かなり真面目なSCA自の良い話

まとめました。
セミナー
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SCA自(すかぢ) @SCA_DI
ちょっと落ち着いてきましたし、再び前のお話を書きますね。それなりに有意義な議論だと思うのですよ。変な方向のままだともったいない。注目も少し浴びましたし、せっかくだから最後までお話します。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
前も書いた通り、誤解をまねくし、論旨もぐちゃぐゃちゃなツイートだったと思います。体調のせい、なんて言い訳にもなりませんが、とりあえず脇が甘かった。熱もだいぶ引いたので、推敲したものを投稿させていただきます。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
大前提からです。これは萌えイラストのお話です。漫画やデザイン的なイラストなどは除外して考えてください。そして「プロを目指す」事が大前提で、年齢的には10代から20代前半がメインとなるお話です。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
まず、リプでお話しててふと思ったのですが、ボクが言っていた、高額なデジタル機材の初期投資のコストって「ほぼプロ並みの方が良い」という事なんですよ。プロと同じ機材を使った方が良いというお話です。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
これ、音楽で考えた時に、「プロのギターリスト目指すのなら、レスポールは1ピースのマホガニーが良いだろう」とか言われたら、「はぁ?」ってなりますよね。でも萌えイラストレイターを目指す場合は、わりかしプロと同等の機材を揃えた方が優位性が高いと思います。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
んで、これは「何となく思った」とかではないのです。過去に角川さんの企画で「お絵かき講座」をやらせていただいて60人ぐらいの生徒さんを見させていただいたのですよ。この時に、ほとんど「痛感させられた」という感じだったのです。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
人体の構造から、練習方法まで講義して、実戦としてアナログ鉛筆画で生徒さん達に描いて頂いたのですよ。んで、数人「こいつは教える余地もあって見込みがあるぞ」と思ったのです。その中には一人「このデッサン力でいままで無名とかあり得ない。この人は超大物になる」という人もいたのです。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
講座のあとに上手そうな人だけ残っていただいたのです。こういう部分、ボクはいやらしいですよね。まぁ、勧誘的な感じです。「ボクと絵描きの頂点を目指さないか!」みたいなね。ボクの趣味に、有名絵描きの育成。というのがありまして(どんなやねん)。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
そこでボクは驚かされたのです。残っていただいて「こいつは教える余地もあって見込みがあるぞ」という方々は、実はほぼプロみたいな人達で、特にデジタル技術に関しては完成された人達だったんですよ。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
彼らのデジタル作品見てたら「教える余地あるなぁ」みたいな偉そうな事を思わないぐらい。上手かったのです。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
それどころか、残って頂いた生徒さん達にボクが色の出し方を教わるみたいな。要はボクが生徒になる様なレベルな人達だったのです。その時に「アナログの鉛筆画に問題があってもデジタル技術で完成されてれば商品として成り立つ」という事を学んだのです。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
ですが、話はそこで終わらないのです。先ほど出た「この人は大物になる」って人。この人の絵を某超有名メーカーの社長に見せたら「この人はすごくいいね!」って太鼓判押したぐらい、そりゃ良いアナログ絵を描く人だったのです。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
アナログのセンスがここまであるのなら、デジタルを覚えたら無敵だろう。ボクはそう思ったのです。たぶん、ボクが教えた歴代の絵描きの中で一番センスがあった人なんですよ。それぐらいインパクトがあったし、正直その才能にベタ惚れだったのです。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
ですが、その方、お住まいが地方で、東京には出られなかったのです。それでも「遠距離で教えればどうにか出来る」という自信がボクにはあったのです。その方のアナログとしての絵があまりに完成されていたから。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
この方に機材を会社から貸し出したのです。ですがここで問題が起こります。自室が狭すぎて、デスクトップのPCは置けない。21インチ液タブも難しい。ましてや色味などを見る補助ディスプレイなど置けない。個人所有のノートパソコンと貸し出した13インチの液タブでしか作業が出来ないと。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
それでも才能があるし、問題ないかな? と思ったのです。ですが、ボクの予想は大きく外れる事になるのです。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
アナログであんなに上手かった絵が、デジタルでどんどん悪い方向にいってしまったのです。いろいろな指示をしたのですが、ダメです。その時に気がついたのです。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
「ああっ、根本的に、デジタル着色とは何であるか? どの様なものであるか? を理解出来てない」そして「デジタルソフトは画材であり道具である。その事を肌感覚として持ってない」という事に。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
先ほど出てきた、アナログ絵で問題あるけどデジタル絵で無敵な人達って、デジタルで何をすべきか、どの様に表現するべきか、そういうものを肌で知っているのです。端的に言うとデジタル技術における情報操作が上手いのです。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
ですが、アナログであれほど天賦の才があった人には、その感覚が根本的に抜けていた。それは、アナログだけに向き合って、デジタルとして完成させる技術を磨かなかったからだと思われます。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
絵を完成させる感覚を、アナログで突き詰めていった人と、デジタルを使った人だと、かなりの感覚差があると思います。このあたりは自分なども含めて痛感します(ボクはかなり早い時代で若い頃からフルカラーデジタルを触っていたのですが)。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
一枚絵を商品として完成させるのが萌えイラストレイターという職業です。さて、この商品を消費する人は誰でしょうか? 評論家? 絵描き? いいえ違います。大多数絵を描かないユーザーさんです。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
デジタル技術の進化とは、一枚の絵の情報量の増加なのです。 そして、その技術とは、イラストの情報の操作なのです。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
アナログ時代、情報量が少なかった時代。「線画」「デッサン」こういったものの優位性はかなり高かった。ですが、情報量が拡大化したデジタルイラストにおいては相対的に低くなります。
SCA自(すかぢ) @SCA_DI
デジタル時代前夜のイラストを今見るとびっくりするぐらい着色が淡泊です。当時はボクらユーザーにとっては相当豪勢な着色に見えたのに。
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コメント

トゥギャッター編集部 @tg_editor 2016年5月18日
はっとさせられるようなまとめです。
くまねこわんこ@すでに国政選挙アカ @evilflowers13 2016年5月18日
これ絵だけじゃなくて楽器畑も同じことがいえるのよねえ。曲つくりたければ100万機材に出して買えって話になる。
みどろ @No20036 2016年5月27日
うだうだ言い訳せずに「絵描きがあらゆる趣味で一番金がかかるってのは間違いでした」とでも言っときゃよかったのに プロを目指す映像勢にケンカ売ってんのか?
nekosencho @Neko_Sencho 2016年5月27日
プロと同等というだけでどういう機材か書いてないのも手落ちだよね。 ま、今のパソコンは高性能だから、メモリをぜいたくに積んでやれば、安タブレットとかの激安品除けばハード的には特に問題なし、あとはソフトとディスプレイに気をつけようって程度でいいと思うが。
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