及川眠子『誰かが私をきらいでも』発売中
@oikawaneko
随分前の話。残テ制作秘話という企画でＡ新聞の取材を受けた。
私を取材したその記者の感想（今日知った）。
作詞家がエヴァを見てないことを知りたくなかったという読者の感想に同調するように「確かにエヴァは見ずにいるのはもったいない作品ですね」との意見。
はああああ？この記者はバカか？
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@oikawaneko
続）本編が出来上がる前に主題歌を書いたんだよ。だから見てないのは当然。それも説明したはずなのに、なぜ読者の意見に簡単に迎合するのか。
てか、私に対して批判めいたことを書いたこの記者は、私に関することを事前に何も調べてこなくて取材に来た。だからもう最初からぜーんぶ説明されられた。
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@oikawaneko
もう一度言う。
私のマネージャーが通りすがりにキングの大月さんから仕事もらって、30分ほど打ち合わせして、企画書と音も色も中途半端にしか入ってないビデオ観て書き上げたのが『残酷な天使のテーゼ』。私が詞を書いた時点ではエヴァの本編はまだ出来上がってない。観たくても観られない...。
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@oikawaneko
なぜ放映してからも観なかったか。
まずアニメに興味がない。さらに次回作が来たら、という気持ちがあったため。入り込んでしまうとどうしても詞が物語の説明になってしまう。そのことを危惧したから。
観てなくて正解。観てたら『魂のルフラン』は書けなかった。
私はずっとこの姿勢を貫き続ける。
電鋸雛菊
@DaisyAdreena
作品を見る間もなく作らざるを得なかった、そういった経緯であの名曲が生まれた、それ自体は素晴らしいエピソードであると思うよ。だが放映後も見ない..「「残酷な天使のテーゼ」の作詞家が語る新聞取材の失礼な体験と、作詞したアニメは..」 togetter.com/li/972994#c271…
電鋸雛菊
@DaisyAdreena
『なぜ放映してからも観なかったか。まずアニメに興味がない。』 その読者は、まさにこの情報をこそ『知りたくなかった』だろうし、結果論的に記者の..「「残酷な天使のテーゼ」の作詞家が語る新聞取材の失礼な体験と、作詞したアニメは..」 togetter.com/li/972994#c271…
インタビュー時に「見ないでやる事の効果」といった作詞の方法論まで説明・記事掲載していたならばまだしも、記事を見る限りそうでもない様子である。
ならば、「放映後、今もまだ見ていない」という部分に対し、「知りたくなかった」「見ないのはもったいない」という意見が出ても無理はない筈だが。
リンク
第二発令所
今朝の朝日新聞にエヴァ : 第二発令所
本日二回目の更新。今朝の朝日新聞土曜版「be」の日本のうたを紹介する「うたの旅人」で「残酷な天使のテーゼ」とエヴァストアTOKYO-01などが載っていました。「生きるとは血を流すこと。カミソリのような感性を他人に向けて、傷つけ、傷つけられる。血を流した
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@oikawaneko
私自身がアニソン作家ではないので、アニメからオファーはないでしょうね。私はポップスの作詞家です。ただ、だからこそアニソンの概念を壊せたのだし、今どきのアニソンというカテゴリーでは申し訳ないけど書きたくもありません。 twitter.com/metalpinkP/sta…
無想
@clastics
@oikawaneko あっいえ、アニメへのご興味や習慣については無くて当然ではないかと思います。
作詞される上での方法論として、あえて本編を見ないと拝見して、なるほどなーと思ったのですが、そこにアニメへのご興味の話はどう関係しているのかよくわからなかったもので。
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@oikawaneko
@clastics 既存のアニメに新たに詞を書くこともあります。漫画が原作でそこからアニメ化して、その詞を書くこともあります。ほとんど流し見るだけですね。大事なことや物語の核は、むしろ流し見る中から浮かび上がってくるんです。また、アニメ自体に興味はありません。
猫八千代《湿度の高い秋😨》
@namito510
@oikawaneko @clastics 48歳の自分は、我が子の影響力で再びアニメを観たりするのは可笑しいですか⁉
大人と云う頭でっかちに成りたくもなく、我が子がどの様な興味が有るのか⁉ 自分は音楽でも、何でも学びたいと云うのは可笑しいですか⁉
