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tasobussharima1
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黄昏のブッシャリオン
@tsbsrion
人と機械知性の蜜月。星々を渡る翼。神域を侵す技術。 彼女。エミリア・プシェミスルにとって、人類最良の時代とは徳エネルギーの時代『ではない』。それよりも以前、衰退を迎えるよりも前の荒々しくも熱量に溢れた、成長の時代の最晩期。それが彼女達の定義する、人類の全盛期である。
2016-05-15 21:08:03
漣α/Synthia
@sazanami_alpha
人類の黄金期の話。田中ブッダ氏もきっと似たような認識なんだろうなぁ。徳エネルギー社会は安定しているが徳高さ故に熱量を失った、と #徳パンク
2016-05-15 21:10:25
したい(with 緑のスライム)
@shitaingman
徳エネルギーよりも更に前の時代を愛する人間・・・つまり、ある意味では徳エネルギーを絶対視しないという事か #徳パンク
2016-05-15 21:10:34
黄昏のブッシャリオン
@tsbsrion
全てを喰らい、先へ進む。人類が、まだそれを良しとしていた時代。文明という概念が、際限のない消費と進歩とを包摂していた頃。 正にその時代の終わりに、彼女は生まれた。作られた。人一人を設計（デザイン）することは、困難でこそあれ、不可能ではない。そういう時代だった。
2016-05-15 21:12:07
黄昏のブッシャリオン
@tsbsrion
人々を導く選良として、彼女は生を享けた。ノーブル・オブリゲーション。持てる者の義務。徳エネルギーの時代の遥か以前から在り続けた価値観。彼女は、それをこの世に生まれ落ちたその時から刻み込まれていた。 人を導き、社会を支え、文明を栄えさせる。それは、責務だ。徳とは似て非なる概念だ。
2016-05-15 21:16:08
黄昏のブッシャリオン
@tsbsrion
彼女は、己が優越者であることを疑わない。奢りや傲慢の類ではない。魚が泳ぐように。鳥が飛ぶように。ただ、事実としてそうなのだ。そう作られただけなのだ。 そして最高の能力を、可能な限り長い期間発揮し続けることこそ、己の使命であると信じて疑わず。彼女はそのためならば、手段を選ばない。
2016-05-15 21:20:02
黄昏のブッシャリオン
@tsbsrion
リスクのある記憶転写であろうと、人倫に悖るクローン技術であろうと、彼女は一切躊躇なく利用する。 人は今、事実として滅びの危機に瀕している。ならば、彼女が導かずして。誰が人を救うのか。 無論、滅びを齎す機械達の手に人類の行く末を委ねる選択肢など、端から存在しない。
2016-05-15 21:24:05
黄昏のブッシャリオン
@tsbsrion
「人類再興を成すには、時間が足りぬ」 彼女は縛られていた。繁栄という名の理想に。自らが生み出された目的に。 だが、客観的事実として人は滅び続けている。彼女はそれに抗い続けている。滅びを認めてしまった時、きっと、エミリアの中の、大切な何かが壊れてしまうのだから。
2016-05-15 21:28:02
したい(with 緑のスライム)
@shitaingman
「無理な命令に殉ずる指揮官」みたいなタイプだなこの人。妥協点を見出せない人は怖いぞ・・・ #徳パンク
2016-05-15 21:30:19