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平成28年熊本地震の被災地のみなさま、ならびに災害ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)

被災地の片付けの際に貴重な歴史資料がゴミと思われ捨てられるケースがあります。災害時の歴史資料保全について発信している方のツイートをまとめさせて頂きました。有名無名に関わらず歴史資料、文化財は貴重な国民の財産です。
震災 復興
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suisei_sensei @shoemaker_levy
平成28年熊本地震の被災地のみなさま、ならびに災害ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い):泥や水で汚れた古い記録を捨てないでください/国や県や市町村による指定文化財だけが歴史資料ではありません/地域や家の歴史を復元するための貴重な地域の歴史資料の保全活動にご協力を
suisei_sensei @shoemaker_levy
熊本市役所のFBに被災地での文化財保全のお願いが出ています。4/19 18:51 【熊本市の宝を未来に残すために今できること!!皆で守ろう熊本の歴史!!】 facebook.com/KumamotoCity/p… 連絡先等状況の変化にはご注意を
suisei_sensei @shoemaker_levy
「阪神・淡路大震災や東日本大震災等の大規模災害の際に、災害復旧時の後片付けや被災家屋撤去に伴い、文化財・歴史民俗資料の処分・廃棄が起こりました。今回の被災で同様の状況になることは、貴重な歴史遺産が失われるにとどまらず、復興のよりどころが永遠に損なわれることになりかねません。」
suisei_sensei @shoemaker_levy
「市民の皆様には被災により大変な時期とは存じますが、…家に残されている古文書や古い本、自治会等の記録(地域の記録となりますので、時代の新旧を問わず)や資料、農具や機織りの道具、絵馬のような信仰に関わるもの、生活のための道具などの保全にご協力くださいますようお願いします。」
suisei_sensei @shoemaker_levy
「仮に水に浸かったり、破損してしまった資料でも、今後修復することができる可能性がございます。この件についてご質問、ご要望等がございましたら、下記までお尋ね下さい。(問合せ)熊本市熊本博物館」→FBに電話番号も出ています。
NISHIHARA Kazu @NishiharaKaz
被災文化財レスキューなどを行っている歴史資料ネットワークから。被害状況提供フォームもあります。/平成28年熊本地震の被災地のみなさま、ならびに災害ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い) | 歴史資料ネットワーク siryo-net.jp/info/2016-kuma…
橋本麻里 @hashimoto_tokyo
ちょうど1カ月前、東日本大震災から5年を期して書かれた文化財レスキューの意義について、あらためて。 twitter.com/masa7878/statu…
suisei_sensei @shoemaker_levy
災害時の地域歴史資料保全の難しさは、史料が廃棄されやすい初動の対応が鍵であるにもかかわらず、現地の文化財関係者も被災者ですぐに動きにくいこと、直後に外部の研究者等が入れないこと、そして大変な状況の中で「古い歴史資料が…」と被災者に声をかけるのは非常に神経を使うといったことがある。
suisei_sensei @shoemaker_levy
それから、被災間もない時期に、家が壊れたのにこの資料を救って何になるの?という思いをもたれてももっともなこと。地域歴史資料は、長い復興の過程の中でこそ必要になります。そのことを地域の人たちにわかってもらえるような活動をしていきたいところ。
suisei_sensei @shoemaker_levy
大きな災害に見舞われた地域では、往々にして歴史が「その災害」を起点にしか語られなくなってしまい、その地域の歴史イコール災害以降の歴史、のイメージのみが抱かれることになってしまいがちです。それは、災害以前の歴史を物語る歴史資料が失われてしまうことにも大きな原因があると思われます。
suisei_sensei @shoemaker_levy
もちろん、復興のプロセスにおいて保全された資料を活用していく主体は、地元の方々自身です。日々地域資料の滅失は身近なところで起きており、被災地以外でも同じことがいえます。
