ミヤコ幼稚園VSアルティメイタムシャーク[第二部]

コセン・ニンジャ @kosn_ninja

[OPテーマ](アルティメイタムシャーク。それは、サメの体と人の知能を持つ究極生命体である！)危機が迫るぜ！サメ退治の時間だ！武器は持ったか？武器がなくちゃ始まらないぜ！（1！）チェーンソー！（2！）ショットガン！(3！)アンチシャークワゴン！行くぜ！皆殺しだ！ #kssame

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[ミヤコ幼稚園VSアルティメイタムシャーク] #kssame

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-新約・不滅のシャークミームより- [第六話　革命への行進] #kssame

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[これまでのあらすじ・　togetter.com/li/966410　]#kssame

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-PM3:30 研究所地下5m　にて- #kssame

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「博士、新兵器はまだか？」ベンは壁によりかかりながら、作業台に向かっているジェイコブス博士に聞いた。「これだから若いのは。もう少し根気を持たんかい」ベンは聞こえないふりをして、辺りを見回した。ほこりくさい臭い、薄暗い電灯、壁には工作器具が置かれたラックが並ぶ。 #kssame

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ここは、ジェイコブス博士がCIAやFBIやKGBから、隠れて兵器を開発するための地下ひみつ工作室だ。現に博士は、複数の勢力に追われながらも15年間行方をくらませることに成功している。「そういえば、他の連中はどうした？」ジェイコブス博士は手を止めずに聞いた。 #kssame

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「…コセン・ニンジャ以外のミヤコ幼稚園はホテルに移動。センとコセンと探偵と助手はブリーフィング中。あとは博士の新兵器さえあれば、いつでもいけるぜ。知ってるだろうが、外の被害人数はますます膨れ上がっている」「3時間待て。それまでに完成させる」「期待してるぜ、博士」 #kssame

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-PM3:45 研究所の作戦会議室にて- #kssame

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ピッピッ、ギギギギギ…プシュー。ミナセがリモコンを操作すると、エアコンはいびつな駆動音と共に煙を吐き出した。「サイガ…やっぱり壊れてる」「そうか…」コトブキ・サイガ探偵は、汗だくで雑誌を読みながら答えた。タイトルは「グラビア！流行りのケモ耳水着美女に迫る！」だ。 #kssame

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「…まさか、探偵さんがその雑誌のファンだとはな」汗だくで机に突っ伏すコセン・ニンジャが呟いた。「なんで最新号じゃないんだ？今回のもかなりイケてるぜ」コトブキ探偵は、エアコンと格闘しているミナセを、黙って親指で示した。その狐色の髪から生える、人ならざる二つの耳を。 #kssame

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「ビーチに水着巨乳美女がいないんだ。これを読むしかないだろ？」「ああ、わかるぜ…俺もそのクチだからな…」 コトブキ探偵とコセン・ニンジャは固く握手をした。友情、同士、同じ悲しみの共有。言葉や文章では説明できない何かが、二人の間に生まれた。「それに、浮気はな…」#kssame

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コセン・ニンジャの脳裏に、先程の光景がリフレインする。サメ肉塊を獣の腕で殴り続けるミナセの姿が…「わかるだろ？」「わかるぜ」「おい、そこの二人！今はブリーフィング中だぞ！」右手に作戦書類を持った、汗だくのセンコウ・ニンジャが二人に向かって怒鳴った。 #kssame

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「ミナセ助手はどうなんだ、姉さん！」コセン・ニンジャが怒鳴り返しながら、後ろを指さした。「ミナセ助手はエアコンの修理中だ」「修理？どうせ、叩いたりコンセント抜き差ししてるだけの…」#kssame

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コセン・ニンジャがそう言いながら振り向くと、そこには取扱い説明書を読みながら、エアコンのフィルターを交換しているミナセの姿があった。「異論は？」「ない。けど、もう話はついてるだろ？」センコウ・ニンジャの背後スクリーンにはサメ軍団の本拠地座標と、『強行突撃』の文字。 #kssame

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コセン・ニンジャがそう言いながら振り向くと、そこには取扱い説明書を読みながら、エアコンのフィルターを交換しているミナセの姿があった。「異論は？」「ない。けど、もう話はついてるだろ？」センコウ・ニンジャの背後スクリーンにはサメ軍団の本拠地座標と、『強行突撃』の文字。 #kssame

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つまりはそういうことだ。そのときである！バリーン！「なんだ！？」なんと、窓を破ってサメが研究所に侵入してきたのだ！「お前は、まさか！」しかもただのサメではない！何本ものイソギンチャクめいた触手を生やした巨大ホオジロサメ、アルティメイタムシャークだ！ #kssame

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つまりはそういうことだ。そのときである！バリーン！「なんだ！？」なんと、窓を破ってサメが研究所に侵入してきたのだ！「お前は、まさか！」しかもただのサメではない！何本ものイソギンチャクめいた触手を生やした巨大ホオジロサメ、アルティメイタムシャークだ！ #kssame

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「サメの親玉か、何の用だ？」ミナセは腕を獣化させ、コトブキ探偵は大剣を構え、コセン・ニンジャは大鎌をカラテ錬成、センコウ・ニンジャはハンドガンを抜いた。「グググ…なかなか倒しにこないから、こちらから攻めいったまでよ」「愚策だったな、お前はここでゲームオーバーだ」#kssame

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「サメの親玉か、何の用だ？」ミナセは腕を獣化させ、コトブキ探偵は大剣を構え、コセン・ニンジャは大鎌をカラテ錬成、センコウ・ニンジャはハンドガンを抜いた。「グググ…なかなか倒しにこないから、こちらから攻めいったまでよ」「愚策だったな、お前はここでゲームオーバーだ」#kssame

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BANG！BANG！カキン、カキン。「なっ！？」センコウ・ニンジャの銃撃は、強靭なサメ肌によって防がれてしまう。「果たしてゲームオーバーはどっちかな？手始めに…」シュルシュルシュル！アルティメイタムシャークは触手を伸ばし、それをムチのように素早く振るった。 #kssame

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BANG！BANG！カキン、カキン。「なっ！？」センコウ・ニンジャの銃撃は、強靭なサメ肌によって防がれてしまう。「果たしてゲームオーバーはどっちかな？手始めに…」シュルシュルシュル！アルティメイタムシャークは触手を伸ばし、それをムチのように素早く振るった。 #kssame

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「きゃっ！」「うわっ！」そして、ミナセとセンコウ・ニンジャの足を掬い、縛り上げて高々と持ち上げたのだ！「お前…何をするつもりだ！？」ガキィン！コトブキ探偵が大剣を叩きつけるが、サメ肌によって阻まれる！「グググ…無駄だ。こいつらの体がミンチになる前に武器を置け」#kssame

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「きゃっ！」「うわっ！」そして、ミナセとセンコウ・ニンジャの足を掬い、縛り上げて高々と持ち上げたのだ！「お前…何をするつもりだ！？」ガキィン！コトブキ探偵が大剣を叩きつけるが、サメ肌によって阻まれる！「グググ…無駄だ。こいつらの体がミンチになる前に武器を置け」#kssame

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「「ああああああ！！！」」ギチチチチチ。胸が強調されるようなやり方で、二人の体を触手が締め上げる。センコウ・ニンジャはもちろん、ミナセの胸は体格の割りに豊満である。「サイガ…！僕はいいからこいつを…」「コセン…頼む…」「くそっ、武器を置くしかないぜ」「………」 #kssame