2016年5月16日

東方と歴史の二次創作に関する雑感

東方歴史合同ほか、東方と歴史を題材にした二次創作をやっていてふと考えたことまとめ。
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るゐ @rui_ul

歴史合同、「○○が歴史を変えた」と「○○がいなくても歴史は変わらなかったがその流れの中にいた」に分かれているのは興味深い

2016-05-16 08:27:58
銅折葉 @domioriha

東方と歴史を題材にした二次創作というものをそこそこやってきた中で、あまりこの視点を詰めていなかったなということを感じたので少し考えた。

2016-05-16 20:29:39
銅折葉 @domioriha

まず、歴史において史実、実際にあったこと(厳密には現時点での定説)というのがあって、東方の幻想少女が歴史に関わる場合、大体において彼女らの能力や設定は史実とは相反する幻想、超常的でファンタジーなものであるため、史実からはみ出す非日常的な事件、キャラクターの関与が起こる。

2016-05-16 20:32:33
銅折葉 @domioriha

で、先RTに寄るところの “「○○が歴史を変えた」と「○○がいなくても歴史は変わらなかったがその流れの中にいた」” も、複数の状況があって。

2016-05-16 20:33:45
銅折葉 @domioriha

歴史上の題材にとしてみると、史実の出来事はしごく現実的な帰結である【A】と、後の時代から見ると意外な出来事【A’】みたいないわゆる歴史の謎がある。後者はたとえばヒトラー暗殺失敗とか中国大返しみたいなやつ。詳しく見て行けばいろいろと根拠はあるけど、ちょっと奇跡めいた何か。

2016-05-16 20:37:55
銅折葉 @domioriha

で、史実ではない架空の出来事、伝説、伝承、また三国志演義とか平家物語みたいに実際の出来事を脚色した物語があったりもする。これを【X】とする。 分類してみると、 パターン1:史実【A】には【X】という伝説があるが、これは実際にあったことであり、妖怪が居たことによるものである。

2016-05-16 20:41:23
銅折葉 @domioriha

パターン2:史実【A’】というちょっと信じがたい事があるが、実はこれはこのと聞いた妖怪が活躍したから可能だったことなのだ。 このへんまでは、非日常的な事態の原因が非日常的な存在の行動の結果であるという部分から、説得力を持たせやすい。

2016-05-16 20:44:25
あおこめ(7/3東方発表会9) @blue_comment

個人的には、「○○が歴史を変えた」と「○○が歴史を変えようとしたけど変わらなかった」と「○○は時代に流されるままだったけど、あの歴史の流れの中にいた」の3分類にしたいな。 >歴史合同

2016-05-16 20:46:48
銅折葉 @domioriha

パターン3:史実【A】という記録がある。これには妖怪が関わっていたのである。 この場合、史実が普通の人間に可能な出来事であるため、妖怪がスーパーパワーを発揮した結果すごく現実的な事が起きたということになり、どうしてもっと派手な事にならなかったのか、

2016-05-16 20:48:12
銅折葉 @domioriha

なぜスーパーパワーが発揮されないのか、例えばあのとき妖怪が大暴れすれば全滅した彼らは生き延びられたんじゃないか、みたいなことになりかねないのでなかなか説得力を持たせるのが難しいのではないかと思う。

2016-05-16 20:49:58
こうず @kouzu

正確には歴史をテーマにしているとは言い難いかもしれないが、存在のみが伝わっていて詳細不明な存在、つまり歴史の空白地点を作者の想像力で埋め合わせて描くという手法も、物語としてはありといえばあり(もはや歴史合同関係ない)

2016-05-16 20:50:55
銅折葉 @domioriha

パターン3’:史実では【A】という記録があるが、これは実は【B】という結果になろうとしていたことが妖怪の奮戦によって変化したものである。 パターン3の派生形。関ヶ原の合戦は本来なら西軍が勝つのが自明なのに、徳川家康が勝ったのは、妖怪たちが活躍したからだ的なやつ(例は超適当)。

2016-05-16 20:52:12
こうず @kouzu

「○○が歴史を変えた」 「○○が歴史を変えようとしたけど変わらなかった」 「○○は時代に流されるままだったけど、あの歴史の流れの中にいた」 「詳細不明な歴史上の事象は○○の仕業だった」 「架空の存在が歴史上に実在している体で詳細なでっち上げを行い、それを○○がやったことにする」

