キコ/qui-co. 6th protest「ラット13」@ザムザ阿佐ヶ谷 5/2~5/3(2016) 夢を見たネズミたちの記憶(感想ツイートまとめ)

東京の演劇グループ、鬼才・小栗剛率いるキコ/qui-co.の公演「ラット13」の感想まとめです。キコ/qui-co.のHPはこちら→http://www.qui-co.net/
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佐藤武(サトウタケシ) @satohtakeshi

qui-co./キコ「ラット13」op映像を製作者の荒船君がupしてくれました。youtube.com/watch?v=YiWS3j… @youtubeさんから

2016-05-08 00:28:38
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小栗剛( qui-co. ) @oguri_utd

社会を変えていかなきゃがんばらなきゃという考え方は、なんかしっくりこないし、熱くなれないから、結局愛の物語になっちゃったんだよな。もっと大人なもの書きたかったけど、それだとバッドエンドになってただろうし。馬鹿にされてもいいからこういう物語にしたかった。

2016-05-21 00:43:30
小栗剛( qui-co. ) @oguri_utd

ラットをモチーフにしてすぐ丁度windows10の強制アップグレードが始まって、ユーザーが飼い慣らされた挙句実験されてんだなーと感じたのは大きなヒントになった。文句も言えない。言っても届かない。届いても意味ない、というこの閉塞感。たまんねぇよな、と思った。ほんとどうしようもない。

2016-05-21 00:38:00
小栗剛( qui-co. ) @oguri_utd

そんで「ラット13」というタイトルがなんとなく嵌って、チラシのイメージが浮かんで、佐藤や東澤に「タイトル決まったよ!」と電話して、ぺちゃくちゃお喋りしながら骨格を組み立てるという始まりでした。夜中に。迷惑だろうがなんだろうが、まあ、構わないよ。この時点で大筋はできてたはず。→

2016-05-21 00:30:58
小栗剛( qui-co. ) @oguri_utd

ラット13。なんで「13」なのかというと響きです。「ラット」にしたのも響き。意味を付けながら物語が膨らむという造り方でした。13は忌み数なので、好きです。嫌われてる感じが好き。素数だし。ラットは考えてる時丁度椎名の「丸の内サディスティック」を聴いてて、ああ、ラットいいなぁ。と。→

2016-05-21 00:27:20
小栗剛( qui-co. ) @oguri_utd

ラット13に関して、まとめ更新に自分のものせたいのでいくつかツイートします。

2016-05-21 00:18:26
ケー @kchanrobo

この点では滋は和美にとって良き父親のような、大人の役割をしたと言える。しかし和美は・・・。「ラット13」最大の衝撃の場面が訪れる。ここからラストへと至る後半の怒涛の展開は切なく、胸がいっぱいになった。

2016-05-20 22:21:41
ケー @kchanrobo

よく見ると和美は滋とは良好な関係を作ることができている。和美が「滋くん」と呼ぶのは親愛の情の現れである。和美は滋に対しては適切な距離を保って安定している。滋は和美に力のコントロールを教えている。あたかも滋は和美の師匠のようでもある。そこにはちょっとした師弟愛がある。

2016-05-20 22:21:09
ケー @kchanrobo

和美が「滋くん」と呼ぶ4号棟の死刑囚“滋”は、死刑囚ながら獄中で小説を書いて小説家として世に認められた人物。彼は小説を書くという内省によって自らの暴力(力の暴走)を克服した“悟りの人”なのである。彼こそがこの演劇の芯をなしている。

2016-05-20 22:20:41
ケー @kchanrobo

「好きになると殺しちゃう」というのは「好きになると抱きしめちゃう」の「抱きしめちゃう」愛着の力がコントロールできずに暴走する感じだろうか。和美は人を愛する気持ちが高まるとそれが殺人衝動になる。そしてその原因が父親から暴力を受けていた育成環境にあることが示唆されている。

2016-05-20 22:20:16
ケー @kchanrobo

「ラット13」は群像劇だが、そのなかでも際立った存在が和美と滋。はるかぜちゃんの演じた4号棟の死刑囚“和美”は、かわいい美少女なのに「好きになると殺しちゃう」猟奇殺人犯。彼女がこの演劇の衝撃を最も良く担う。

