2/3 「アニメーションフォーラム」

植田の人工知能概論 @uedajouhoumedia

秋葉原で「アニメーションフォーラム」。専門チャンネルＡＴＸ岩田社長登檀。「月額１８９０円。加入者１３万人。先ず都条例について。角川社長がツイートしたことがきっかけだったと思う。普通の本屋やコンビニで売っていたら不味いというものはある。問題はどう排除するかの方法」。

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ＡＴＸ岩田社長「久しくヒット作がない。９５年エヴァ、９７年ポケモン、２００年遊戯王、０２年ナルト。パチンコと取引がある会社は好調。取引がある２１社のうち、１６社が増収。ガイナックスの新世紀エヴァンゲリオン、サテライトの創聖のアクエリオン。結局サンキョー傘下に入った」。

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ＡＴＸ岩田社長「テレビアニメは大半がテレ東。出版社は小学館・集英社。長寿アニメ。【１】スポンサーで長く続くドラえもん、サザエさん、名探偵コナン。【２】持続する人気のナルト、遊戯王、ポケモン、ガンダム。【３】かつての成功をもう一度のたまごっち、ベイブレード、デジモン」。

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ＡＴＸ岩田社長「たまごっち１９９６年登場。安室が面白いと言って女子高生の間で大ヒット。９９年にバンダイが大量の不良在庫を抱え失敗。２００９年からブーム再燃。テレビを見ると週替わりのキャラクターがあり、ケータイとゲームで展開。」。

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ＡＴＸ岩田社長「ディズニーも原点回帰。ディズニーは２Ｄを撤退するという話もあったが、ピクサーのジョン・ラセターが２Ｄ製作継続。２０１０年に２Ｄアニメのプリンセスと魔法のキスを公開」。

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ＡＴＸ岩田社長「ネット発のヒット作はまだまだ難しい。テレビ局発は続く。ただテレビ局のスタンスも変わりつつある。ＤＶＤなど二次で回収する戦略。ノイタミナは代表的。たまごっちはプロダクトプレイスメント。毎日かあさんは局のイメージアップと映画公開」。

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スクウェア・エニックス倉重プロデューサー「まずは都条例について。コミック出版社の立場から。野放しが良い訳ではないので、議論自体は良いこと。アニメフェアは一社独断では判断しないつもり。」。

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スクウェア・エニックス倉重プロデューサー「スクウェアエニックスのコミック出版について。人員は１５０人。コミック売上ランキング４位。１位は集英社、２位は講談社、３位は小学館。シェア７％。月刊ガンガンは毎月１２日発売。作品は、鋼の錬金術師。５千万部を突破。とある魔術の禁書目録」。

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スクウェア・エニックス倉重プロデューサー「鋼の錬金術師は映画化で１１０万人動員ヒット。新作が７月２日公開。Ｇファンタジーは毎月１８日発売。作品は、黒執事。黒執事は舞台ミュージカルにもなった。。ヤングガンガンは毎月第１、３金曜日発売。作品は、セキレイ、荒川アンダーザブリッジ」

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スクウェア・エニックス倉重プロデューサー「コミック市場は２００５年を境に単行本が雑誌を逆転。読者は気に入ったものだけ買う。雑誌はカタログ化。付録が豪華なのは雑誌だけではない。コミックも付録は豪華。雑誌だけだと赤字。勝負は単行本。上位作品で稼ぐ。アニメもカタログの位置付け」。

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スクウェア・エニックス倉重プロデューサー「以前は、本屋にコミックを置くだけだったが、自前で、有力書店にＰＯＰ、立て看板、ポスター、複製原画、アニメＰＶ、スポーツ紙風チラシ、立ち読み小冊子を持ち込んでプロモーションしている。」

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スクウェア・エニックス倉重プロデューサー「ニコニコ動画の影響は大きい。コメントで盛り上がってヒット作になる。一時期は、著作権の関係から対立することあったが、今は違う。マンガからアニメ化はするが、ゲーム化まで来る作品は意外に少ない。鋼の錬金術師は始めからゲーム製作とコラボ。」

