『長渕剛論 歌え、歌い殺される明日まで』(杉田俊介著)感想&情報まとめ
↓長渕剛は安部政権に対して批判的だが、それも含めて、長渕的な弱さと男らしさは、安部的な攻撃性に絡めとられてしまうのか。それとも両者には微差があるのか。中島氏は『宮崎駿論』をリベラル保守の立場から批判してくれたが、『長渕剛論』に対してはまさに内在的批評という感じで、緊張感がある。
2016-06-27 09:07:45毎日より、杉田俊介「長渕剛論」(毎日新聞出版)。評者 中島岳志さん。個人的に長渕剛の音楽は苦手なのだが、この書評によれば著者も評者も距離を置いていたらしい。しかし彼の「過剰」なメッセージとその向かう先は、無視出来ない事は確かだ。 pic.twitter.com/yeT71alMZ8
2016-06-26 22:54:32安倍晋三という人の中にある「弱さ」と「やさしさ」が、反転して「攻撃性」となっていること。そこに彼が希求する「愛国」の本質があること。杉田さんの議論に刺激を受けながら、安倍晋三論を構想しています。 @nakajima1975
2016-06-26 22:25:54安倍首相は6月19日、吉祥寺駅前の党街頭演説会で帰れコールを浴びたとき「私は子供の時、おかあさんからあまり他人の悪口を言ってはいけない。こう言われました」と言ったと報道されました。私は安倍首相が「おかあさん」という語を使ったことがずっと気になっています@nakajima1975
2016-06-26 22:22:47杉田さんの長渕論は「現代日本のナショナリズム」を考察する際に極めて重要な視座を与えてくれます。『長渕剛論』を読みながら、ずっと安倍晋三という人のことを考えていました。共通するポイントは「弱さ」と「やさしさ」。 @nakajima1975
2016-06-26 22:17:26今朝(6月26日)の毎日新聞に書評を書きました→今週の本棚:中島岳志・評 『長渕剛論−歌え、歌い殺される明日まで』=杉田俊介・著 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20160…
2016-06-26 22:13:36【書評】「合同」から『長渕剛論』goo.gl/kf5Q5T。メディア露出は多いが、人生に謎が残る歌手、長渕剛。男らしさを切り口に本心に迫る。自身の弱さを認め、生きる悲しみを受け止めようとする彼が「強い男」を演じていると考え、著者は自身の「男らしさ」を振り返る。
2016-06-26 11:45:23毎日新聞に中島岳志氏による『長渕剛論』の書評が掲載されています。「日本という土着性に根差しながら、国境を越えてアジアに繋がっていく情念の共同性は可能なのか。滑稽と過剰と矛盾の先に、非暴力の「明日」を手にすることができるのか。」 mainichi.jp/articles/20160…
2016-06-26 10:36:03杉田がこだわるのは長渕の「弱さ」である。長渕には子供の時からやさしさへの飢えが存在する。愛されたい。認められたい。 今週の本棚:中島岳志・評 『長渕剛論−歌え、歌い殺される明日まで』=杉田俊介・著 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20160…
2016-06-26 05:46:37【長渕剛論 歌え、歌い殺される明日まで/杉田 俊介】本書はこれまでの杉田俊介の本として桁が違う売れ方をしているという。長渕剛の来歴を幼少期から追い、熱心なファンから世間に同じく嘲笑に流れ、そして出会い... →bookmeter.com/cmt/57250040 #bookmeter
2016-06-25 17:37:03同じく『長渕剛論 歌え、歌い殺される明日まで』(杉田俊介著)の書評が、『ミュージック・マガジン』最新号にも。評者はライターの土佐有明氏。「本人と対峙した際のただならぬ緊張感にも圧倒された。そして、長渕が憑依したような富士山麓ライヴのレポートが素晴らしい」。ぜひ同誌をご覧のほど!
2016-06-23 11:32:57『長渕剛論 歌え、歌い殺される明日まで』(杉田俊介著)の書評が「北海道新聞」6/19付朝刊に掲載されました。評者は音楽ジャーナリストの内記章氏。「書き殺されるまで書きつくすのが杉田俊介の使命なのだろう」。こちらで読めますのでぜひ!→ dd.hokkaido-np.co.jp/cont/books/2-0…
2016-06-23 11:25:31書評・内記章「心して読むがいい」「杉田と言うフィルターを通して長渕剛という人間を知る旅。」 『長渕剛論 歌え、歌い殺される明日まで』杉田俊介(毎日新聞出版)|『北海道新聞』 本の森| dd.hokkaido-np.co.jp/cont/books/2-0…
2016-06-21 10:14:08北海道新聞に、音楽ジャーナリストの内記章氏の書評が掲載されています。 長渕剛論 歌え、歌い殺される明日まで dd.hokkaido-np.co.jp/cont/books/2-0… #どうしんウェブ/電子版
2016-06-21 01:03:57今日発売の『ミュージック・マガジン』に小沢健二のライヴ評、杉田俊介『長渕剛論』の書評、Never Young Beach、森田真奈美のレビューを書いてます。
2016-06-20 18:25:06→口笛や鼻歌として自然に歌われるような唄なのだった」という「口ずさんでしまう」という部分は、私も同じです。そして、これこそがfolkなのだ、と。先に掲げた命題も「分からない」のではなく、「考えることから逃げている」だけなのかもしれない。ふとそう思い、まだまだ、と奮い立っています。
2016-06-10 15:06:56『長渕剛論』(杉田俊介さん、毎日新聞出版)読了。正直に言えば、よく分からないことが多かった。暴力とか、愛とか、老いとか、国家とか。ただ、「僕にとっても長渕剛の歌とは、何よりも、忙しい介護労働や子育ての合間に、貧乏暇なしの労働者として、無意識のうちに口ずさんでしまう歌であり、→
2016-06-10 15:02:58昨日の地元の新聞に「長渕剛論」載ってました!私も現在ゆっくり読んでおります!まだ購入していない方はぜひ! #長渕剛 pic.twitter.com/N8oEnHmjPU
2016-06-06 17:00:34杉田さんが「ヒメアノール」「ディストラクション・ベイビーズ」「アイアムアヒーロー」を見られたようだ。でも、「長渕剛論」で暴力とは何かを考えぬいたら、やっぱ全部それよりはぬるいんだなというのはまあ納得です。
2016-06-03 01:51:59書評とエッセイの冊子『累劫(るいこう)』第5号を本日付で発刊。 今回は一本のみ。 『長渕剛論について』(杉田俊介『長渕剛論 歌え、歌い殺される明日まで』書評) 書評と言いながらなんかよくわからなくなった。 pic.twitter.com/GxPY2N0ZDm
2016-05-31 21:40:20→後日、『長淵剛論』を再読し、より深く考えたい。ついでに曖昧な記憶を吐き出しておくと、『長渕剛論』の射程は広く深く、男性性論・メンズリブ論以外にも、ナショナリズム論や家族論でも興味深い論点が提示されていると感じた。
2016-05-14 13:28:40