グリンカ、チャイコフスキーから正教会聖歌の話題へ

タイトル通り。
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Jun / Джюн @hitononaka

今夜のN響アワー、すげぇロシア臭いw グリンカにラフマニノフだぜぇ

2016-04-10 21:14:55
Jun / Джюн @hitononaka

しかしグリンカ、ラフマニノフ、そしてチャイコフスキーなんか聴いてると、この辺の作曲家は「ロシア人の面倒くさいところが長所として昇華した姿」という感じがします。一般市民の日常生活は(以下略

2016-04-10 21:17:23
leonardo @masumind

@hitononaka チャイコフスキーはロシア音楽と扱われる事を嫌っていたという話もあります。バレエの名曲を書いたのもフランス趣味かもしれません。とはいえ交響曲にロシア民謡を使ったり、どうしても顔を出してしまうロシアの冬のような憂鬱。

2016-04-10 21:26:21
Jun / Джюн @hitononaka

.@masumind チャイコフスキーは結構複雑な人という印象を抱いています。ロシアの作曲家は大なり小なり海外の影響を受けてますからね。グリンカにしてもイタリアの影響が強いですし。ハチャトリアンとかショスタコーヴィチとかになると、ロシアとはまた違うソ連感がします。

2016-04-10 21:30:01
leonardo @masumind

@hitononaka グリンカはオペラ作曲家であり、当時はオペラと言えばイタリアでしたね。ハチャトリアンはアルメニアの旋律へのこだわりがあります。コンチェルトに顕著。ショスタコーヴィチは複雑過ぎます。ご本人はモーツァルトのような音楽を意図していたらしい。室内楽に顕著。

2016-04-10 21:32:47
涼月(Κλήμης) @suzutuki1980

横から失礼します。 #正教会聖歌 作曲家という観点からみると、チャイコフスキーはロシアではあまり評価されていません(ウクライナでは若干評価されているようですが)。「非伝統的」といった評価が支配的です。続 @masumind @hitononaka

2016-04-11 15:02:56
涼月(Κλήμης) @suzutuki1980

承前)まだラフマニノフの方が「伝統的な #正教会聖歌 を志向」と評価する向きもある位です(但し難易度の問題から一部を除き殆ど教会では使われませんが)。…まあそもそも世俗作曲家で正教会聖歌作曲者としても評価されている人が僅かなのですが。続 @masumind @hitononaka

2016-04-11 15:04:13
涼月(Κλήμης) @suzutuki1980

承前)その僅かな例としてはリムスキー=コルサコフですね。彼は正教会聖歌作曲者としても評価されています。尤も、アルハンゲルスキーやチェスノコフのように、やはり #正教会聖歌 を専門に作曲した人の方が、そのスジからは評価高いのですが。続 @masumind @hitononaka

2016-04-11 15:05:16
涼月(Κλήμης) @suzutuki1980

承前)ちなみに「伊から露」への @hitononaka さんにお奨めしたいのはボルトニャンスキーです。否定的に捉える人からは「最後のイタリア人作曲家」肯定的に捉える人からは「最初のロシア人作曲家」と言われる人物です(ウクライナではウクライナ人と言われますが)続 @masumind

2016-04-11 15:07:39
涼月(Κλήμης) @suzutuki1980

承前)今でもニコライ堂では彼の「ヘルヴィムの歌」が日本語で年間の内3分の2程で歌われています(使って居ない時もありますので、聴きにお越しの際は事前にお問い合わせ下さいませ)。 youtube.com/watch?v=LJnSa_… @hitononaka @masumind

2016-04-11 15:09:47
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leonardo @masumind

@suzutuki1980 正教会聖歌を集めたCDを持っています。イワン雷帝の作というものもありました。驚いたのはストラビンスキーが作曲したものがラフマニノフのものより神秘的だった事です。正教の典礼を良く知らないので、音楽として楽しんでいました。@hitononaka

2016-04-11 15:13:54
涼月(Κλήμης) @suzutuki1980

#正教会聖歌 として評価されるものが必ずしも「神秘的」と評されるとは限りませんので難しいところですね…。ストラヴィンスキー作曲の聖歌が教会で歌われているのは聞いた事がありませんが、CDで聞く分には私も時々聞きます。 @masumind @hitononaka

