(見返し用のまとめ)著作権とアイディアと労力と...あとなんか。

自分用なので、単純に集約(時系列)しただけです。 主にexさんと海法さんの対話あたりを主として、関連した人のツイートも集めてます。 私自身はexさんと同傾向の見解ですね...
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ex_hmmt @ex_hmmt

とりあえずCCに関してはCCの効力の源泉が著作権法である事をまず意識した上で、著作権法で何が縛れるのか、縛れないのかをきちんと認識するのが一番いいと思いますよ!CCの話をするならそれからだ!

2016-04-07 14:07:20
ex_hmmt @ex_hmmt

CC BY-SAはまあ言い方が悪いが「感染」するけれど、当然著作権法上権利の対象にならない部分だけを使ってあらたな著作物を作ったなら、その著作物にCC BY-SAを付けなければならない理由はない。CC BY-SAの効力の源泉は著作権だからである。

2016-04-07 14:17:07
ex_hmmt @ex_hmmt

たとえば、CC BY-SAで提供されるTRPGのゲームシステムがあったとして、そのシステムを利用してキャラクターを作った際、そのキャラクターを用いた著作物はCC BY-SAに拘束されるかどうかは、元システムにおける著作物の「個別具体的な表現」をどの程度使っているかが問題になる。

2016-04-07 14:20:25
ex_hmmt @ex_hmmt

これはシナリオやリプレイでも同様である。もしかすると最大の問題になるのは、「キャラクターシートの著作物性」という事になるかもしれないが、既存のキャラクターシートを利用しない形でキャラクターを記述してしまう分には問題にならないだろう。

2016-04-07 14:22:16
ex_hmmt @ex_hmmt

あえてSCPについて触れておくと、SCPにおいて「これはこのような扱いである」という「決め事」(たとえば「tale」として定義されるような)と、法律上著作権法で縛れる事、との間には似て非なるというか、まあ疑似著作権的な差異がある事に留意するべきであると思う。

2016-04-07 14:27:13
ex_hmmt @ex_hmmt

SCPのコミュニティの中で「決め事」は法よりも優先される事になるだろうけれど、法的な検討を行う場合にはその「決め事」は本当に法で縛れるものかどうか、というのをきちんと留意するべきであると言える。CCについて持ち出すならば、その効力の源泉たる著作権法について検討しなければいけない。

2016-04-07 14:28:56
ex_hmmt @ex_hmmt

@signed_coward キャラクターは「データ」と考えていいと思いますが、データの著作物性は(TRPGで良くある形では)自分は以下のような形に分割して考えています。 ・名称 ・イラスト ・パラメータ ・フレーバーテキスト で、それぞれ個別具体的な著作物性を考える訳ですが…

2016-04-07 14:31:50
ex_hmmt @ex_hmmt

@signed_coward まず「名称」には、一派的に著作物性はありません。次に「イラスト」はまあ一般的にありますよね。著作物性。「パラメータ」ですが、これはアイデアである可能性が高いと思われます。アイデアに著作物性はありません。……

2016-04-07 14:33:16
ex_hmmt @ex_hmmt

@signed_coward 「フレーバーテキスト」、ようするにそのキャラについて文章で設定を説明している所ですが、ここはややこしい所です。まず、その文章については多くの場合は著作物と見なされます。ですが、その設定そのものはアイデアであるので、著作物性はないでしょう。

2016-04-07 14:34:10
ex_hmmt @ex_hmmt

@signed_coward つまり、そのフレーバーテキストそのものを個別具体的な表現をそのまま利用する、もしくは改変して利用する場合には著作物性が問題になると思います。「蒼く燃えるようなその瞳に、まるで金色の獅子を思わせる髪の毛を逆立てている」とかの設定説明を……

2016-04-07 14:36:17
ex_hmmt @ex_hmmt

@signed_coward 「青い瞳に金の髪」とか説明しても、それは著作権法上問題にならないと思います。個別具体的に全然別の表現で説明すればいいのではないでしょうか。

2016-04-07 14:37:18
ex_hmmt @ex_hmmt

@signed_coward あと「CCって著作物の特定部分だけ除外できるのか」については、それは「著作物」の捉え方によると思います。そもそも1冊の書籍が全て一つの著作物である、というケースは、長編小説くらいしか無くて、書籍は多くの場合個別の著作物の集合体なんじゃないでしょうか。

