交流スペース『あかね』にて催された「労働組合内部でのセクハラおよび性差別の問題について語る集い」に関しての一連のツイート
- yutanpo1984_
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本日10月4日(金)19:30からあかねで「労働組合内部でのセクハラおよび性差別の問題について語る集い」を行います。 とにかく「語り合って、いろんな意見を集めるつどい」です。 意見交換が煮詰まらない場合は、議論を来週以降に持ち越します。
2013-10-04 08:26:49労働組合は、組織内部でのセクハラや性差別の問題について、企業以上に鈍感だと言われています。 そうなってしまう大きな理由の一つとして考えられるのは、労働組合の内部でセクハラなどの問題が起きた場合、「被害者が活動から去っていき、加害者が活動に残り続ける」という傾向があることです。
2013-10-04 08:28:09もしも一般の職場でセクハラが起きたとき、被害者はすぐに離職するわけにはいかないので、とにかく職場に残り続けます。 また、簡単に離職するわけにはいかないからこそ、「泣き寝入りしないで、たたかおう」という人があらわれ、問題が表面化することにつながります。
2013-10-04 08:31:04しかし、労働組合では、そんなふうにはいきません。 労働組合で活動している人の多くは、ほとんど手弁当で活動を行っていて、しかも組合費やカンパを払って参加しています。
2013-10-04 08:31:45そのため、組合の中でトラブルが発生したとき、その被害者は、多くの場合、すぐに活動から離れてしまいます。 経済的な負担を負ってまでして、わざわざ嫌な思いをしなければならないというのは、ぜんぜん理にかなわないからです。
2013-10-04 08:32:32そして、被害者が活動から去っていく一方で、加害者は何食わぬ顔で組織に残り続けます。 このようなことが幾度となく繰り返されることにより、労働組合の組織内部から「被害者の視点」が失われていき、それと反比例する形で、「加害者視点」だけが濃縮還元されて、その濃度を増していくのです。
2013-10-04 08:33:53しかも、問題が表面化しないということで、加害者は「自分は何も悪いことをしていない」という間違った自信を深めてしまい、その加害性がいっそう強化されていきます。
2013-10-04 08:34:29一般の企業においては、被害者と加害者とが同じ職場の中で共存しているので、両者の間に一定の緊張関係が存在すると考えられます。 しかし、労働組合においては、被害者が組織の内部に残り続けることが稀であるため、そのような緊張関係さえ、ほとんど存在しません。
2013-10-04 08:35:12そして、個々のトラブルにおいて加害者の被害者に対する「勝利」が重ねられていくことにより、牢固として抜きがたい性差別意識が、労働組合運動の深部において沈殿し、やがて凝固していったのではないかと考えられます。
2013-10-04 08:36:21労働組合内部におけるセクハラや性差別の問題は、多くの労働組合活動家たちによって、どういうわけか「ささいな問題」「先送りすべき問題」と考えられ、ずっと軽視されてきました。 しかし、それで本当に良いのでしょうか?
2013-10-04 08:36:49セクハラや性差別の問題が起きたとき、加害者が平然と居直る一方で、被害者が活動を去らなければいけなくなるというのは、あまりにも悲しいことです。
2013-10-04 08:37:26そして、そんなふうにして、組織内部でのトラブルの被害者が活動を去らなければいけなくなるような活動というものに、果たして存在意義があるのかという根源的な問いもあります。
2013-10-04 08:38:00そのような問題について、意見交換する集いを行いたいと思います。 あかねは19時から開店します。 19:30以降、ぼちぼちと議論を始めるイメージで想定しています。
2013-10-04 08:38:34あかねで「労働組合内部でのセクハラおよび性差別の問題について語る集い」を始めています。 終電時刻くらいまで議論しているかと思いますので、お気軽にお越しください。
2013-10-04 20:05:12セクハラおよび性差別の加害者にとって「耳の痛い話」をたえずし続けるということ自体が、一つの実践的な対策でもあるのです。
2013-10-04 20:09:46