【ラブライブ!】μ'sファイナルライブ感想まとめ。― μ'sとは「信じる」こと
- momorin_cloverZ
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最大限の感謝の気持ちを込めて、いまこの時点で言葉にできることだけ、ファイナルライブの感想を残していってみたいと思います
2016-04-04 20:54:44東京ドームという舞台
ライブ冒頭、これまでのライブ会場をハートが巡っていき東京ドームにたどり着いたとき、最後にこんな舞台まで連れてきてもらえた感謝と、変わらずにきたひとつの心を感じて、最後の舞台はここしかない、と信じることができました。#lovelive pic.twitter.com/E53mdcdyDy
2016-04-04 21:04:27自分にとっては2013年のNYライブがμ’sのライブの原点だったので、再びこの場所に、しかもあのときは叶わなかった9人で舞台に立つ姿を、ホールを見下ろす隣の広大なドームで見ることができて、その因縁にも感動しました。#lovelive pic.twitter.com/xiBb9r8NPB
2016-04-04 21:07:20遠くなっても近くに感じたのは、μ'sが大きくなったから
ファイナルライブでは、μ’sをとても近く感じたのが印象的でした。それはもちろん東京ドームという場所や、客席を巡る今回の舞台構成の影響もあるでしょうが、近く感じた原因はそれだけではないように思います。それ以上に、μ’sが大きくなった、ということなんだと思いました。#lovelive
2016-04-04 21:12:56東京ドームという広大な場所でも、遠くに立つメンバーひとりひとりの手の先から足の先まで、その動きが、その存在感がはっきりと見えたのは、μ’sという存在がそれだけ大きくなったからなのだと思います。それは言い換えれば、μ’sであることへの自信、でもあるように思います。#lovelive
2016-04-04 21:17:23たとえば紅白とか、東京ドームとか、信じられないような大舞台は、少なからずファンにとっても物怖じするものだと思います。それでもμ’sがはっきりと、しかも近くに感じられたのは、それだけμ’sが自信のもとに大きくなって、大舞台を自らの舞台にできていたからなのでしょう。#lovelive
2016-04-04 21:20:45大きくなればなるほど、たとえ場所は遠くなっても、近い距離にいるように感じられるし、彼女たちが自信を持っていればなおさら、その存在を心強く感じられる。コンテンツの規模が拡大すると距離が遠くなる、という避けがたい事実に、そんな逆説を感じることさえできたライブでした。#lovelive
2016-04-04 21:24:23どうしても遠くなってしまう「距離」に、大きくなることで近くに感じられるようにするという「距離“感”」で対抗する。言い換えれば、避けがたい「現実」に「想い」で対抗する。それは、μ’sがずっと描いてきた、スクールアイドルの儚い輝きの根源にある姿勢なのだと思います。#lovelive
2016-04-04 21:30:04この舞台で完成されたファイナルシングル
正直MOMENT RINGというファイナルシングルのことが、発売されて以来ずっとピンときていませんでした。だからこそいろいろ考えを巡らせて、「夢の循環」を手掛かりにしてまとめてみたりもしたのですが、やっぱりどこか手触りがなくて、ぼんやりした印象を持っていました。#lovelive
2016-04-04 21:39:07ファイナルライブ2日目、MOMENT RINGが披露されて、自分のなかでようやく、この曲の存在がはっきりと立ち上がってきて、すぐさま、決して忘れられない一曲になりました。ファイナルシングルが、ファイナルライブという舞台によってやっと完成したように感じたのでした。#lovelive
2016-04-04 21:43:20MOMENT RINGでは、すべての瞬間をRINGへと閉じ込め、終わりだけど終わりじゃない「夢の循環」のはじまりにすることが描かれたと思っています。その歌詞の一言一言が、ダンスや演出、ライブ空間のすべてによって体現されて、ようやく形を帯びたように感じたのでした。#lovelive
2016-04-04 21:52:05MOMENT RINGに限らずファイナルライブでは、披露された楽曲の歌詞の意味が改めて息づいたような感覚がありました。あらゆる言葉が、最後を迎えるときだからこその説得力によって、それぞれに受け止め難いほどの言霊を与えられて、あの場所にしかない力を宿していました。#lovelive
2016-04-04 22:04:49「僕たちはひとつの光」が描き出したもの
「いまが最高!」を、本当にするために
μ’sが、ライブ空間のすべてと声を合わせて「いまが最高!」と宣言して、舞台から姿を消していったとき、自分は確信したことがありました。μ’sは「いまが最高!」という言葉を叫ぶために、その言葉を本当にするために、終わりを肯定し、終わりを迎えたんだ、ということでした。#lovelive
2016-04-04 22:14:29「いまが最高!」は、それ以上に「最高」な未来がないことを悟ったとき、正真正銘の言葉になるわけです。μ’sが劇場版の最後に叫んだ「いまが最高!」を本当の言葉にするために、それをともに叫ぶために、いま終わりを迎え、その先の未来を一度閉ざすことも肯定できたわけです。#lovelive
2016-04-04 22:26:22スクールアイドルは、必ず終焉を迎える存在でありながらそれに抗うこと、限られた時間のなかで輝こうとすること、その「矛盾」にきらめきが宿ります。それが史上最高の輝きを放つのは、まさに終わりを迎えるその瞬間。そのときμ’sは、心から「いまが最高!」と言えたわけです。#lovelive
2016-04-04 22:32:50永遠にするために、終わりを肯定する
終わりを肯定することで「いまが最高!」を本当の言葉にできた。そしてもうひとつ、終わりを迎えることによって達成されたものがあったと思っています。それは「私たちはずっとμ’sです」というあまりにも美しく感動的なスピーチによって示された「永遠」ということについてです。#lovelive
2016-04-04 22:41:24「約束はまだできないけれど、私たちは絶対またみんなに会いたい」。いつ会えるかはわからないけれど、また必ず会えることを信じ、彼女たちがずっとμ’sであることを信じていれば、μ’sという存在はいつまでも本当に永遠のものになる。終わるからこそ、永遠でいられるわけです。#lovelive
2016-04-04 22:46:02μ’sにまた必ず会える、μ’sがこれからもずっとμ’sである、と信じていられることが「永遠」に繋がることを知ったとき、μ’sの存在を支える根源のひとつに気付かされました。それは、μ’sがμ’sであることを「信じる」ということです。μ’sとは「信じる」ことだ、と。#lovelive
2016-04-04 22:57:11