パズルをコンピューターで解いていたら、公式が取り上げてくださった件について
追記
解く際に使用したアルゴリズムについて、詳しく解説する記事ができました!
概要
私は中学生の時に、「ペーパーチャレラン」というペンシルパズルを解いたことがあります。それは学校の授業で配られたものなのですが、当時は友人達とともに高得点を狙って色々と試行錯誤したものです。
そして大学生になり、部屋の掃除をしていた際にそのプリントが出てきたことから、色々とWeb検索して公式サイトにたどり着きました。そこで、「ペーパーチャレラン」が種々のパズルの総称であること、私が解いたのはその一種であることを知りました。
TOSS ペーパーチャレラン
当時解いた問題(PDF形式)
ルール説明
そこから数ヶ月、最高得点をコンピューターに探させる試みを続け、遂に最適解を得ることができました。その途中経過については次の記事をご覧ください。
経過
上記記事が、なんとチャレランの公式に捕捉されました。
ペーパーチャレランの提供者側として,興味深く拝読しました。ペーパーチャレランは精神医学的な研究の分野で研究されたことはありましたが,プログラミングで考えてみることは今まで取り組んだ方はほとんどいないと思います。 twitter.com/YSRKEN/status/…
2016-04-24 16:48:24ペンシルパズル「ペーパーチャレラン」をプログラミングで解いてみる [C++] on @Qiita qiita.com/YSRKEN/items/8…
2016-01-25 01:26:41qiita.com/YSRKEN/items/8… この最適解を得るのに,高性能のパソコンで17日以上とは!すごい研究だと思います。チャレランの関係者として,感謝と尊敬いたします。
2016-04-24 16:52:24@challeran フォローありがとうございます。ところで私をフォローした理由は何でしょうか?
2016-04-24 16:53:32@YSRKEN 「ペンシルパズル「ペーパーチャレラン」をプログラミングで解いてみる」を拝見しました。私は,チャレランの事務局の者で,このように取り上げていただき,驚いた次第です。
2016-04-24 16:56:29@challeran ああ、この記事ですね。中学生時代にもらった問題を、大学に入ってからふと本気で解いてみたくなった次第です。まさか公式から捕捉されるとは思いもよりませんでした。必要でしたらソースコードを送付いたします。 qiita.com/YSRKEN/items/8…
2016-04-24 16:58:55@YSRKEN ありがとうございます!話はちょっと変わりますが,私は学生の頃にチャレランに出会い,以降20年間くらいチャレランの仕事をしている者です。矢やパソコンには詳しいのですが,このように解析されたのは初めて拝見しました。
2016-04-24 17:00:48@challeran 「コンピューターにパズルを解かせる」こと自体は多くのパズルで行われていますが、確かにチャレランを解かせた例は他に無いでしょうね……。コンピューターの性能向上で、現実的な時間で解析可能になったのが大きいかと。
2016-04-24 17:03:20@YSRKEN そうですね。私はそのすごさが実感できます。すごく昔,解析できないかを調べてみたことがあったのです。その当時はもちろんできませんでした。ほんとうにすごいと思いました。
2016-04-24 17:05:16@challeran お褒めにあずかり光栄です。ところでこの経緯を、togetterで纏めても構わないでしょうか?
2016-04-24 17:11:05@YSRKEN もちろんOKです!多くの人たちに知っていただきたい事実です。また,多くの子どもたちはもちろん,親御さんや学校の先生方にも,ペーパーチャレランに興味を持っていただければ幸いです。
2016-04-24 17:13:09