【悪堕ちマルチエンド】正義の魔法少女の妹と悪の女幹部の姉

正義の魔法少女と悪の女幹部は実は姉妹だった、そんな展開になった時にお互いがどのように行動し、悪堕ちに繋がるのか、考えてみました。
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きっかけはアンケート

悪堕研究機構 @utakuochi

「君の存在に心奪われた!」と叫びながら魔法少女を圧倒的パワーで追い詰めて鹵獲するも、変身が解けた魔法少女の姿を見て実は自分の妹であることを悟り、妹の姿で「お姉ちゃん……ごめん私弱かったよ……」と呟いて意識を失った妹を見て禁断の愛に目覚める魔法少女と悪の女幹部の姉妹丼をください。

2016-04-18 09:20:03
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【アンケート】戦ってきた正義の魔法少女が自分の妹だと判明(※妹は姉の正体を知らないまま)した悪の女幹部である姉は、この後……

2016-04-18 09:26:35

ここからシナリオ開始

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【マルチ悪堕ちシナリオ】正義の魔法少女の妹と悪の女幹部の姉: 正義の魔法少女として戦う妹は姉が悪の組織の幹部であることを知らず、また、悪の女幹部である姉は、自分のライバルとも言える存在の正義の魔法少女が妹であることを知らず、お互いに愛が芽生えるくらい拳を交えてきた。

2016-04-19 22:05:12
悪堕研究機構 @utakuochi

正義の魔法少女である妹は中学生くらいのイメージで、悪の女幹部である姉はキャリアウーマンのイメージ。毎日出勤する姉を見送って中学校に出掛ける妹であるが、実は姉の出勤先は悪の組織であったというありがちな展開。もちろん両者変身するのでお互いの正体は変身が解けないと分からない。

2016-04-19 22:12:59
悪堕研究機構 @utakuochi

圧倒的パワーを解放した女幹部の方が魔法少女を追い詰めて気絶させるが、変身が解けた姿を見て実は妹であったことを悟る。抱きかかえて家に帰り、布団に寝かせて看病するんだけど、目が覚めた妹が「ごめん……お姉ちゃんにまた迷惑かけちゃった……弱いね、私は……」って言われてもにょっとする姉。

2016-04-19 22:22:25

ここからシナリオ分岐

シナリオ①

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悪堕ちエンド①:本当に守るべきだった自分の妹がこれほど頑張っていた事実に気付いた姉は、妹に真実を打ち明け、悪の組織を離反して正義の魔法少女として妹と戦うことを決意する。多くの敵を姉妹のコンビネーションによって撃破するが、悪の女幹部時代を把握している敵幹部の罠によってピンチに陥る。

2016-04-19 22:26:34
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刹那、動けない姉をかばって妹が敵の攻撃を受け、撃破されてしまう。満身創痍で動けない姉の目の前で妹は敵に鹵獲され、姉妹離れ離れになる。それから数日、正義の魔法少女として復帰した姉の前に、悪の組織に洗脳・改造され、かつて悪の女幹部時代の自分と同じような姿になった妹と再会する。

2016-04-19 22:32:25
悪堕研究機構 @utakuochi

「どうして私がこんな姿になっちゃったのかな?」 「私はもうお姉ちゃんに守られる必要ないくらい強くなったんだよ?」 「あはは! お姉ちゃんってこんなに弱かったんだ!」 圧倒的な力と、目の前にいる妹という事実、彼女に向けられる罵詈雑言が姉の心を砕き、無力になった身体を妹の前に晒した。

2016-04-19 22:36:31
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「お姉ちゃんは昔は悪の女幹部だったんだよね? お姉ちゃんの身体に刻み込まれた悪の快楽を思い出させてあげる」 こうして再び悪の組織に忠誠を誓った姉は、愛しの妹と再びコンビを組み、お互いに愛し合いながら正義の魔法少女を潰す、邪な姉妹幹部へと堕ちたのである。

2016-04-19 22:41:37

シナリオ②

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悪堕ちエンド②:自分が愛したライバルは、自分の守るべき愛しの妹だった。その事実と葛藤に陥った姉は、突如妹の口に自分の口を重ねた。 「おねえちゃん……お姉ちゃん!? んっ」 「安心して、これは身体の治癒力を高める魔法……でもちょっとだけ治癒力が足りないから私の魔力も注入するわね」

