- ElementaryGard
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1)小学校国語の教科書を閲覧してきました。小学校では国語の時間がぶっちぎりにたくさん用意されてるって皆さん知ってましたか。あるいは覚えていますか。私は忘れていました。
2016-04-04 16:10:562)文部科学省の資料から mext.go.jp/b_menu/shingi/… 六年間で国語が1,377時間。第二位の算数でさえ869時間です。音楽と図画工作が同時第三位で358時間。
2016-04-04 16:13:403)さて今日目を通してきたのは小三と小四の国語の教科書。光村図書。『ごんぎつね』は小四の下巻で登場。ちなみに小1~4では上下巻にわかれ、5年以降は一冊に。
2016-04-04 16:15:556)国語辞典の使い方を教わります。 pic.twitter.com/ZYeRvXDcQT
2016-04-04 16:20:387)思いつくままにうんちくを語ります。日本語文法が生まれたきっかけは、明治期に国語辞典が編まれたことです。
2016-04-04 16:21:428)こんな風です。bs-tbs.co.jp/retsuden/bknm/… 辞書にことばを収めるにあたって苦労sいたのは、日本語の場合どこからどこまでを「単語」として区切ればいいのか、そしてどう分類するのか、当時はうまいシステムがなかったことです。
2016-04-04 16:25:139)「食べる」と「食べさせる」は同じ単語なのか、それとも違う単語と解釈すべきなのか?どういうルールでその判断をすべきなのか?こういう難題が待ち構えた。
2016-04-04 16:26:0710)国語辞典は欧米の国々にとって国家の威信を示す格好のアイテムでした。自分たちの使っていることばがいかに精密であるかを示すことで、文明国としての誇りを見せつけようとした。
2016-04-04 17:07:5011)辞書の使い方から日本語文法の話に持っていくのはうまい。 pic.twitter.com/Lczc5bjRfc
2016-04-04 17:10:1212)活用形登場。小3の教科書です。 pic.twitter.com/wUdgH6Y7cX
2016-04-04 17:11:2114)ただここから先には進まない。少しページを置いて、再び文法の話が始まる。 pic.twitter.com/zi2xQFaoRg
2016-04-04 17:13:1415)たぶん教科書作成チームはこれを日本語文法の話とは思っていなかったはずです。それでも私には日本語のテクノロジーの基礎に上手に生徒を導いているように思える。
2016-04-04 17:14:4816)「あっかわいい」の解釈がこの二人で違うという、ありそうなお話。要するに日本語は動詞や形容詞オンリーでとりあえず文ができてしまう点が世界でも珍しい、そういう言語だってことです。 pic.twitter.com/6Ro24ynqY0
2016-04-04 17:16:4917)ここで英語やほかの言語ではこういうことは起きない(起きにくい)ことを生徒にお話してあげられると、中学に上がってから英語の授業でぐっと生きてくるのですが。
2016-04-04 17:17:5818)主語がまずあって、それが木の幹となって、やがて「かわいい」とか「強い」とか「走る」などが枝分かれしていく。それが世界のたいていの言語のメカニズム。日本語は違う。まず「かわいい」や「走る」等の動詞や形容詞が幹になって、そこから枝分かれしていく。
2016-04-04 17:19:4319)そういう話を切り出すチャンスなのに、そうしていないのがくちおし。 pic.twitter.com/jIMS0SMKGJ
2016-04-04 17:24:0120)「漢字のひろば」と銘打っているけれど実態は接続詞のお話。 pic.twitter.com/tnYfMCtfRg
2016-04-04 17:26:3321)教科書の終わりのほう、だったかな。ひとにものをせつめいするときに知っておくと使えるたんご集。 pic.twitter.com/zPa7wmGfnq
2016-04-04 21:17:2324)小3国語の教科書上巻のもくじも紹介しておきます。 pic.twitter.com/FmCoVkzLfZ
2016-04-04 21:20:29