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@oikawaneko
@namito510 @clastics いえいえ。人の趣味に口を出す気はまったくありません。「習慣がある」ということに対して、やはり年齢的に（あくまで私のです）おかしいかなと感じたまでで。私も時々深夜のアニメに見入ってしまうことありますよ。
「アニメに興味が無いから見ない」と言いつつ深夜アニメに見入ったりもする。「アニメだから見ない」という事ではないらしい。もうよく分からない。
岡田斗司夫@オタキング
@ToshioOkada
以前に筒井康隆さんが「インタビューするんだったら、すべて調べてこい！」と激怒してたのを思い出した。
その記事を読んだとき、僕は高校生だったけど、その瞬間から筒井さんを尊敬するのをやめた。... fb.me/2adjYE0GI
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@oikawaneko
インタビューに際して事前にその人のすべてを調べるのは無理。そんなことは私も理解してる。きっと筒井先生も。ただ、ある程度は相手に対する礼儀として調べてきてくださいということ。自分の仕事に対しての努力を怠るなという意味なんですよ。 twitter.com/ToshioOkada/st…
air-is
@idolresolutions
及川眠子さんが無礼な新聞記者に激怒、というのは分かる。が、「アニメに興味ない。エヴァ本編は観たことない」とかは、「強烈な個性のある作品なので歌詞が影響されすぎないように観るのは我慢した」とかに（レトリックで良いから）変えれば良いのに、と思う。
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@oikawaneko
そういうふうに言うとエヴァファンは納得するのかなぁ。じゃあもう詞を書かなくていい状況なんだから観れば？となるような気が...。そうするとやっぱり「アニメに興味がない」となってしまい元の木阿弥(笑) twitter.com/idolresolution…
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@oikawaneko
この人はべつに私に興味を持ってインタビューに来てるワケじゃないんだなぁて気付いたとき、聞かれてる方の気持ちが萎えるんですよ。とりあえずお互いに仕事だからこなすものの、つまらない内容にしかならない。それでもよければ何も調べずに来てください。それなりに答えますから、て感じ。
「インタビューは仕事であり対象に興味はない」という相手を「萎える」などと否定しながら、「作詞は仕事でありアニメに興味はない」と言われた作品のファンが「萎える」事は一切考慮しない。そういった解釈でよいのだろうか。見ていない事を知りたくなかった人間への『興味無い』発言は、落胆へのとどめとなったと思うが。
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@oikawaneko
新聞社の記者さんたちは忙しいからいちいち調べてられないでしょ。それも理解してるし怒ってもない。だけど読者の意見に迎合して「エヴァ観ないで損してる」的なコメントをあとで上から目線でされちゃあね。あなたのしたことは何よ？と思わず突っ込みたくなるでしょ。
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@oikawaneko
私は自分がエラい人間だと全然思ってないし、私がスゴいんじゃなくてエヴァがスゴいんで、だから『残テ』が売れたってこともわかってる。でもね。だからっていい加減に扱われるのは、やはり人としてどうかって感じてしまう。インタビューは人と人とが気持ちを通じさせて行うものだという考えだから。
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@oikawaneko
私の書く詞とツイッターなどで書いてる文章とまったくキャラクターが違う、と言われたことがある。当たり前だ。私は職業作詞家で、私の詞に私のキャラクターなんて要らない。自分らしさなんて詞に追求していない。歌手の声や世界観がより引き立つ、そして売れるものを書く。それが私の仕事だから。
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@oikawaneko
アニメファンにはたぶん嫌われてます。仲間じゃないんで(笑)
私の書いてることを読んだり出演した番組等を見て『残テ』が嫌いになったという人もいましたよ。仕方ないことです。 twitter.com/oricquen/statu…
