黒兎そよさんのTRPGシステム紹介

黒兎そよ @katatumuri

どのシステムも一長一短あって実に面白い。 そういうのを2ツイートくらいで最近紹介しています。

黒兎そよ @katatumuri

[アリアンロッドＲＰＧ２Ｅ] ＦＥＡＲゲーとしてかなり完成されたシステム。スキル組み合わせは定石もあるが、多様性もあるのでキャラメイク好きには良い。フェイトによる判定の振りなおしなど、ＰＣが活躍しやすく負けづらいのが特徴。 世界観もゲーム的で分かりやすいのが初心者にもお勧め。

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ＰＣの立ち位置は、著者の傾向からもヒロイック路線が強い。世界の危機を救おう。 ファンタジーのお約束ともいえる神への信仰や国家なども実は凝っているのだが、あまり生かされたリプレイ作品を見ないのが残念。独自の暦や曜日などの設定もあるので細かいコラム部分も知るとおもしろいだろう。

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[ソードワールド２．０] グループＳＮＥの王道国産ＴＲＰＧの後継。剣と魔法の異世界ファンタジーを地でいきつつ、昨今の失われた過去文明として機械的なものも登場する。 ＰＣは多様な技能とともに膨大な種族を遊べるのが魅力。システムは２Ｄで判定するが、一部にレーティング表を用いる。

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データ面は煩雑のようで、一定の法則があるので慣れれば容易い。 世界観がいい意味で泥臭く、ＰＣが低レベルではわりと死と隣り合わせなのが良い。個人的には「穢れ」に対する差別観が魅力。 差別や迫害されるＰＣを遊び、その価値観の違いをどうＲＰに繋げるか、シナリオにどれだけ生かせるかが肝。

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[ログホライズンＲＰＧ] 原作小説、アニメとソシャゲ展開などメディアミックスされているＴＲＰＧ作品。ＭＭＯゲーマーたちがゲームに似た異世界へ閉じ込められてしまった世界観。 ＭＭＯライクなゲームデザイン。ヘイト管理で敵の行動パターンを読みきるという理詰め戦闘もなかなかに乙。

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原作モノというと昔は倦厭されたりもしたが、オフィシャルのサポートも篤く。ウェブ上でのシナリオやコラムなどは、システムを問わずにＴＲＰＧ参考文献となる辺りが私的には高評価。 ソシャゲもだが原作を交えつつもそれ超えた独自の世界観を追求していくとこそがこのゲームの醍醐味になるのでは？

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[グランクレスト] レッドドラゴンＲＰＦにも協力していたチームバレルロールによる戦記モノＴＲＰＧ。 個別の戦闘だけでなく、マスコンバットという軍略戦闘拡張ルールがある。また王国運営のシステムでもある。 個人的に驚いたのはなんとこのゲームにはファンブルがない。

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混沌と呼ばれる異常によって蝕まれている世界で、それを平定できるロードが君主となり国を治める。君主はクレストと呼ばれる聖印を持ち、その奪い合いが行われている。 混沌は怪物や異世界の投影を行うため、エルフや悪魔、機械や伝説など節操無いファンタジーが行えるのが実は肝だったりする。

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[迷宮キングダム] 冒険企画局の王国経営異色ファンタジー。まよキン。 ＰＬや国王、大臣、神官、騎士など国の役職を持つランドメイカーとなる。 ゲームは大きく分けて王国経営とダンジョン探索で構成され、冒企の十八番であるチャート表で大惨事に見舞われるのが醍醐味だろう。

黒兎そよ @katatumuri

国の経営も建物を建てたり、配置できるのでキャンペーンプレイをして巨大な国を作り上げると感慨深いだろう。また、世界観もトンデモファンタジーなのでドキドキする。 キャラクターのスキルやアイテム、エネミー、国の建物などデータがカードでレイアウトされているのが個人的に超評価。

黒兎そよ @katatumuri

[りゅうたま] 絶版マンガ図書館でも読める旅するファンタジー。 システムは能力値に等しい多面体ダイスを使う。能力が４ならＤ４、６ならＤ６というように。 旅と生活という部分に着目しているだけあって、旅装、食料や水などのデータがポイントとなる。保存食を作るための魔法などもある。

黒兎そよ @katatumuri

ほのぼのとした世界観とはうらはらに、旅の道中の天候などで疲弊し、死にそうになることも多く。一部では「ほのぼのシビア」ＲＰＧと言われたり。 ＰＣは人のほかにコネコゴブリンという猫人が存在しており、この種族もなかなかにシビアな設定がされている。 ちなみにＧＭが竜であるのが良い。

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[小さな勇者のRPG ウタカゼ] 可愛い小人の勇者となって冒険しよう。 小人のコビット族やリス族やカエル族など小動物に似た種族が文明を築いている御伽噺のような世界観。迫る虚無という脅威から皆を救える「歌風」の力をもったウタカゼにＰＣはなるほのぼのファンタジーＴＲＰＧ

黒兎そよ @katatumuri

判定システムはゾロ目が出れば成功というシンプルなもの。しかし、狙ってゾロ目にできないことは多い。そんな時はクリティカルコールをすることで、事前に決めたダイス目が判定で出れば成功になる。ほのぼのとしていながらゲーム面も興味深い。 個人的にキャラシ－トが可愛いのはポイント高！

黒兎そよ @katatumuri

[セイクリッドドラグーン] 　竜脈使いとなったＰＣで世界の危機を救うファンタジー。 　とにかく、竜脈というダイスをプールしておくシステムが面白い。判定は２Ｄ６で行うが、その際にプールしておいた竜脈のダイスと交換が出来る。高い目と交換して判定を成功させるのも定石だが…

黒兎そよ @katatumuri

自分のアビリティを使うためには、プールしたダイスをコストとして消費する必要があるため、特定のダイス目は残さなくてはならないのが肝。パズル的要素があって面白い。 そのシステムは「神我狩」へと受け継がれている。個人的にはかなり推し。

黒兎そよ @katatumuri

[エンドブレイカー] 　新時代を告げる超高速ＴＲＰＧ！ 　システムが軽い。ＰＬのセッションにおける目的が明確。と長時間なセッションイメージを一気に短くした作品。 ＰＢＷでの展開でサプリメントを追加すると別次元のシステムとなり奥行きがある。 残念ながらＴＲＰＧとしての知名度低い。

黒兎そよ @katatumuri

世界観はファンタジア。不幸な運命を幻視できるＰＬたちが、その運命を覆すために戦う。 非常に分かりやすい。 なんと言ってもダブルトリガーという１の目が出たらダイスを1個追加して振り直していくのが特徴。他のゲームなら１ゾロはファンブルだが、このゲームは違う！ ピンチをチャンスに！

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[異世界戦記カオスフレア] Role&RoleとFEARのコラボ作品。様々な世界観を併せ持つ異世界クロスオーバーファンタジー。 ファンタジー世界であるオリジンに、別の"異世界"たちが侵略してきたという雑多で節操がないのが魅力。異世界転位した地球人とか当たり前に遊べる。

黒兎そよ @katatumuri

システムはFEARフォーマット。 特徴的なのはダイスとあわせてフレア（トランプ）を使う事だろう。このフレアは判定や強力な能力のコストになると共に、他者のロールプレイの評価リソースでもある。 その為、PLたちの良いロールプレイを後押しする事になる。