編集者のリストラと失踪でお蔵入りになった小説「妹葬」がクラウド出版に持ち込まれるまで 呪い編

「編集者のリストラと失踪でお蔵入りになった小説『妹葬 かわいくお見送りしてよね! お兄ちゃんw』を本にしたい! 呪われた萌え小説『妹葬』出版プロジェクト‼︎」……クラウドファンドまでの経緯を書いた「「蒸発編」の続編です。ファンドページはこちら。https://greenfunding.jp/pub/projects/1446 前回、蒸発編 http://togetter.com/li/973288 続き、完結 クラウド出版編 http://togetter.com/li/981403
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小田恭央@ずん子運営 @oda_yasuo
このプロジェクト、支援するだけで面白いです! 編集者のリストラと失踪でお蔵入りになった 呪われた萌え小説『妹葬』出版プロジェクト pic.twitter.com/4zdTJRwMQG greenfunding.jp/pub/projects/1…
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朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
(前回までのあらすじ)  編集者の口車に乗った私(文学出身ライター、未単行本デビューのラノベ作家)は「妹葬」というラノベを書く。完成して校正刷り二回目の段階で、印税を値下げ交渉、実は企画会議に通ってなかった、「なろう」にアップなどいわれ、トンズラされる。うんこ。#妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
リストラ編集者がいなくなったので、話の面白さは「蒸発編」と比べてピークが過ぎてます。でも続き。 「妹葬」の原稿というか、ゲラだけは残った。しかしラノベの流行はまた変わっていた。  妹モノも時代遅れだったが、書かれた頃は「けいおん」のような日常モノが全盛だった。#妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
「妹葬」も「日常ものです、日常」と無理矢理、言い張れないこともなかった(無理)  だが、「なろう」ブームが来て、時代は剣と魔法とネトゲ、ソードアートオンラインや魔法科高校をさらに焼き直した系。学園モノは俺ガイルのような「ぼっち」系であった。 #妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
「妹葬」は作者の私から見ても、持ち込みが難しい作品だった。 ここからクラウド出版のhpでおなじみ、「妹葬」の持ち込む会社やレーベルが次々、倒産したり撤退したりする「呪われたラノベ伝説(命名:クラウド出版の担当)」が始まるわけだ。 だが、あれってちょっとオーバー。#妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
確かに持ち込み先が潰れたり、撤退したりしているのだが、その頃、世は出版不況&電子書籍ブームで雨後の竹の子の如く個人企業家達がベンチャーを起こしていた。  最初から危険な香りのするところを狙い撃ち持ち込んでばかりいるから、潰れたのだ。  もう少し詳しく語ろう。#妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
まず持ち込み先を考えた場合、最大手レベルは無理かろう。戦場はそこではない。電撃とか角川とかああいうところの賞を貰う人は、グラップラーの強さでいうとピクルとかオリバとか武蔵レベルなのだ。じゃあ、普通の出版社に・・・・・・いやいや、それらも最凶死刑囚レベルである。 #妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
私のようなクズスペックな物書きは日本刀でいきなり斬りつけて逃げるとか、煙玉ドンッ!やって逃げるとか、本部以蔵みたいな闘い方をして、出版業界を渡るしかない。  普通の会社では話も聞いてくれないし、主導権もとれない。だから普通じゃなそうじゃない会社を探す。#妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
また、営業は自分でやるとなめられるので、誰かの紹介がいい。私があやしくても、紹介者の信頼度補正がついてくるからだ。  そうこうしているうちに、最初に持ち込んだのは知人から紹介された会社。そこは出版社を名乗ってはいたが、電子書籍を一、二冊しか出していなかった。 #妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
電子書籍で成功して出版物も出す、という説明だった(説明だけで怖い)。  会社といっても、できたばかり。  オチを先にいうと、ここがまず倒産したところ。 #妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
社長一人とバイト一人のシェアオフィスで起業している会社。原稿料は印税制だったが、結局、払って貰ってないので、どうなのかわからない。  ノウハウがないベンチャーなので、速攻で企画は通る。ここまで来ると原稿が世に出ることが重要なので、金にならなくてもいいだろ、と。 #妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
私はまたしても「無料(タダ)より高いものがある」というこの業界特有のミスを犯すことになる。  ここの社長、編集者でも小説家志望というわけでもない一般の人なのに、やたら作品に口を挟んでくる。  それも一行一行。編集者レベルというより、もはや合作レベルだった。 #妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
不愉快な指摘がなかったので、作品に口を挟んでくるのは看過していたものの、その作業がまた数ヶ月に及んだ。  そう思っていたら、とうとう、私の目の前で原稿データをいじって、本文を書きだしてしまったのである。 「え~~~~!?」  である。 #妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
どうやら、一般人過ぎて、作家の創作物を勝手に書き換えてはいけないという、当たり前のルールがよくわかっていなかったようだ。  あー、この会社、ヤバイかなぁ? と思った瞬間である。  それからしばらくして、「予算が底をついてしまいまして」といわれて、ビックリした。 #妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
というのも、そのレーベル、まだ電子書籍作品をほんの三、四本しか出していないのだ。  DLがいっぱいきて、何十万も儲かるつもりでいたら、実際には数人しかDLしなかったので、二、三百円しか儲からなかったらしい。  二、三百円って……www #妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
