ゼロファジ さんのファジアーノ岡山紹介
ファジアーノ岡山を率いるのは長澤徹監督で今年が2年目のシーズンです。 開幕からしばらくは従来の3421で戦ってきましたが、基本となるフォーメーションは3142で、ここしばらくはこの形で戦っています。
2016-05-24 22:35:18待望のCF赤嶺の加入により前線でのボールの収まりが改善されたことや、前を1枚ではなく2枚にできることから2トップのコンビネーションも活かしやすくなり、以前よりも前線でできることが増えてきた今季。その恩恵を受けて押谷がチームトップの6得点。なお赤嶺は2得点。
2016-05-24 22:37:23島田はレフティで運動量豊富でとびぬけたものはないですが平均的にいろんな仕事をこなします。伊藤はギャップを見つけるのが上手いタイプで矢島と並んでゲームを作れる選手です。
2016-05-24 22:38:26CB陣は竹田・岩政・篠原。竹田・篠原はファジアーノのCBの中では足元の技術が高い選手。竹田は右利きの左CBで、元々ボランチの選手です。 篠原はセレッソユース出身の選手で、長短のフィードに光るものを持っています。
2016-05-24 22:39:54攻撃のほうでは主に赤嶺や左WB片山へのロングボールと、アンカーに入ったリオ五輪代表矢島のを起点としたパスワークの2本が軸となっています。
2016-05-24 22:40:29左WBの片山は今季の目玉コンバート(元々FW)となっておりすでに7アシストを記録しています。右利きの左WBでロングスローはJ2屈指。
2016-05-24 22:43:23一方守備では5122の形で守ります・以前はサイドの対応に苦慮しましたが、サイドに持ち込まれそうなときは中盤3枚の左右がそれぞれのサイドに出てスライドし523の形になって守ります。
2016-05-24 22:44:31これによりある程度外外のボール回しに間に合うようになり、たとえばボランチ脇などのスペースへ外からボールを打ち込まれるシーンはかなり減ってきました。一方ボールサイドと逆のサイドは放置ですが・・・
2016-05-24 22:44:52チーム全体としては右よりは左周りのボール回しが多く、左で攻めて右はバランスというカラーが割とくっきり出ていると思います。ちなみに右WBは加地です。
2016-05-24 22:43:59守備での問題は左右WBがそれぞれ1対1に不安を残すこと、中盤の選手がバクチ的な守備をやりがちですぐ最終ラインとボールホルダーがご対面しがちなこと、最終ラインにスピードがないことです。
2016-05-24 22:45:34そしてセカンドボールのコボレへの反応やトランジション時の反応がちょっと鈍く感じるときがけっこうあって、反応が遅れた次の瞬間に相手に置いて行かれてしまうときもしばしば。
2016-05-24 22:47:40主な得点源はセットプレーでここまでで21得点中10点がセットプレー関連のもの。伊藤、島田のCK,FK、に加え左WB片山のロングスローはすでに4アシストを記録しており、メイン火力に近い仕事ぶりです。
2016-05-24 22:48:46前節愛媛FCとの対戦でしたが、トゥーロン国際大会で矢島不在ということで、リオ五輪本戦がはじまったときの予行演習的な意味合いの強い試合でした。
2016-05-24 22:49:35チームの主軸である矢島がいないので、そこをどうするのか注視していましたがテストしている間にビハインドになり、後半何とかセットプレーで勝ちきるのが精一杯といった感じでこの問題にたいする明確な解答となりそうな要素は見つけにくい試合でした。
2016-05-24 22:50:02とはいっても後方でのボールの繋ぎがままならぬ状態でしたし、前線にクオリティのあるボールを配球できるのはやはり矢島か伊藤なので、矢島が務めていたアンカーにはそのまま伊藤を据え組み立ての精度を回復させるのではないか?と見ています。
2016-05-24 22:50:40そうしないと前節の後半のようにロングボールとセットプレーでゴリゴリやっていくしかなくなるので、そのあたりがセレッソ戦でどうでるかな?というところです。伊藤を底に置いてしまうと相手のボランチ周りでおいしいスペースを使える選手がいなくなってしまうので、それはそれで困りそうですが・・・
2016-05-24 22:51:50