2016-04-19 23:03:15
悪堕研究機構 @utakuochi

布団の中で安静にしていた妹の身体は、注入された魔力によって火照りだした。その火照った身体を、全身くまなく愛撫するように、姉の手が妹の傷口に触れる。黒い魔力を宿した姉の手に触れられた傷は、先ほど高められた治癒力と相まってみるみるうちに治癒されていく。

2016-04-19 23:21:25
悪堕研究機構 @utakuochi

「おねえちゃん……そのちからはまさか……」 「……私は、この選択が正しかったのか分からない。だけれども、あなたを……妹を守ることが姉である私の使命だと思ったから。今の私はあなたから見れば悪に堕ちたどうしようもない存在。それでも、この先ずっと姉妹でいつづけたいから、だから……!」

2016-04-19 23:31:02
悪堕研究機構 @utakuochi

「あなたは何があっても私がこの先ずっと守り続ける。だから私のもとに来て欲しい。魔法使いの勢力があなたを縛るならそいつらと戦う。悪の組織に所属することが非日常になるならお姉ちゃんがずっと傍にいて普段通り振る舞ってあげる……だから……」 「おねえちゃんのからだ……あたたかいよ……」

2016-04-19 23:38:00
悪堕研究機構 @utakuochi

その日、正義の魔法少女は悪の組織へと下った。かつて魔法少女の善きライバルと謳われた悪の女幹部を髣髴とさせる衣装と、彼女と同じ黒い魔力を身に纏いながら、常に彼女の傍にいて愛し合う姿は、正義の魔法少女と悪の女幹部の垣根を超えた姉妹のようであると評されたが真相は闇の中である。

2016-04-19 23:44:03

シナリオ③

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悪堕ちエンド③:妹は自分に心配を掛けないくらい強くなりたかった。その気持ちを理解した姉は、一瞬、自分の組織で保護することも考えたが、それは“今の”妹の気持ちを慮ってやめることにした。今の自分の立場を捨てることも考えられなかった。しかし妹を強くしたい、ならば……

2016-04-19 23:59:51
悪堕研究機構 @utakuochi

妹「何故、そこまで私にしてくれるのですか?」 仮面(ダミ声で)「この地での思い出……あなたと同じようにつらいものばかりだったからだ」 妹「この魔法の力は我々を新しい世界へと連れて行ってくれます」 仮面「そうあって欲しいと願いたい」

2016-04-20 00:14:45
悪堕研究機構 @utakuochi

「私には姉がいました。ですが、私が悪の組織との戦いに敗れ、大怪我を負った日、『愛が重い』という書き置きを残して行方不明になってしまったのです。私は、姉に心配を掛けないように強くなろうと思っていました。今でも、いなくなった姉をいつでも笑顔で迎えるために、強くなろうと思っています。」

2016-04-20 00:21:19
悪堕研究機構 @utakuochi

※悪の組織に有給休暇を申請し、その間は悪の女幹部稼業は休んでマスクウーマンとなり、妹のピンチ(注:相手は悪の組織)に駆けつけて窮地を救う姉の図

2016-04-20 00:22:46
悪堕研究機構 @utakuochi

仮面の人に師事し強くなっていったある日、突如彼女は仮面を脱ぎ捨てた。そこにあったのは、よく見慣れた自分の姉の顔であった。 「お姉ちゃん!?まさか……」 「そう、そのまさかよ。そしてこれはどう?」 そう言って妹の目の前で悪の女幹部の姿へと変身する姉。それを見た妹は動揺を隠せない。

2016-04-20 00:36:17
悪堕研究機構 @utakuochi

「今のあなたは、世界を変えるくらいの魔法の力を持っている。そう、私の帰りを笑顔で迎える強い心もね。機は熟したと思う。お姉ちゃんと一緒にこっちに来ない?」 動揺を隠せない妹とは裏腹に、姉は、かつて妹に対して見せていたように、姉としての優しい笑顔で語りかけた。

2016-04-20 01:23:47