フェドロフ本人やアフタマートについて

ロシアで1917年に開発され、フルオート機能まで搭載されていたという前衛的自動小銃、フェドロフアフタマート。 ロシア語に精通しているマシロたんがその銃について解説します。
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おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

「銃口エネルギー」という観点に立たないと、日本のアリサカ弾を使うフェデロフ小銃の、アサルトライフルとしての本質が見えてこない。銃弾の重量と銃身の長さは、それぞれの銃火器で同一条件ではないが、大雑把に言うと数値が大きければ反動が大きい pic.twitter.com/CfB6lgvKOI

2016-04-20 14:06:16
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おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

小さくて読めねえだろと言う苦情が僕の中で沸いたので再掲テスト pic.twitter.com/r29aEDW1SW

2016-04-20 15:24:44
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おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

さらに言えば口径かな 6.5mmがこの中で異色を放っているのはその口径の小ささにある。口径が小さければマガジンに沢山弾を入れられる

2016-04-20 14:09:45
おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

AK 2200J STG 1900j フェデロフ 2600j って見ると数値が大きく見えそう しかしM14まで使われた3006はその倍、二次大戦期のフルスケールカートリッジ(3000-4000j)より大分抑えられている

2016-04-20 14:12:24
おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

意外にパワーある7.92mmクルツ 2000j AK普通に2200j、割と意外だった

2016-04-20 15:28:06
おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

因みにアリサカちゃんは銃口初速が秒速700m台と低い しかしいくら弱装填でも日本にとってみればフルスケール主力小銃弾。でも海外の水準と比べるとすごく微妙な立ち位置。闇

2016-04-20 14:14:47
おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

バトルライフルというとあれだけど フルカートリッジ、ハイパワー弾を撃つ、マガジン装填段数に制限のある銃とされているらしいけど、アリサカ弾はハイパワー弾か否か

2016-04-20 14:16:56
おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

「BARも全軍に配備していればアサルトライフルの立ち位置だったのでは?」 「四千ジュールの弾をフルオートで射撃しながら突撃する小銃 #とは

2016-04-20 15:31:30
HK15 @hardboiledski45

日本軍が試作した試製超軽機関銃は6.5㎜弾を使うものでしたが、反動が強烈で、とても実用に耐えるものではなかった、という話がありますね。これは、もしかすると、軽量化に注力しすぎたせいかもわかりませんが……

2016-04-20 15:31:40
HK15 @hardboiledski45

フェドロフ自動小銃にフォアグリップが装備されていたのは、そういう意味では慧眼だったといえるかもしれません

2016-04-20 15:34:42
skullfrog @vyxorg

@hardboiledski45 反動の話ですけれど、ボルトキャリアの重量とかもあるかもしれませんね あくまで想像ですけれど

2016-04-20 15:39:54
おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

もちろん2200jのAKに近いジュール値とは言え、「フルオートに優れていた訳ではない」 ただこのせいでフェデロフはバースト撃ちで運用されていたけど、当時の火器基準を見てみて、果たしてバーストですら二脚無で立射できる火器が存在したのだろうか、BAR然り

2016-04-20 15:36:11
おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

弱装填中間弾のアリサカ弾の選択に、連射と射程、そして小口径(6.5mm)によるマガジンキャパシティーの増加(最もフェデロフ自身コレを理由の一つにアリサカ弾を選択している)という将来的な視野を感じる。もちろん完璧に徹底された訳ではなかったし、未完成と言えば未完成

2016-04-20 15:39:43
おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

1916年12月1日に部隊任地された 158人のロシア帝国軍兵士と4人の士官は、フェデロフ小銃「のみ」で武装して実戦に試験投入された。なんかガンダムみたいな話()

2016-04-20 15:50:19
おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

Cei-Rigottiの方がジュール値でも口径面(同じ)でもフェデロフより連射と傾向性は追及されてる感じがある。AR的なモノで言えばこちらが間違いなく先、ただ言うように運用面でのアサルトライフルの地位はフェデロフが先。どっちも闇

2016-04-20 16:01:29
おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

これは私見だけど、フェデロフが欧州戦線を視察した時イタリア視察やってた気がするんだけど、どこからかアイディアを引用、もしくはその基礎を啓発されてるハズなんだよね。起源の起源的な

2016-04-20 16:04:01
おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

「アフタマート」という単語が初めて使われたのはフェデロフが「カービン・機関銃」と名付けたこの銃の事なのはハッキリしてるんだけど、フェデロフ自身がアフタマートだと名付けたのではない(とあるロシア軍士官が言い当てた)らしい pic.twitter.com/6mEUuv4v98

2016-04-22 23:32:01
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おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

日本のアリサカ弾をフェデロフ小銃の生産のために供給していた「企業」はイギリスの会社2社とペテログラード弾薬工場のコピー生産だった

2016-04-22 23:09:52
おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

僕個人の考察だけど、フェデロフが日露戦争後に軍部の要請を受けて、7.62*54Rをベースにしたセミオートカービンを作ったのはここから来てると思う。特に、全軍に自動火器を配備するという発想も、軍の主力小銃を開発したモシンの影響を感じる。

2016-04-22 23:46:34
おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

今PCが無いので画像がうp出来ませんがご容赦を。ソースはロシア小銃史、カブロフスク国立大学の小銃史研究の報告書、及びTV()

2016-04-22 23:49:22
おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

アメリカの民間会社が1943年に制作したロシアの研究映像にフェドロフ小銃の実射動画がああああああああああああああああああ youtu.be/ZHMb2twi_G0?t=…

2016-05-23 23:55:34
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フェドロフ本人の話

おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

フェデロフは自作のカービンを改良し続け、1912年に軍の試射試験を受けて合格し、採用するように推奨されたんだけど、1912年4月21日に、この朗報を知ったニコライ二世と将軍がミハイロフスク砲兵士官学校に赴いた際に彼の元を訪れたんだけど、同伴していた将軍が「私は採用に反対です」字数

2016-04-23 00:02:26
おㄘんㄘん!びゅ @moscowmk23

@moscowmk23 我が軍はライフル銃さえ生産出来てないし、弾も足りないんだぞ」と一喝したとアレクセイパリバーノフ将軍の日記に示してある。

2016-04-23 00:07:08
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