「ガンダム」1stは、どのような経緯で人気が出てきたのか?の再検証
- gryphonjapan
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「ガルパンを温かく迎えたミリオタがはいふりでは突如牙を」って言説は確実に修正主義だと思う。ガルパン放送当初のことを忘れてるだけじゃないか?
2016-04-17 21:33:24twitter.com/s_w_s_m/status… 自分含めた放送開始前や初期当時の、個人的実感としては3話ぐらいまでは、過去の萌えミリアニメの悲惨さの経験からかなり訝しりながら見てて、大洗市内での対グロリアーナ戦で一気に評価が上がってそこから軌道に乗った
2016-04-18 06:12:53※この「ガルパン」についての話題もこの後、枝分かれして展開されているのですが、まとめ者がわからないので割愛します
(興味ある人は独自にたどったり、まとめてみてください)
「無意識の歴史の捏造」の他の例は、例えば『機動戦士ガンダム』はTVシリーズ時点でもアニメファン人気は高かったし、玩具も後半のGアーマーで挽回、放送し終了後に当時としては破格の条件でプラモ化や劇場版が決定するぐらいには人気があったのに、「本放送時は全く人気が無かった」とされている
2016-04-18 06:16:34他の例は『魔法少女まどかマギカ』。開始前から「虚淵だから絵柄と裏腹にハードになるだろう」というのが大方の予想だったし、第一話からきゅうべいとかがあからさまに怪しいと言われてたのに、「普通魔法少女物と思われてたところに三話が不意打ちだった」という「無意識の歴史の捏造」がされている
2016-04-18 06:21:52まどマギの三話で衝撃だったのは、「キュウベイと何か企んでいる黒幕に見えたマミが、全くそんなことが無かったうえにあっさり戦死した」ということだったのだが。
2016-04-18 06:23:54しかし、映画化される前に出たムックなどを見ても、 「視聴率低迷での打ち切り」 「玩具売上苦戦の挽回策としてジオンの新モビルスーツ登場」などが書かれていたように記憶しています。 twitter.com/ut_ken/status/…
2016-04-18 06:30:52「再放送での人気の高まり、プラモデルの売上過熱化から映画化決定」 に至っては、「めぐりあい宇宙」のパンフレットにもそんな記載があったような。 アニメファンの受けはさておき、視聴率や玩具売上など商業的に苦戦したのは事実じゃないかな。 twitter.com/ut_ken/status/…
2016-04-18 06:33:39それは不正確。実はそのあとに、玩具は後半のGアーマーセットで挽回して、クローバーが打ち切り取り消しを打診するほどの成果を出してます(いまさらの取り消しは無理でしたが)。 @yomoyamasaka
2016-04-18 06:33:52あと本放送中も、玩具系と模型系では受け方が相当違っていて、玩具系では失敗とみなされていたのに対し、模型系ではプラモメーカーに商品化希望が多数。サンライズもクローバーにプラモ化の検討を持ち掛けたり(技術が無い等の理由で不採用) @yomoyamasaka
2016-04-18 06:36:45また当時バンダイの子会社のバンダイ模型もその様子を見て本放送半ばから、ヤマトの次を見込んで独自にプラモ化権獲得の交渉を。玩具業界的には実はバンダイ本社の競合相手のクローバーと実際の設計製造をしてたタカラが権利を持っていたのに、プラモは別ということで @yomoyamasaka
2016-04-18 06:39:47話をまとめ、想定していた予算の二倍を求められるもそれを現場判断で応じるというということで、本放送終了少し前という時期にもかかわらず契約を交わすぐらい、有力株とみなされていた @yomoyamasaka
2016-04-18 06:42:14先ほども説明したようにプラモ化に関しては、本放送半ばから交渉開始、本放送終了直前に交渉締結。なお劇場版制作発表は1980年10月(企画交渉はそれ以前から)、プラモの発売は1980年7月の上にブームと言えるほどの状況になり始めたのは1981年正月からなので@yomoyamasaka
2016-04-18 06:46:05「プラモデルの売上過熱化から映画化決定」は実は時系列があってない。それこそ、「無意識の歴史の捏造」の典型 @yomoyamasaka
2016-04-18 06:47:00@tanpatu ガンダムに関しての根拠の資料ならいくつか提示できますが。『ガンダムエイジ』『ガンプラジェネレーション』『ガンプラ開発戦記』など。逆に「世界線が違う」と揶揄される根拠は何でしょうか。
2016-04-18 10:47:37ガンダムブームの時系列の整理。『機動戦士ガンダム』TVシリーズ放送期間 1979年4月~1980年1月。『アニメック』の初のガンダム特集号79年7月。79年8月、名古屋テレビによる東京ABCホールでの上映会。79年年末、バンダイ模型プラモ化権獲得(交渉はその数か月前から)。
2016-04-18 10:56:22ガンダムブームの時系列の整理その2。1980年7月、1/144と1/100ガンダムのプラモ発売。この時点の広告で「映画化計画中」とも告知。80年10月、映画化発表。1981年正月、ガンプラの初期主力商品がそろい、正月需要でプラモブームのブレイク開始。
2016-04-18 10:59:20出来事を振り返ると「ガンダムは本放送中”全く”人気が無かった」とかあるいは「プラモブームの後追いで映画化決定」という俗説は明らかに無理がある。本放送時に人気が無いなら、何でアニメックは隔月というハンデがありながら毎回ガンダム特集し、他にアニメ誌でも注目度高めだったのかとか
2016-04-18 11:14:41本放送が終わって間もない時期に、だいたい同時進行でプラモと映画化(当時としては割と破格の条件)の話が進むなんてことがおこっていたのかとか。また、プラモブームが起こりだしたのは、映画第一部の正式発表の少し後なのだから、「プラモが大ブームになったから映画化決定」というのも無理がある。
2016-04-18 11:15:30@ut_ken アニメックによる度重なる特集は、小牧さんがあちらこちらで言ってるように「これは凄い作品だから世に知らしめねば!」との思いが主要な動機かと。
2016-04-18 11:23:04ガンプラの初期ラインナップは80年7月に1/144と1/100ガンダム。8月~11月に1/1200ムサイ、1/144シャアザク、グフ、1/100ドム。12月に1/60シャアザク、ザク、1/144ズゴック、1/1200ホワイトベース。1月に1/60ガンダムと1/144ザク。
2016-04-18 11:24:11放送当時の視聴率、関東で5%代と振るってなかった(当時の基準では)のは事実なので人気がなかった、と、少なくとも視聴率で評価をする向きの人たちには見られてたんだろう。
2016-04-18 11:24:32正月シーズンに向けて順番に初期ラインナップを揃えている。7月に1/100と1/144ガンダムが出ていきなりバカスカ売れたわけじゃないし、バンダイも正月需要や劇場公開を見据えて順番にラインナップを増やしていた。
2016-04-18 11:25:56