「関西人」に愛を込めて(「診断名」にも・・・)

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dicegeist @dicegeist

こうした「発達障害」とか「関西人」という言葉は、侮蔑的に使う人もいれば、単なるカテゴリーの言葉として使う人もいる。 また、「関西人」だからといって、みながみなたこ焼きが大好きとも限らないし、家にたこ焼き機を持っているとも限らないし、たこ焼きをおかずにご飯を食べられるとも限らない。

2016-04-19 21:32:19
dicegeist @dicegeist

「たこ焼きに関しては一家言あるけど、吉本新喜劇には特に関心がない、関西出身の人」もいれば、 「たこ焼きよりもタコスの方が好きだけど、吉本の大ファンの、関西出身の人」もいる。 あまり知らない人、偏見的な見方をする人からすれば一緒くたかもしれないけども、あたりまえだけど、みんな違う。

2016-04-19 21:34:01
dicegeist @dicegeist

たとえば、「なんとなく会話の間合いが取りにくいな、やりとりがギクシャクするな…」と感じていた相手に対して、ある時相手が関西の出身ということを思い出して、「そうか、あれはツッコミを求められてたのかな?」と気づくと、それからコミュニケーションが取りやすくなるかもしれない。

2016-04-19 21:36:03
dicegeist @dicegeist

これをひっくり返して、「ねぇねぇ、関西人ってみんなボケツッコミで会話するんでしょ?」と決めつけるような見方・関わり方をするのは、お行儀がよろしくないことでしょう。 個人のありようと、カテゴリーとでは、個人のありようの方が当然大切なはず、ということを忘れないだけでいいのに。

2016-04-19 21:38:34
dicegeist @dicegeist

どういう時にこうした安易な決めつけ・くくりの押し付けが起こるかというと、「直に接した経験が少なく、偏った伝聞情報を身につけたばかりで、それを使いたくてたまらない場合」でしょうか。 なので、発達障害について知り始めた人が「特性へのあてはめブーム」に陥るのはある程度は仕方ない。

2016-04-19 21:42:02
dicegeist @dicegeist

要は、「違う文化の人なのかもしれない」と考えることに「愛」があるかどうか、なのかもしれません。 「この人は私とは違う文化を生きる人なのだ」と捉えることが、断絶への道ではなく、よりよい繋がりに役に立つかどうか。 もちろん、身勝手な押し付けではダメです。

2016-04-19 21:48:14
kingstone @king1234stone

つまり「関西人」というのがカテゴリーというか「一般的特性」であり、しかしその中でもひとりひとりは「個別の特性」をもち、両方がわかって対応すれば、より良い対応ができる、ってことやわな。

2016-04-19 21:54:51
kingstone @king1234stone

こちらの研修資料(PDF )。図1「『診断名』をどう使うのか」  homepage3.nifty.com/kingstone/kens…

2016-04-19 21:58:16
kingstone @king1234stone

そして私がいつも強調するのは「診断名は相手を排除するためのものではありません。共にうまくつきあっていくためのものです」

2016-04-19 22:01:33