ラノベや「なろう」系並みに、時々はっちゃけてる司馬遼太郎…からの~隆慶一郎話
- gryphonjapan
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以前、ブログで書いた司馬遼太郎は「なろう」作家(キリッ! の完全版である。上司から司馬遼太郎を読めと言われて敬遠しているラノベ読者にこそ、司馬遼を読んで欲しい。彼こそ日本最高の主人公age俺TUEEEE小説の書き手なのである。たぶん。ebookjapan.jp/ebj/special/lv…
2016-04-29 00:11:02歴史エンタメ作家としての司馬遼太郎大好きだけど、「国盗り物語」の冒頭、斎藤道三が童貞捨てるため(男同士は経験済)、各地を行脚する話はちょっとついて行けなかった
2016-04-29 01:22:09前島賢氏の「日本最高の俺TUEEEE小説の書き手にして、「なろう」小説のさきがけ」として司馬遼太郎を評価する言説はおそらく正しい。なお、司馬遼太郎の場合ブログみたいな雑文を雑誌に多数発表しており、新聞で『「なろう」小説』を連載した後、ブログ風雑文でフォローしていたりする。
2016-04-29 20:16:58司馬遼太郎が黒田官兵衛TUEEEE系小説「播磨灘物語」を「読売新聞」で連載中に、読者から「あなたの先祖が官兵衛に負けた英賀合戦を何故書かないのか」とツッコまれて、英賀合戦を別に書いたりしているんだよね。こういう当たりも「なろう系小説」っぽいですね
2016-04-29 20:19:48司馬遼太郎のブログ(違)をまとめた「司馬遼太郎が考えたこと」は新潮文庫で出ているが、初期は明らかにツイッターみたいなものまで含まれており、非常にいい加減な昭和のリーマン人生がわかるので面白いよ
2016-04-29 20:22:51例えば「こんな雑誌辞めてしまいたい」は司馬遼太郎が同人誌を「イヤ!ぼく!やめる」とかキレた時の文章で、これまで同人誌の編集がどれくらい大変だったか延々と書いているだけというはてな増田みたいなものだったりする
2016-04-29 20:29:35司馬遼太郎の場合、「歴史読本」当たりに乗せていたブログ風雑文を後に小説にぶち込むようなことを平気でやるんだよ。例えば「僧兵上がりの大名」という宮部継潤の雑文を書いた後でそれを「新史太閤記」にまるっと入れてしまうとかw
2016-04-29 20:31:28司馬遼太郎の雑文が文庫化された後、「三友消息」という名前がかっこいいと思ったブロガーが自分のブログで同じタイトルの文章を書いたりしているんだよ。そういう点でも司馬遼はブロガーやなろう小説のサキガケでも有るんだよな
2016-04-29 20:33:48司馬遼太郎の場合、元々社会部の記者だったこともありバークアンドバーグでヨッピーが書いてそうな「オモシロ人間にあってきたんだがww」系の雑文も結構ある。例えば倒産アパレル企業に群がる人を描いた「丼池の鳥葬」、流しのおっちゃんの話「我が愛する大阪野郎たち」など
2016-04-29 20:39:01「司馬遼太郎が考えたこと」には、この手の謎紀行文もかなり多い。 「何もない」という噂の佐賀県を佐賀してみたらいろいろあった - トゥギャッチ togech.jp/2016/03/30/345… @togech_jpさんから
2016-04-29 20:42:11ヨッピーにあって司馬遼太郎にないもの、実はそれは「○○がおいしい」みたいな文章だったりする。司馬遼太郎は何しろ異常な偏食だった。魚が食えないんだよ。なお、藤沢周平はちゃんと食べ物のことを書きます
2016-04-29 20:45:18新聞の連載小説って、読者からの感想によってストーリーが変更されたりしたし、現代のなろう小説の先輩って感じ? あ、マンガだとジャンプシステムか…
2016-04-29 20:47:17「国盗り物語」は司馬も実験的な表現を色々使っており、これまで読み捨ての書き講談でしかなかった時代小説を近代化しようとして苦心している所が見られる。突然、「道三おるか?よろしくニキー」とか作者が物語の中に入り込んで道三にインタビューし出すし、わりとメチャな所がある
2016-04-29 21:59:04以下、無用のことながら、少しく「司馬」「ラノベ」で検索する。
(※変に文体マネするな。)
あと燃えよ剣も残り少しで止まってるから読もう。おかげで土方好きの人と話が合いそうだから読んどいてよかったなと。ただ司馬遼太郎ってあの時代のラノベ作家だから、ガチの歴オタの人は嫌うかもしれない。
2016-04-30 01:22:55司馬遼太郎よか山岡荘八のがラノベっぽいような気もするんだよなあ。伊達政宗とか「俺様が天下をとるぜー!」で粋がってた兄ちゃんが序盤で秀吉と家康どころか、柳生宗矩にもボコボコにされて、家康から「早くワシのところまで上ってくるがいい」みたいに見下される中で成長してく話だし。
2016-04-29 20:21:18司馬遼太郎がラノベ的というのはすごくしっくりくるというか、記事中にもあるけど、たとえば「竜馬がゆく」などは新聞小説だったので、あとあとものすごく少年ジャンプ的なものは感じた。それでいて歴史教養的なものが身に付いた感もあるのですごくお得気分になるのはわかる。
2016-04-29 20:20:26ラノベ漂流20年!「前島賢の本棚晒し」 - 電子書籍はeBookJapan: 司馬遼太郎『新史 太閤記』 (新潮文庫) 司馬遼太郎。 歴史小説好きでなくとも、名前ぐらいは聞いたことがあるだろう、日本が誇る歴史小説の大家である。… dlvr.it/L9vQh4
2016-04-29 07:00:06冒頭でトラックとぶつかったりしないだけで、見てきたような異世界もの俺tuee的な感性でいくと確かに司馬遼太郎はラノベむきと言えるかもしれない。
2016-04-29 04:15:49更新されたぞ。ゴールデンウィークは司馬遼を読もう。 ラノベ漂流20年!「前島賢の本棚晒し」『新史 太閤記』 ebookjapan.jp/ebj/special/lv…
2016-04-29 00:08:23@hako_roku @absolutehawk102 後は戦闘妖精雪風とか 作風変わると司馬遼太郎の新撰組血風緑や燃えよ剣、坂の上の雲、龍馬がゆく 一夢庵風流記 むしろ最近のラノベはあまり読まないし興味を持てないの(´・ω・`)
2016-04-28 21:50:48