suisei_sensei @shoemaker_levy
つらつらかきましたが、このようなわけで、発災後早い段階で現地熊本の公の機関から、復興を見据えた地域歴史資料の保全の呼びかけが出ることには、大きな意義があります。ぜひ資金面や落ち着いてからのボランティアなどでサポートを。
suisei_sensei @shoemaker_levy
東日本大震災の被災資料レスキュー作業も未だ継続中ですし(その活動にもまだまだサポートが必要です)、もちろん非常時だけでなく、皆様の身近な歴史資料もたいせつにし、地域社会の中で活用していただければと願います。
suisei_sensei @shoemaker_levy
4/19の連続ツイートのRTが伸びていますが、そこで書いたことは、これまでの災害での歴史資料保全の活動の歴史の中で育まれてきたもので、何もわたし自身のオリジナルの知見ではありません。そのことはお断りして典拠となる文献を提示しておきたいと思います。
suisei_sensei @shoemaker_levy
日本の地域歴史資料の特質は、個人や近世村レベルの団体(民間)に膨大な歴史資料が蓄積されていることであると言われます。このような状況下で、人口減による地域の記憶継承力の低下の結果、大災害で一気に歴史資料が失われる危険が高まっています。
suisei_sensei @shoemaker_levy
また「平成の大合併」も、市町村合併による地域アイデンティティの希薄化、コミュニティ活動の低迷、地域の歴史文化の解体を加速化させています。
suisei_sensei @shoemaker_levy
阪神淡路大震災を契機に形成された歴史資料ネットワーク(ボランティアによる歴史資料の保存や活用を目指す組織)と同様の活動が20年の間に日本各地に生まれ、歴史研究者、学芸員、学生、郷土史団体、市民などが共同して、災害時の地域歴史資料の保全と復興の過程でのその活用の道を模索してきました
suisei_sensei @shoemaker_levy
このような蓄積を背景に、4/19の熊本市役所からの声明文が、発災後まもなく出されるところまで至ったといえましょう。熊本の皆様のご尽力に敬意を表します。
suisei_sensei @shoemaker_levy
以上、参考文献は以下の通りです。 奥村弘『大震災と歴史資料保存 阪神・淡路大震災から東日本大震災へ』吉川弘文館、2012年 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター編『「地域歴史遺産」の可能性』岩田書院、2013年
suisei_sensei @shoemaker_levy
阿部浩一・福島大学うつくしまふくしま未来支援センター編『ふくしま再生と歴史・文化遺産』山川出版社、2013年 奥村弘編『歴史文化を大災害から守る 地域歴史資料学の構築』東京大学出版会、2014年
suisei_sensei @shoemaker_levy
ぜひ、これらの文献に直接当たっていただければ幸いです
suisei_sensei @shoemaker_levy
被災住宅の歴史資料「処分しないで」 熊本博物館が呼びかけ mw.nikkei.com/sp/#!/article/… 「同館の学芸員、福西大輔さん(41)は「熊本に残る史料は西南戦争や大水害を乗り越えてきた。今回の地震で貴重な地域の遺産が無くなるという事態を防ぎたい」と」
suisei_sensei @shoemaker_levy
4月23日、熊本で現地関係者による会合が持たれ、被災した地域歴史資料のレスキューに向けての組織が発足。事務局は熊本大学文学部附属永青文庫研究センターに。>「熊本史料ネット」の設立 | 歴史資料ネットワーク siryo-net.jp/disaster/kumam…
suisei_sensei @shoemaker_levy
リンク先の歴史資料ネットワーク(神戸)の奥村弘代表のメッセージをご一読ください。いわゆる「史料ネット」の活動(災害等により滅失の危機にある地域歴史資料を救出する活動)は、阪神淡路大震災に際して始められました。 siryo-net.jp/disaster/kumam…
suisei_sensei @shoemaker_levy
災害後の資料保全には「歴史的資料の救済」と「震災関連資料の収集」の両方があるということも重要です。後者に関して、長岡市立中央図書館文書資料室では、2004年の中越地震及び東日本大震災時の避難所運営等に関する資料を保存しています。 lib.city.nagaoka.niigata.jp/?page_id=568
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