独在性の問題 (死など)2016/04/16

大した話ではありません
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ワタシ・チャン @chan_watashi

死因はどうでもいいとまず言い切ってしまわなければ、死のとんでもなさを捉え損なう。

2016-04-16 03:18:38
ワタシ・チャン @chan_watashi

死はその形式によって死であるのだし、そもそも内容を持ちようがない。

2016-04-16 03:22:25
ワタシ・チャン @chan_watashi

不思議な事に、他人の死はその身体がそれなりの状態に変化することでしかない。それ以外にはなにも起こらないのだ。

2016-04-16 03:24:08
ワタシ・チャン @chan_watashi

これは不思議なことである。なぜなら、私の死は、身体の状態変化とは全くことなる(独立の)事象なのだから。

2016-04-16 03:25:25
ワタシ・チャン @chan_watashi

この不思議を解消するために、他人の場合にも、私と同様に身体の状態変化などとは異なる死が生じるのだと想定するのなら、他人の同一性は維持されなくなる。私が突然、私でだけなくなることはありうるが、他人が突然(他人の)私でだけなくなることは想定不可能だ(と思う)。

2016-04-16 03:32:10
ワタシ・チャン @chan_watashi

以上のように、当たり前だが、私と他人は存在のしかたが異なる。そして、そうであるにもかかわらず、「私-他人」の関係は、常に、私を他人に読み替えても成立するのだ。

2016-04-16 03:34:33
ワタシ・チャン @chan_watashi

あるいは、このような読み替えが可能であるにもかかわらず、あるいは、これが「読み替え」であるからには、読み替えを経由せずただ私である私が必要になる(必要になるどころかそれが私である)。

2016-04-16 03:35:37