2016-05-16 20:55:29
銅折葉 @domioriha

多少差異があるが、私の書いた話で言うなら籠鳥が1、月面歩行者が2、今回の歴史合同の寄稿作は3’に近い(ぴったり合う訳じゃない)のかなと思う。 歴史合同の話がやけに大変だったなと感じるのはたぶんこの、最終的な出来事が史実に即しているところをドラマチックに描こうとしたからかも。

2016-05-16 20:55:41
あおこめ(7/3東方発表会9) @blue_comment

これ、東方だと逆に「妖怪が絡んでいたけれど【A’】にならず【A】になった」っていう持っていき方ができるのよね。外の世界から切り離した存在下の幻想郷で暮らしているという設定上、昔のような大立ち振る舞いができない、ってのも有り。合同関係なく結構その展開は見る。特に風神録組。

2016-05-16 20:55:46
るゐ @rui_ul

twitter.com/rui_ul/status/…  俺はこのツイートでは、歴史合同でのこの違いは各人の二次創作への考え方を象徴しているのではないか?というアイデアで軽い気持ちで書いたんだけど、思わぬ考察を呼んでいて面白い。

2016-05-16 20:59:38
銅折葉 @domioriha

ファンタジーな存在である妖怪が居るということは非日常の行為が期待されるのと、劇的なイベント、あり得ない奇跡が起こるというのは相性が良いのかなという。

2016-05-16 21:00:14
銅折葉 @domioriha

自分に合うというか、題材さえ見つければいける! って感じになるのはパターン1とパターン2だなあと実感する。 逆にこの視点から動かずにパターン3、3’の話やあおこめさんの妖怪が居たのに【A’】となるべきところが【A】となってしまった話を見ると、物足りなく感じてしまうのかも。

2016-05-16 21:05:00
あおこめ(7/3東方発表会9) @blue_comment

歴史合同だと高坂さんのが該当かな。歴史を変えられない人外の話。実はぽんぽことか鬼太郎4期とかから流れがあって、もはや古典になりつつある展開だったり。

2016-05-16 21:05:15
ホプレス @hopelessmask

折葉さんの分類面白いけど歴史二次書かないから関係ないなあ、と思ってたら「歴史上の題材」を「原作の過去描写」に変えると自作に刺さるという事に気づいてしまってつらい。

2016-05-16 21:08:08
酔鏡仙 @suikyosen

そもそも東方Projectという作品自体が、原作段階から割と史実改変やってるんだよね。諏訪大戦の下りとか、聖徳太子とか、幻想郷の成立過程とか

2016-05-16 21:11:11
酔鏡仙 @suikyosen

たとえば大江山の酒呑童子退治の話って南北朝時代に創られたものだから、実際の源頼光とか渡辺綱が生きてた平安時代には酒呑童子なんかいなかったわけだけど、東方ではそこを「平安時代に酒呑童子という鬼を源頼光が退治した」という前提で設定作ってるのだから、こりゃ史実もクソもないわけで

2016-05-16 21:17:37
銅折葉 @domioriha

歴史に登場した東方キャラが作中に置いて素性を明らかにしたか否かというのも、彼女達が歴史に影響を与えたかの度合いにある程度関わってるのかなあと思います。その歴史への影響が誰のものであったかという事実がどう伝えられたかというか。 twitter.com/ThatZ_orz/stat…

2016-05-19 21:22:37
銅折葉 @domioriha

先日書いた東方キャラと歴史への関与のアレ、酔鏡仙さんのツイートを見てて、聖徳太子なり鵺なり大江山の鬼なり西行桜なり信貴山なり、それぞれのキャラの元になった伝説は(彼女らが存在する以上)東方を下敷きにした歴史においては史実として扱うことが非常に容易であるというのがあって

2016-05-19 21:26:06
銅折葉 @domioriha

ぬえが源頼政と会ったり、萃香や勇儀が源頼光と会ったり、鈴仙や綿月姉妹がアポロの宇宙飛行士と出会ったりする場合は、キャラ自身がそのまま伝承と歴史を馴染ませる橋渡しとして機能するという部分がありまして。歴史合同は思わぬ時代思わぬ場所にキャラを配置する展開が主だったなと思います。

2016-05-19 21:31:39
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