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スクウェア・エニックス倉重プロデューサー「タイトルは絞られているが、電子コミック対応している。海外は特に電子コミックが中心になるので、昨年１２月にアメリカとフランスで立ち上げた。特に北米は電子コミック中心になると思う。」

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サンライズ・宮河常務「ガンダムユニコーンについて。都条例について。政治に全く興味ないので、コメントない。個人的に言えば、つまんないことやってるな。以前は映画出て半年後にＤＶＤ出していたが、短縮されている。どれくらい開けなきゃならないという法律はない。」

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サンライズ・宮河常務「映画からＤＶＤまで３ヵ月開けるのは、映画館に来なくなるという人の意見。これだけ情報が溢れている時代に３ヵ月も開けたら忘れる。映画公開と同時にＤＶＤ発売していいんじゃないの」

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サンライズ・宮河常務「ガンダムは２００６年からガンダムエースに連載。映画館で見るとブルーレイが欲しくなると思った。エピソード１は２０１０年２月に映画上映と有料配信、１ヶ月後の３月にブルーレイ・ＤＶＤ発売。配信を同時にすると映画館に来なくなるという意見あったが、関係ないと思った。」

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サンライズ・宮河常務「有料配信は質を保つため、プレステＨＤ独占配信にした。エピソード２は映画公開と有料配信１０月、ブルーレイ・ＤＶＤ１１月。５千万本用意したが、アマゾンで品切れになった。エピソード３は映画公開と有料配信来月３月、ブルーレイ・ＤＶＤ４月。地上波は一番最後にする」

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サンライズ・宮河常務「これからは、映像(ブルーレイ・ＤＶＤ)とライブとネットの３つをどう組み合わせていくかが重要。劇場を作る積もりはないが、ライブの重要性を感じている。ネットは海外展開(世界同時)。視聴数は映像の５倍。６言語に対応。エピソード２からはＸboxにも配信」

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サンライズ・宮河常務「宣伝はあまりやっていないが、従業員全員にツイッターをやらせてツイートさせている。ファンと直接やり取りしている時代になったんだなあ～。今後はツイッターとニコニコ動画を活用する。」

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サンライズ・宮河常務「アメリカでバーンズ＆ノーブルの書店に行った時、ゆっくりソファーに座って本を読ませてくれた。日本の本屋は立ち読みしていると追い返された。ファンを増やすのはこういうことかと分かった。ネットを重視する自分の原点。」

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サンライズ・宮河常務「ライブを重視するのは、生を楽しむ時代だから。テレビでは出来ないもの。音楽ライブは平日ライブが減っている。今や土日ライブが大半。会社や学校で疲れた後より、ライブで目一杯楽しむ時代。」

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サンライズ・宮河常務「新たな戦略として、４月からロボットなどキャラクターに企業ロゴを背負わせる。日経で募集したところ、街の喫茶店とか多数応募があった。Ｆ１みたいなもの。」

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プロダクションＩＧ・石川社長「プロデューサーの資質とは、モノを作り上げて利益を上げて行く形を整える。しかし、もっと大切なのは、相手を本気にさせる、その気にさせること。良い人材とは、信用される、この人と一緒に仕事したいと思わせる魅力があること。」

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プロダクションＩＧ・石川社長「たとえば、君に届けも原作が大好きな従業員が集英社と日テレに掛け合った。戦国バサラもゲームの好きな社員が是非アニメにしたいと熱く語ってカプコンをその気にさせた。東のエデンの亀山監督は一番やりたいオリジナルをやる熱意があった」

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プロダクションＩＧ・石川社長「過去は過去。過去に捕らわれると、新たな未来が開けない。目標は意外に上から降って来るモノ。目指すモノではない。それまでにいかに準備して来たかが大切。３月１４日～１８日にもしドラのアニメを放送するが、夜１０時台にアニメをやる発想は過去にはなかったモノ」