博物館学芸員への質問と図書館司書のレファレンスをめぐるあれこれ。

まとめました。
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Suzuki Mahoro @mahoroszk
「博物館の学芸員に話を聞いてレポートを書け」という課題が出た人におすすめしたい手順。 1.取材対象の博物館を決め、その館のウェブサイトを隅から隅まで眺める。 2.気になったことや知りたいことを箇条書きでメモする。 高校生なら、ここまでやってから博物館に電話かメールで相談。
Suzuki Mahoro @mahoroszk
大学生なら、さらに 3.その館の発行する「年報」や「活動報告書」の最新号を読む。ネット公開されていなければ、近隣図書館で借りる。初めに知りたいと思ったことのほとんどはその本に書かれているはず。 4.さらに新たな疑問がわいて来たら、それをレポートのテーマにする。
Suzuki Mahoro @mahoroszk
5.手に入るなら過去の「年報」「報告書」も眺め、もっと多くの情報を仕入れておく。 6.ここでおもむろに博物館にメール。所属と氏名、どの講義で出た課題かをはっきりと。それからテーマと疑問をぶつけて「話を聞きたい」と伝えます。 7.返事があったら日時を相談。 こんな感じかな。
Suzuki Mahoro @mahoroszk
そして大学院生なら、 6.多くの博物館について5までの作業を行い、より広い視野で分析的に。 7.似たテーマの既往論文なんかも探して読んじゃったりして。 8.さらに深く調べたいことがあれば、相談に乗ってくれそうな博物館にメール。 って感じで。
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs
「学芸員に話を聞いてレポートを書け」という課題ってありなのか。酷い…
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs
前RT群:冷静に考えて、大学の課題で「博物館の学芸員に話を聞いてこい」がありになって、博物館の普及活動で「大学の教員に専門とか教育内容とか自らの存在意義について聞いてこい」が成立しないというのは非対称。それを考えると「話聞いてこい」というのは本当に酷い課題だ。
takibata @takibata
またこの話題の季節に。私も春学期は見学ないし参加レポートを課しますが、近年は事前に「ぜったーいに、学芸員さんに突撃インタビューをするな」と口を酸っぱくして注意します。この辺は三重県博の方針などとは真っ向から対立しますが。図書館のレファレンスどう使う問題とも論点は重なる気がします。
takibata @takibata
自分で学生さんたちに説明しているうちに訳が分からなくなる部分があります。たぶん、名前の分からない虫とか持って行って、虫の調べ方教えて下さい、だと歓迎される質問かと思うのですが(これも館による) 、博物館についての質問は歓迎されない、いや、自分で分かる所まで調べてからにして、に?
takibata @takibata
誰にどのタイミングで何なら聞いたり頼んだりしていいか?という人間関係全般の悩みとも通じるのかな、と。レポートネタに過剰に反応している訳ではなく、普段から延々と、このタイプの問題を考えている訳です。図書館、博物館のレファレンス問題全般について。
Suzuki Mahoro @mahoroszk
@takibata ほんとに風物詩ですよね。学生さんが教員の与えた課題をどこまで理解しているのかも、見えない部分です。
takibata @takibata
@mahoroszk 一番怖いのは、授業に出てこないで、レポート課題だけ人づてに聞いて、勝手な行動をする学生です。指定の用紙を作って、授業に来た学生に渡すようにしているのですが、コピーは可能なので。1クラス170人とかだと完全なコントロールは難しいです。
Suzuki Mahoro @mahoroszk
@takibata そういうこともあるでしょうねー。先生方を責めるつもりは(私には)ありません。
Suzuki Mahoro @mahoroszk
@takibata 「それを尋ねることによってこの人はどこへ向かおうとしているのか」が見える質問には、どんどん答えたいのです。しかし、博物館や学芸員そのものに関する質問は、どうしてか「そんなん訊いてどうするん」と思うような質問が実に多いのですよね。
takibata @takibata
@mahoroszk う〜ん、具体的にどんな感じでしょうか?
