、新入社員サラリーマンが取引先で失敗し、そこの社長さんから教え諭されるという話も読んで、やはり心に残っています
2016-04-03 23:14:12@kasuga391 @yumeko_ex 「これは、いい話なのか悪い話なのか紹介に迷う実例」ですが、海外で戦闘に送り込まれたアメリカ兵が、気晴らしに日本の日常系アニメを見続け、「日本のアニメがなかったら、私は発狂して死んでいた」と、真顔でいう人もいたり・・・ あるいは(続)
2016-04-03 23:59:48@kasuga391 @yumeko_ex これもあくまで伝聞情報ですが、『日本の漫画のスペイン語訳版を買うお金をためるため』に、「麻薬をやめてしまった」メキシコ人なんて話も・・・ で、それが、こういう冗談にもなりったりしますが。 twitter.com/Hideyuki_TSUJI…
2016-04-04 00:03:27アメリカンジョークの定型パターンのひとつに「何々は麻薬に似ているが、一つだけ大きな違いがある・・・」というのがある。今日、海外のイラスト掲示板を見ていて思った。 ★萌え絵は麻薬に似た中毒性があるが、一つだけ麻薬と大きな違いがある。それは、麻薬中毒は治療可能だという点だ★手遅れね…
2015-11-11 22:59:42
『サルまん』の中にマンガ家のかかる「芸術」という重症の病気の話があった。偶然、当時の私は、近縁種の重病「学問」に罹患中。「ここではマトモな研究はできない」と、超巨大企業の研究所を退社。作中の竹熊氏の「偉い人に受けたいだけなのだ」の言葉を胸に刺しつつの決意。後悔はない。感謝している
2016-01-15 18:13:59@kentaro666 『はい(断言)』あの中の『偉い人に褒められたいだけなのだ!」は、本当に、強烈に今でもあの画面のコマの『芸術」写真とともに目に焼き付いています。あれで自覚できたんです、「自分が何を求めて学術研究をするべきか」が。もちろん、偉い人に褒められたい(続く)
2016-01-15 18:36:08@kentaro666 3.そういう欲望もいっぱいありました。で、その欲望を優先するなら、有名巨大企業の研究員という肩書は、絶対に捨てられません。なんだかんだ言って、みんな名刺で研究価値を判断しますからね。でも、そうじゃないんだとわかってしまえば、もう会社に未練はないと。(感謝)
2016-01-15 18:38:20@kentaro666 4.あ、そうだ、もしかして気に病まれることがあるの行けないので、一点重要な事実を補足しておきます。「転職先での年収や待遇は悪化していません。」決して「学問に身を投じて赤貧にあえぐ~」とまで鬼気迫る話ではないのです。でも、自分の考えを整理する重要な紙面でした
2016-01-15 18:53:35@kentaro666 5.ちなみに、1991年8月のことでした。正直な話、まだまだ日本がバブルの余熱に浮かれていた時代だったからこそできたこと。現在の若い人から見れば「ふざけるな、馬鹿野郎!」と、あの作中の竹熊氏のような形相で、私は殴りつけられて当然だったかも。私はホントに幸運
2016-01-15 20:28:46
カスガ様、まんがへのあたたかいお言葉うれしく勿体なく、本当にどうもありがとう御座います!まんがの意図、願いを、言葉にはできませんが、「読んでくださった方が、現実の世界で、人の中で幸福に在ってくださることがこのうえなく嬉しい」、ということだけは確かです。 @kasuga391
2016-04-03 20:33:40@dempaantenna あああ、こちらこそ返信ありがとうございます! 140字では語り尽くませんが、『すげこま君』の最後の二巻の「漫画の中の誰ひとりとして暗闇の中で不幸なまま放置すまい」という展開は、たとえ虚構ではあっても、確実に現実の中で生きる力を私に与えてくださいました。
2016-04-03 23:05:06