2016-04-07 14:39:11
ex_hmmt @ex_hmmt

@signed_coward まあいわゆる「編集著作物」というヤツです。編集著作物としての著作権は、その個々の著作物単体へは効力を及ぼしませんので、それぞれの著作物は独立した権利を主張できるはずであり、CC BY-SAなどでも、個々の著作物は独立したライセンスを維持できるのでは。

2016-04-07 14:41:27
ex_hmmt @ex_hmmt

まあ、「インセインSCP」の場合は一冊丸ごとCC BY-SAの扱いらしいので、個々の著作物についての検討とかはあんまり関係ない、というか、「インセインSCP」の側が「SCPの流儀」に寄り添った形になってる訳ですね。

2016-04-07 14:43:44
ex_hmmt @ex_hmmt

じゃあ「インセインSCP」を利用して何かをやろう、という場合に、CC BY-SAを「付けなければならない」か「付けなくてもできる」かは、著作権法をちゃんと知ろうぜ、という事になる。その上でCC BY-SAを付けるなら、そのCC BY-SAの決まりだけ守れば一応大丈夫という話かな。

2016-04-07 14:47:51
ex_hmmt @ex_hmmt

ああ、そうか。自分の中で何が違和感を持っているのかがわかった。 「CC BY-SA」の効力の源泉を著作権法に求めるのではなく、著作権法以外の条件を設けた上で「これを守ればCC BY-SAだよ」という主張であるかのように見えている、という事ではないか。

2016-04-07 14:53:02
海法 紀光 @nk12

Creative Commonsは、法律的に綿密な契約というわけではなくて(それやると各国の著作権法に細かく適応しないといかんので非現実的)、守らないことが即法律違反でもないし、守ったから絶対訴えられないともいえず、善意で運用されることが前提の、意思表示、紳士協定と理解している。

2016-04-08 05:05:45
海法 紀光 @nk12

逆に言うと「ユーザーがCCの文言を盾にとって嫌がらせ、権利主張をした場合」とか「そうした事情で著作者がCCを守ってるユーザーを訴えた場合」等の悪意在る運用をされた時にどうなるかは、ケースバイケースで判例を積み重ねないと本当のところはわからないのだろう。

2016-04-08 05:09:50
海法 紀光 @nk12

安全性、堅牢性を重視するなら「変な言質になりかねない法律的に厳密でない文言」には関わらないほうがいいとは言える。 一方で、CCが目指す未来に共感するなら、そうした紳士協定に参加することで、前例、慣習を積み上げていくのも一興だろう。

2016-04-08 05:16:31
海法 紀光 @nk12

(と思うんですけど、どんなもんでしょうね? と、CCに詳しい方のご教示をお待ちしつつ)

2016-04-08 05:23:48
芹沢文書 @DocSeri

そうすると、インセインSCPの場合でも「財団が権利保有する個々のSCPを使わずに」「ルールブックから引用の範囲を越えた転載なく」作成されたキャラ、シナリオ、リプレイはいずれも著作権法的には原著作者の許諾を必要としない範囲なのでCC BY-SAを受ける必要はない、と考えられる。

2016-04-08 08:40:53
芹沢文書 @DocSeri

まあ「ルールブックからデータなどを引用している」とするならば出典を明らかにする必要があるのだが、これは冒頭または末尾に「どのルールブックを参照したか」を記した上で、データにそれぞれ「参照するページ数」を記せば事足りる

2016-04-08 08:51:08
海法 紀光 @nk12

@DocSeri インセインSCP以前に、個々のSCPを、使わずともSCP組織の設定自体を使うことで、そもそものSCPのCCが発生するので、キャラやリプレイも受ける必要があるかと。

2016-04-08 08:52:08
ex_hmmt @ex_hmmt

@cokywolf @DocSeri 翻案で引用ができるかどうかって事については明確ではない(著作権法上では引用は「公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるもの」という定義)ですが……

2016-04-08 08:52:41
ex_hmmt @ex_hmmt

@cokywolf @DocSeri そもそも翻案なのか?(元の著作物の「創作的表現」を感得できるものであるのか?アイデアだけの利用ではないか?)という問題はあります。翻案でない場合、そもそも著作権法上ひっかからないわけで。

2016-04-08 08:53:43
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