【R-18】人体模型【オリジナル】

かげひと(ΦωΦ) @KGHT_2

「教材の準備がありますので、○○さん。理科準備室に来てください」と先生に呼び出され、行ってみると部屋の前で意識を失い、目覚めると授業が終わっている……？後から話を聞くと、自分によく似た人体模型を使って身体の仕組みを習ったと聞き……？

かげひと(ΦωΦ) @KGHT_2

@KGHT_2 「これは心臓です。大体握りこぶし大の筋肉の塊が、全身に血液を送り出しています」 「……いま動いたような」 「なにか言いましたか？」 「いえ、なんでもないです」 「私語は慎むように。では次……」

かげひと(ΦωΦ) @KGHT_2

@KGHT_2 「……これで授業を終わります。起立！礼！」 「……結局○○ちゃん、戻ってこなかったね」 「保健室かな？迎えに行こうよ」 「……ふう、行ったか。それじゃ、元の『人間』に戻ろうねぇ」 理科準備室で、教師が、ぱちん、と指を鳴らすと、全裸の人体模型が人間に戻り……？

かげひと(ΦωΦ) @KGHT_2

@KGHT_2 「……先生」 「おや、どうしたんだい○○ちゃん」 「私、記憶があるんです」 「……なんのだい？」 「人体模型にされて、みんなの前に立たされた記憶。心臓を取り出して、解説してたり。あの時、正直苦しかったんですよ？目の前が暗くなって、息が苦しくて」

かげひと(ΦωΦ) @KGHT_2

@KGHT_2 「……何が望み？」 「私も授業を受けたいんです。身体の仕組み、人体模型で見たいんです。だから、ね？」 「そ、それは」 教師が取り押さえる間もなく生徒の指先が光り、次の瞬間教師は人体模型へと姿を変えていて……？

かげひと(ΦωΦ) @KGHT_2

@KGHT_2 「へぇ、先生の身体って、こうなってるんですね。大変勉強になりました。……ああ、元に戻して欲しいんですか？残念です、私の魔法は不完全でして。『元に戻らない』んですよ。先生は行方不明扱いで、ずうっと学校の備品になるんです。教育熱心な先生ですから、本望でしょう？」

かげひと(ΦωΦ) @KGHT_2

@KGHT_2 「ところで先生？どうして『ぼっき』してるんですか？生徒相手に『ぼっき』しちゃったんですか？ヘンタイですね。ヘンタイなおちんちんは、こうしちゃいましょうね」 人体模型から怒張した男性器を取り外すと、生徒はランドセルにそれを入れ、蓋を閉じる。

かげひと(ΦωΦ) @KGHT_2

@KGHT_2 「もし仮に『人体模型の秘密』を知って、先生を元に戻せる人が現れても。身体の一部を失っていては、それも叶いません。頃合いを見てこれは捨てておきますね。あ、その前に少し楽しませてもらいますから。どうせ『童貞』なんでしょ？私が貰ってあげますから。では、さようなら」

かげひと(ΦωΦ) @KGHT_2

@KGHT_2 以上です。