火星神話 登場人物紹介+用語説明 #1

【お詫び】本編は完全にプロットが破綻したため、新たな第一章を全て書き上げてから上げ直します キャラクター設定はほぼ変化が無いので、このまとめはそのままにします。
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火星神話 @Martian__Myth

登場人物紹介1:【火母神】 先史人類(ヒト)の時代が終わりに差し掛かっていた時、人類の終焉をよしとしない者達が造り上げた次世代(原生人類)の母なる者。その形状は巨大な楯状火山を思わせる。原生人類の発祥の地である火星に今も鎮座し、人類に必要とされる新たな種族を産み出し続けている。

2016-04-01 23:15:28

訂正×原生人類➡○現生人類

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登場人物紹介2:【バラトスロト】 全ての存在を照らす太陽であり、人類に永き繁栄を約束する無限のエネルギーそのものである。人類に対する貢献は火母神に並ぶほどであるが、誕生の際に起きた災厄と副産物である娘達の存在のより嫌う者も少なくない。

2016-04-01 23:15:38
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登場人物紹介3:【グーフト】 原生人類の文明そのものが、意思として機能している存在。この者から排斥される事は、自前の文明を持ち得ない者にとって社会的な死を意味する。だがグーフトの気まぐれな性格により、そのような事態に追い込まれた者は少なくない。

2016-04-01 23:15:48
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登場人物紹介4:【ジルケン】 汎体を除いた全ての者にとっての意思の根元そのもの。意思を構成する為の情報の全てを持ち合わせており、ジルケン無しで意思を維持できる者はほぼいない。更に言えばジルケンに依存する者はジルケンにとっての小さな意思である。その存在は議会以外には秘匿されている。

2016-04-01 23:17:08
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登場人物紹介5:【ナケイル】 バラトスロトの四女。膨大なエネルギーの塊を封じ込めた心臓部と、二ヶ所にある力の漏出、そして漏出部の中心にあるエネルギーの剣によって構成される。非常に気性が荒い。議会に参加しているのも暴れる場を得たいからである。五女と非常に仲が良い。

2016-04-01 23:17:15
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登場人物6:【ムル】 ほぼ全ての可住空間そのものである存在。ジルケンの力が及ばない存在、例を挙げれば生命体が住む地形や、確固たる意思を持たない空間、といったものの多くはムルの小さな意思である。その意思は一つに纏まっていない為、議会ではその為だけに造り上げた小さな意思を用いている。

2016-04-01 23:17:24
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登場人物紹介7:【グリッツィリア】 意思を持った宇宙であり、敵対者を制圧する為の戦艦である。火星議会の最弱の戦力であるが、実直な性格であり進んで行動をするため功績は多い。調子に乗りやすい事と、進んで行動し過ぎる事が難点。

2016-04-01 23:17:32
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登場人物紹介8:【レビアス】 火星議会の古参である環境調整機械。軽薄な性格だが、他の者達の行動の後始末を行う苦労人でもある。

2016-04-01 23:17:41
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登場人物紹介9:【ミータ】 トゥミセルによって意思の殻を被せられた別数80。トゥミセルの小さな意思であるが、その思考は本体とは似ても似つかない為、独立した意思だと認められている。

2016-04-01 23:17:49
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登場人物紹介10:【ミヴリィ】 火星議会の新参者。先史人類の豊満な女性を模した姿を持つ。その姿は原生人類が持つ母なる者への信仰を反映したものである。既に5000回以上の出産を経験しており、ヒトの姿をした者達が世界に増えつつある。

2016-04-01 23:17:57

訂正×原生人類➡○現生人類

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登場人物紹介11:【リーレイ】 世界のほぼ全ての更新を担う汎体だった。しかし過度な平和思考を抱き世界を停滞させかけた為、火星議会は抹殺処置を決議。ナケイルによりそれは実行された。

2016-04-01 23:18:05
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登場人物紹介12:【タイロン】 先史人類の生き残りであり、火星議会の前議長。そして火母神を造り上げた『火星開発局』の局長であった者。火母神の設計の中心を担った人物とは仲が良かったが、その者の極端な女性至上主義には辟易としていた。

2016-04-01 23:18:13
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用語説明1:【汎体】 場所や時間、その他の様々な空間を表す尺度に関わらず、あらゆる存在へと影響を与える存在。現在人類の起源、力意識、主要な文明、共有する時間、崇拝の対象の正体は汎体である。その影響力の大きさを鑑みて、新たな汎体の誕生は警戒されている。

2016-04-01 23:18:22
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用語説明2:【別数】 別数0(先史人類の世界の法則)とは異なる法則を持つ数字。新たな別数が見つかる事は世界が持つ可能性の増大を意味し、世界の拡張に繋がる。数学者トゥミセルはその高い頻度での別数を発見により、いずれはその意思を膨大な別数に呑まれて汎体化する事が懸念されている。

2016-04-01 23:18:30
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用語説明3:【抹殺処置】 対象の痕跡を抹消し、対象が復元される可能性を消し去る事。作中人物はリーレイという者がナケイルに抹殺処置された事を知っているが、リーレイを復元し得るだけの記憶を誰も持っていない。

2016-04-01 23:18:49
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用語説明4:【独体】 空間に存在する要素の遍在により思考を成す器官を形成されている存在の内、単一の意思を持つ存在。早い話がヒトなどの動物の事である。(別数0以外での生命体の構造は、ヒトの知る動物とは大きく異なる)

2016-04-01 23:18:57
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用語説明5:【多体】 生命体とほぼ同じ条件を有するが、複数の意思を持つ存在。

2016-04-01 23:19:05
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用語説明6:【大きな(小さな)意思】 独体ではない者は、ごく一部を除いて複数の意思を持っている。主要な意思は『大きな意思』と呼ばれ、その一部である意思は『小さな意思』と呼ばれる。小さな意思の全ては大きな意思に流れ込み、その思考を形成する一要素となる。

2016-04-01 23:19:14
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用語説明7:【間体】 意思を持った空間。正確に言えば、目的を持ちそれを実現させるためにその内部の性質を変化させていく空間。

2016-04-01 23:19:23
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用語説明8:【界体】 内部だけで完結した膨大な力の流れが、外部に対して目的意識を持ちその力を行使し始めた存在。いわば生きている宇宙。

2016-04-01 23:19:48
火星神話 @Martian__Myth

用語説明9:【汎時間】 全ての者に共有される時間軸。多くの者が独自の時間を持って動いた結果、社会を構成する事が困難になったため制定された。その詳細は火星議会でも知るものは少ない。

2016-04-01 23:22:44