2016-04-11 15:16:20
leonardo @masumind

@suzutuki1980 チャイコフスキーで持っているのは「Liturgy of Saint John Chrysostom Op.41」です。モスクワのドム・クニーギで出たばかりのメロディアCDを買いました。25年前の話です。@hitononaka

2016-04-11 15:25:46
涼月(Κλήμης) @suzutuki1980

私の持って居るのは仰る版とは多分違っていますが(NAXOSです)、チャイコフスキーの金口イオアン聖体礼儀も教会内では賛否両論です(どちらかというと否定的見解が多いかも)。私個人は聞くのは好きですが、教会で使うかというと「?」ですね… @masumind @hitononaka

2016-04-11 15:27:37
leonardo @masumind

@suzutuki1980 私が持っているのはこれです。ebay.de/itm/CD-TCHAIKO… そういえばカトリックのレクイエムも実際にはあまり使われないようですね。モーツアルトのはケネディの告別で使われました。ヴェルディのでは安息できないかも。@hitononaka

2016-04-11 15:37:39
リンク eBay CD TCHAIKOVSKY - liturgy of st. john chrysostom, Polyansky, Melodiya CD TCHAIKOVSKY - liturgy of st. john chrysostom, Polyansky, Melodiya in Musik, CDs | eBay
涼月(Κλήμης) @suzutuki1980

そうですね。演奏会向きの聖歌が、教会内で高い評価を受けるとは限らないというのは、正教、ローマカトリック、いずれにもみられる現象です(勿論両方で高い評価を受けるものもありますが、多くありません)。 @masumind @hitononaka

2016-04-11 15:40:06
Jun / Джюн @hitononaka

【推奨】ロシア系やクラシック音楽が好きな方は一読価値あり。ボルトニャンスキーは知りませんでした(笑 .@suzutuki1980 さんの「グリンカ、チャイコフスキーから正教会聖歌の話題へ」をお気に入りにしました。 togetter.com/li/961297

2016-04-11 18:04:57
Jun / Джюн @hitononaka

@suzutuki1980 いつもありがとうございます!ボルトニャンスキー、聞いてみますw @masumind

2016-04-11 18:05:23
Jun / Джюн @hitononaka

ウィキペディアより 「伊福部昭は伝統音楽を擁護する立場から、ボルトニャンスキーの聖歌を『安価にして軽薄なイタリアまがい』とまで酷評」 ひでえwwwこれはますます聞いてみたくなったwwwww

2016-04-11 18:09:08
leonardo @masumind

@suzutuki1980 ありがとうございます。暖かい音楽でね。彼の曲ではムノーガヤ・リエタが好きでした。@hitononaka

2016-04-11 18:43:31
涼月(Κλήμης) @suzutuki1980

ボルトニャンスキーを酷評した人物の中には他ならぬグリンカもおりまして^^;グリンカはボルトニャンスキーを「糖蜜 蜂蜜の子砂糖」(サーハル・ミョードヴィチ・パートキン)と酷評しています。ただそれは友人への手紙の中の一節なのですが、続 @hitononaka

2016-04-11 20:43:16
涼月(Κλήμης) @suzutuki1980

承前)(ボルトニャンスキーの作品に驚嘆した知人への手紙の中で)すぐ後でグリンカは「教会音楽なら(ボルトニャンスキーなどより)バッハを聞け!」と言っているのですね。…なんでロシア教会音楽を追求するために、聞くのがバッハなのかと^^;続 @hitononaka

2016-04-11 20:44:28
涼月(Κλήμης) @suzutuki1980

承前)私もグリンカの一次史料にあたった訳でもありませんしこの本 amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%8… の受け売りになってしまうのですが、にしても、グリンカによるボルトニャンスキー評はかなり不公平で、しかもそれが後世に相当に影響しているという続 @hitononaka

2016-04-11 20:46:06
リンク www.amazon.co.jp Amazon.co.jp: ロシア音楽の原点―ボルトニャンスキーの生涯: コンスタンチン・P. コワリョフ, ウサミ ナオキ: 本 Amazon.co.jp: ロシア音楽の原点―ボルトニャンスキーの生涯: コンスタンチン・P. コワリョフ, ウサミ ナオキ: 本