takibata @takibata
ちなみに私のレポート課題は、概論は館や展示で興味を持ったこと・来館者の様子・良かったことや困ったこと、教育論は活動の具体的内容・工夫されている点・改善すべき点、展示論は展示の具体的内容・展示で工夫されている点・展示で改善されるべき点、が主な記入内容です。基本聞かずに書ける課題に。
Suzuki Mahoro @mahoroszk
@takibata それこそ報告書に書いてある数字とか、見せたらそこで問答が終わってしまうのです。本人の中で疑問が熟していない。本当は何を知りたかったのか、気になってモヤモヤします。
takibata @takibata
@mahoroszk 課題の出し方がざっくりしていて、学生さんが考える質問が簡単に思い付く質問になってしまうのかもしれませんね。学生さんの方は内発的な疑問を持つほどには博物館を利用していない、なのでしょうか。
Suzuki Mahoro @mahoroszk
@takibata 利用しているかどうかではなく、予備知識があるか否かかなあ、と。というわけで、まずは報告書を読んで概要をつかむことをお勧めしたいのです。
FUKUSIMA,Yukihiro @archivist_kyoto
@mahoroszk お話し、ちょっとお借りします。大学生向けのレクチャーの準備をしてまして…
Suzuki Mahoro @mahoroszk
やはりというべきか、先生は「学芸員に話を聞いてレポートを」という課題を出したわけではなかったようです。学生さんが、出された課題の意味を理解できていないようす。まあその場合でも、おすすめする手順は同じです。
雪りん @ykkykym
「学芸員に話を聞いてレポート」の課題が出たら→SNSでつぶやく→「なんて迷惑な!」と炎上→大学・教員特定→課題撤回、大学謝罪。これくらい呪われて欲しい。忙しい現場の心の叫び。
雪りん @ykkykym
以前、同じ大学から学生が何人も電話をかけてきて「入館者数は?」の類の質問をするので、「どちらの大学のなんという先生ですか?」と聞いたら、学芸員出身の方だった。電話しろとは指導してなかったと思うが。
雪りん @ykkykym
しかも研究室の先輩でさ……。
雪りん @ykkykym
最近の学生さんは心得てるから、長文メールに「自分ではここまで調べました」的なことは書いてあったりする。でも「ここが知りたいので教えて」の部分が、そこが自分で苦労して調べるべきことなのでは?というか、そこ一番やりがいのあるとこじゃん!人に聞いたら面白くないじゃん!だったりする。
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コメント

takibata @takibata 2016年5月8日
まとめていただいてありがとうございます。これで学生さんたちにも読んで貰って一緒に考えたいと思います。
ひろ@不謹慎 @hiro_h 2016年5月8日
バックヤードが見えないと、教科書/講義等だけだと切り口が見つからなくて、突撃するしか無くなるんじゃないかなぁ… ヲレも今だと切り口がいくつか見つかるけど、レポートを出された当時は五里霧中だった。
未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2016年5月8日
図書館の人はいつも忙しそうなので、レファレンス窓口には、「これ、○○図書館にはあるはずなんで、ください」と、本のリクエストしかしないようになりました。
カスホ @kasuho 2016年5月14日
カウンター文化のお話が盛り上がっていたので追加しました。話題ごとに時系列を多少いじっています。問題あればお知らせください>皆様。
sakumad @sakumad2003 2016年5月15日
最近少なくなった感があるけど、前は小中の総合学習で質問させるというのが結構あった。それも練れてない聞く事が目的の質問。なので先生たちに以下を周知。大学にもやらないかん?http://www.mus-nh.city.osaka.jp/edu/b/index.html
sakumad @sakumad2003 2016年5月16日
図書館と博物館のレファレンスの話、デジャブ感があったけど、2009年度第57回大阪公共図書館大会って場でそんなぎろんをしたことがある。
sakumad @sakumad2003 2016年5月16日
このエントリーは多分そのネタ準備で書いたもの「図書館のFAQ」http://blog.livedoor.jp/sakumad2003/archives/50940425.html
書物蔵:古本フレンズ @shomotsubugyo 2016年5月17日
1)演習等でカウンターで聞いてくる、というのは司書課程等で実際あるのだが、こっそりとやる慣例 2)リファーは本来、利用者自身がやる事で、質問はやり方がわからない場合など 3)レファ専門窓口がそもそもない図書館は論外、ってなところ(´・ω・)ノ
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