「もっと金を貯めてから起業しましょうよッ!」  と、思ったが、「あ~~~~」としか声が出ない。 「もちろん、朱鴉さんの作品は朱鴉さんのものです。他社に売り込んでも私、印税よこせとかいいませんから」  と、社長さんがいうので、「当たり前だよ!」と口走った。#妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
「妹葬」に関しては、直されたところ、さらに直して元に戻した。  で、お金も払って貰えなかった。コレ、出版業界だとわりと当たり前のことですが、映像の仕事だと拘束時間分のギャラぐらいは私は請求している。出版業界も早く「拘束時間」という概念を持つといいですよ。#妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
しかし、一年ぐらいたってから、そこの社長さんから「飲みに行きましょうよ!」と、むっちゃハイテンションのメールが来たのには驚いた。  あんた、私にお金払ってないでしょ!  と思ったんで、さすがに返信しなかった。悪びれない加減がサイコパスっすか!? #妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
ちなみに、この人、どうしても出版や電子書籍をやりたくて、起業したわけではなく、起業の理由は「なんとなく」らしい。「特に小説が好きでもなんでもないんですよ」いっていた。  (;゚Д゚) #妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
前の編集さんもおかしかったけど、この社長も同レベルの逸材ではあった。  次はちょっと違うんだけど、どこかで私の文学時代の作品を読んだとかで「文庫、出しましょう!」とミクシィからメッセが来た。  そこはエロ小説の会社だった。 #妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
勿論、「エロ小説の会社」とはメールにも書いてなかった。ググっても、Google先生すら教えてくれない(出てこない)。 「新しくできた出版社です!」  と書いてあった。  出たよオイ。このパターン。ハキハキした感じが腹立つ。 #妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
こっちはもうすでに会う奴会う奴がイカレてて、眼がドブみたいに腐ってんだよ!  どうせうんこみたいなうんこ野郎のうんこみたいな出版詐欺のうんこみたいな話だと思って無視することにした。  世の中、ハキハキしてる奴は全員、詐欺師だ。 #妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
前回までのあらすじ。・編集者に「妹葬」を書かされ、リストラ失踪される。 ・自称電子書籍出版社で尋常じゃないリライトをさせられたうえに、倒産。お金払ってもらえてないのに、飲みに誘われる。 ・謎の新エロ小説出版社からミクシィでメッセが来る。 並べると色々、ひどいな。#妹葬まで呪い編
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa
思えば、出版業界って良い意味でも悪い意味でも、会う人会う人、クズが多かった気がする。人口比にすると、大体、三人に二人のクズ率だといえよう。映像業界だと十人に一人クズがいるかいないかぐらいな気がしたんで、出版業界のクズ率って異常だろう。まぁ、私もクズだけどな!  #妹葬まで呪い編
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コメント

朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa 2016年5月15日
「妹葬」呪い編 まとめを更新しました。なんと後半がツイート二重になってました。やべえ。修正。
a.fox @yomi10111_a 2016年5月15日
蒸発編から読んできたけど、もうティアで同人誌として頒布したほうが楽なレベル。構成指導は誰か雇って、同人→商業の型月路線行こうぜ。(使い古された手やん
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa 2016年5月15日
yomi10111_a ありがとうございます。これやりだしてから、みんなからティアでやればいいじゃんといわれています。ノベルゲーですが、同人で出そうとしていたところ、クラウド出版さんから企画採用の連絡が来て、クラウドファンドになった次第です。ですから同人→商業もプランに入れてます。まぁ、他の作品は同人で出していますので、普通の同人小説でも私としましてはいいですね。
s.amemiya @assemblage_d 2016年5月16日
小説の呪いを解くだけの簡単なお仕事
くろいえのぐ @enogu 2016年5月16日
こういう狂気、嫌いじゃない > なお、タイトルから出オチ、一発ネタでシリーズ化が不可能に思われる「妹葬」だが、「毎回、ヒロインが死ねば、続巻が出せるじゃないですか?」と、作者は答えている。
nekosencho @Neko_Sencho 2016年5月16日
まあ、漫画でも、アニメの「ピンポン」の放送があってしばらくしてから卓球モノたくさん出てきたように、今流行ってるからやりましょうみたいなのあるしなあ。 とはいえ生き延びてるの「少年ラケット」(週刊少年チャンピオン連載)くらいだけど(他にあったらごめん)
nekosencho @Neko_Sencho 2016年5月16日
enogu 死後の世界という手もあるよな
くろいえのぐ @enogu 2016年5月16日
Neko_Sencho なんというかこう、ヒロインそのものじゃなくても住民から他の変死案件とか葬儀依頼を持ち込まれるようになりそうじゃないですか。
nekosencho @Neko_Sencho 2016年5月16日
あんまりやってもネタつぶしになりそうだからこのへんでw ってのはともかく、仮に当たって続編をってことになったら何巻分でもネタは思いつきそうだよねw まあネタを小説にまで仕上げるのが難しいんだけどさ
亜山 雪 @ayamasets 2016年5月16日
親が元気で妹が次々と12人くらい生まれていて、一冊完結で一人ずつ天に召されるパターンなら12冊いけるぞ。
亜山 雪 @ayamasets 2016年5月16日
我ながら「富野か虚淵のシスプリだよな」とちょっと反省。
亜山 雪 @ayamasets 2016年5月16日
ラストは実は主人公には双子の妹がいて、育てきれないから親の友人に引き取られ、十数年後にそれを知らずに再会、結婚して幸せな家庭を築く。
刃命 誠(まこと) @LagoonMakoto 2016年5月17日
このコンセプトはあたらしい…
亜山 雪 @ayamasets 2016年5月18日
わずかですが、クラウドファンディングに投げ銭しました。
朱鴉更紗(都築名義で短編「ご眷属様ジャーニー」書きました) @akegarasusarasa 2016年5月30日
まとめを更新しました。「クラウド出版編」へのリンク追加。