- ElementaryGard
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1)中学英語教科書にみられる欠陥、それはそのままニホンジン英語発生の温床ともなっているわけですが、それを箇条書きで指摘すると
2016-04-27 09:42:241)過去時制の狂い 2)相の狂い(完了形など) 3)1)と関係するが動作動詞の誤用 4)冠詞への無理解 5)基本的な動詞の使い分けがおかしい 6)未来時制の使い分けがおかしい 7)助動詞のニュアンス理解が不足 8)仮定法なしでディベートさせる 9)so を間違って乱用
2016-04-27 09:49:4010)it that this の使い分けニュアンスの理解不足 11)会話のやり取りで同じ名詞をピンポンする癖 12)イイタイコトの論理がおかしい 13)12と関係するが接続詞の用法がおかしい 14)語学以前の問題として、語られる内容が幼稚 15)Ohなどの相づちがワザとらしい
2016-04-27 09:57:1916)すぐ do you know ~ ? で話を振る 17)some を「いくつか」のつもりで使ってしまう 18)keep ~ing のニュアンスをわからず使う ざっと以上並べてみました。
2016-04-27 09:59:266)中学英語教科書の欠陥は、そのままニホンジン英語の特徴でもあるわけです。この説はマーク・ピーターセンの『日本人の英語はなぜ間違うのか?』の受け売りですが、その後実際に教科書を自分で分析してみて本当にその通りだと痛感。
2016-04-27 10:05:538)たとえば「⑥未来時制の使い分けがおかしい」ですが、日本語の動詞は「食べる」でも「歩く」でも、それ単体だと「食べたい」「歩いていくつもり」等の未来へ向けての意志ニュアンスが強く、それで英語では will や be going to をいちいち使うのが理解しにくくなる。
2016-04-27 10:09:389)「⑧仮定法なしでディベートさせる」 エレン先生もやらせてました。ディベートの基本は「仮に~として、それだとこうこうこうなってしまわないか」とシミュレーションの話をぶつけあうことなので、仮定法が必須となります。 pic.twitter.com/ViripVMUOv
2016-04-27 10:13:3810)国語の教科書を見ても、ディベートはちらっと紹介されるぐらいで実際にカリキュラムの一環としてやらせることはないようです。 pic.twitter.com/kRke6GBthV
2016-04-27 10:18:3011)p241の「話し合いの方法」にディベートの説明があるぐらいです中三。 pic.twitter.com/o4qNo88NtH
2016-04-27 10:19:3812)小六で「学級討論会をしよう」というコーナーがあるけれど。 pic.twitter.com/h1JqUvpZi1
2016-04-27 10:21:2613)また後で国語教科書にあたってみますが、とにかくディベートを国語のほうで事実上教えていないのに、中三英語ではディベートが出てきてエレン先生が仕切ってるのは奇態です。 pic.twitter.com/Gwimg2Xnzf
2016-04-27 10:24:5914)このディベートでは「ロボットの発達と普及はいいことか悪いことか」がお題になっていて、インド人は「便利になっていいじゃない」と主張し、アメリカ人は「暴走しだしたらどうするの」と言い返す。
2016-04-27 10:27:4115)「暴走しだしたら」はシミュレーションでの話だから、仮定法を使わないといけないのに使っていない。英語ネイティヴの男の子なのに。 pic.twitter.com/uszheXkk9i
2016-04-27 10:28:4816)中学の英語教育でディベートがもてはやされるのは、ニホンジンは自己主張が苦手だけど賛成反対を語るのならハードルが低くなるから主張させやすいという理由があるそうです。
2016-04-27 10:30:1717)しかしながら国語のほうでろくに教えていないし実践もさせていないのに、外国語でやらせるのは無茶ではないでしょうか。
2016-04-27 10:31:0618)まず母語でディベートに慣れさせて、それから外国語でやらせてみるべきですし、これならディベートの技として仮定法を教えることができる。
2016-04-27 10:31:5720)それなら中三の段階で仮定法を習わせることもできるはずなのですが、文部科学省による英語の学習指導要領では高校一年で仮定法を教えることになっているので、手の打ちようがありません。
2016-04-27 10:34:2721)大事なことなので改めていいます。国語の授業と英語の授業が連動していない!たとえるならば互いに違う調で歌を歌っているのでデュエットにならない。
2016-04-27 10:35:5222)違う調どうしてもハーモニーが可能であることは、これまで私が行った坂本龍一の楽曲分析を読んでくださった方ならわかっていただけるでしょう。
2016-04-27 10:37:0323)中学国語の教科書を改めて読んでみましたが、ディベートの話題は中二でちらっと出てくるぐらいです。 pic.twitter.com/V6VF1pyiCo
2016-04-28 16:10:4524)中三の終盤でロボットの是非を討論させているのはディベートですよね。賛成、反対の二派にわけて、互いを説得しあうゲーム。それともエレン先生は本当に生徒たちに賛成反対を自己判断させているのか。そこが不明。 pic.twitter.com/GAXbhErDTi
2016-04-28 16:13:3325)光村図書の中学国語では、中一にバズセッションやポスターセッションをやらせています。 pic.twitter.com/eV1bo8Zo6D
2016-04-28 16:15:45