2016-05-20 22:19:43
ケー @kchanrobo

「ラット13」ネタバレ感想で和美と滋について論じた部分を、後半で明確に粗筋を述べているところをカットして、他にも表現を一部修正して再度ツイートします。

2016-05-20 22:19:17
川上 献心(劇団風情) @kwkm_Fuzei

キコ/qui-co. 6th protest『ラット13』 今、やっと、終えました。 また好きな人がたくさん増えました。僕も好かれるよう、心に何かを残せるような人間になりたい。 ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。関わってくださいました皆様、ありがとうございました。

2016-05-15 23:46:20
まんも @ymanmo

全く関係ないタイミングにも関わらず、藤原さんにハツカちゃんの感想を伝えられたのがとても嬉しかった。突然すみませんでした。『ラット13』の時は話しかけられなかったのでした(;_;)←ビビり

2016-05-14 21:23:39
演劇感想文リンク @kansolink

今週更新された劇団 19 qui-co. engeki.kansolink.com/review/qui-co.… 最新作「ラット13」他3作品の劇評をお読みいただけます #演劇 #舞台 #劇評 engeki.kansolink.com

2016-05-13 12:40:02
🐼貴夏さん🌻 @gyoza11677

@harukazechan はるかぜさんこんにちは!ラット13観劇しました。神レベルの変態、小栗さんが作り出す世界は、本当に自分の身体を抱き締めていないとどこかにブワッと飛んで行ってしまいそうになります。はるかぜさんにはまたキコに出演してほしいと思いました(*^_^*)

2016-05-12 18:44:58
どこかのイカさん @hanaikasan

ああいう、悲劇的でいっそ死んでしまった方がましな状況の中で懸命にあがく人たち、という図が好きなんだなぁ……。本来の歌の意味とは離れるんだけど、「露草」のサビを思い出しちゃった。そしてあなたはそれでも綺麗で…… #ラット13

2016-05-17 21:21:44
どこかのイカさん @hanaikasan

ラット13の感想言いたかったけど、二週間経ってもまとまらなかったので、ちょっとだけ。すさまじくとんでもなくてえげつなくて怖くて複雑で、この上なく純粋でどうしようもなく美しい恋のお話でした。以上。 #ラット13

2016-05-17 21:18:31
ケー @kchanrobo

はるかぜちゃんが出演するということでキコqui-co.の演劇を初めて観に行ったわけだが、はるかぜちゃんが出演する「ラット13」の再演が観たいというだけでなく、キコqui-co.が今後どのような演劇を作ってゆくのかにも大いに興味を持った。

2016-05-08 22:40:05
ケー @kchanrobo

今回観た舞台で演技するはるかぜちゃんは、他のどんなはるかぜちゃんよりも美しかった。ぜひともあの姿をまた観たいし、一人でも多くの人に観てもらいたい。「ラット13」の再演が実現することを願っている。もちろんはるかぜちゃんの新たな舞台出演作も観たい。

2016-05-08 22:39:15
ケー @kchanrobo

「ラット13」でのはるかぜちゃんは、「TUSK TUSK」に続いて、激しい感情や繊細な感情を見事に表現していた。さらに今回は可憐さと狂気が表現の要であり、はるかぜちゃんの演技のポテンシャリティが最大限に引き出された。まさに「最高にやりがいのある役」だった。

2016-05-08 22:38:47
ケー @kchanrobo

自分が最初に「ラット13」の紹介文を読んだ時に想起したSF設定は、「13号棟はコンピュータのシミュレーション世界」。そのほかにも、13号棟の人間はクローン人間だとか、アンドロイドだとかの方が、人格データの転用のSF設定としては自然だ。でも演劇でねずみ固有のおもしろさを出してきた。

2016-05-08 22:34:31
ケー @kchanrobo

「ラット13」のSF設定は演劇ならではのもの。人間だと思っていたらねずみだった!というのは活字でも映像でもなく生身の人間が表現する演劇でこそ生きてくる。動物の触れ合いの表現も、ラブ・ストーリーとして効いてくる。ねずみであることをネタにしたコメディ要素も盛り込まれる。

2016-05-08 22:33:13
ケー @kchanrobo

はるかぜちゃんの出演したキコqui-co.の演劇「ラット13」をザムザ阿佐ヶ谷で観た。衝撃、そして圧倒的な切なさ。「トロイメライ」4号棟の死刑囚たちの、そしてその分身となり「もう一つの人生」を生きる13号棟のラットたちの、二重写しのラブ・ストーリー、“ハードコア・メルヘン”。

2016-05-08 22:32:31
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