2016年5月28日

FEASTプロジェクトの紹介―何をやっているのか? 何をやろうとしているのか?―

正式名称、「Lifeworlds of Sustainable Consumption and Production: Agrifood Systems in Transition (持続可能な食の消費と生産を実現するライフワールドの構築:食農体系の転換にむけて)」。略称、「FEASTプロジェクト」@地球研の紹介です。個々のツイートはbotで1日1個ずつ、配信されています。
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FEAST NPO @feast_project

以下、プロジェクト紹介の連続ツイートです。個々のツイートはbotで1日1個ずつ、配信されていきます。それでは、始めます。

2016-05-28 00:35:57
FEAST NPO @feast_project

▼FEASTプロジェクトとは何か? 「持続可能な地球社会」の基盤を支える食と農の新たなあり方を提示する、地球研のプロジェクト(2016-2020年度)です。必要となるデータの収集・分析、新たな施策を実現するための方法論の開発とその実践を、日本国内を中心に行っています。

2016-05-28 00:36:42
FEAST NPO @feast_project

▼何を問題視しているのか?① 今日の食農システムが、画一的で多投入型の農業生産、不透明な加工過程、エネルギーロスの多い流通体系で構成されている点です。これらは持続可能性に関する諸問題、生物・文化・知識の多様性の喪失、小規模農業の衰退を引き起こす原因となっています。

2016-05-28 00:36:58
FEAST NPO @feast_project

▼何を問題視しているのか?② 地球規模の食品流通への過度の依存です。消費者と生産者との距離が遠ざかり、中間過程が複雑で柔軟性に欠けたものとなった結果、消費者の食に対する主導権(sovereignty)、安全保障(security)の選択肢が限定されたものとなっています。

2016-05-28 00:37:21
FEAST NPO @feast_project

▼何を問題視しているのか?③ 日常の食がこれまで以上に加工食品中心となることです。自然環境や社会文化と食とのつながりが見えにくくなるだけでなく、貧困問題と関連し、生活習慣病・肥満・糖尿病などの社会的な健康(public health)に対する問題を生み出しています。

2016-05-28 00:37:41
FEAST NPO @feast_project

▼どこで何をしているのか?① 日本国内の他、タイ、ブータン、中国の主要都市を研究拠点としています。生産・流通・小売・調理・消費・廃棄など、食農システムの各段階に関わる多様なアクターとともに、食農システムの望ましい未来像を探り、人々のつながりと具体的な実践例を創出します。

2016-05-28 00:37:58
FEAST NPO @feast_project

▼どこで何をしているのか?② 私たちの生活の質や社会的の健康の向上につながるような、食と農のもつ、経済的価値にとどまらない価値のあり方を明示します。これにより、食農システムのなかで「市民」かつ「生産協賛者」として、自らを再び位置づける機会をつくります。

2016-05-28 00:38:18
FEAST NPO @feast_project

▼どこで何をしているのか?③ 食料供給圏、消費行動、食農システムの各過程における制約とその意味、消費者団体の活動、政策などの分析を通じて、それらの構造を明示します。これを基礎に、市場の論理と自然との関係性を包摂する知識、しくみ、考え方が湧出する議論の場を作ります。

2016-05-28 00:38:40
FEAST NPO @feast_project

……プロジェクトを構成する、5つのワーキング・グループ(WG)の紹介……

2016-05-28 00:40:58
FEAST NPO @feast_project

▽WG1 フードシステムマッピング&モデリング 食料供給システムや消費者の行動を、複数の統計手法を活用して空間的に分析し、食料供給圏(foodshed)の地図化を試みます。これを通じて持続可能な食システムを把握し、「地域における食の全体的保障」のあり方を提示します。

2016-05-28 00:42:13
FEAST NPO @feast_project

▽WG2 地域社会における食の倫理と消費の実践への働きかけ 京都、長野、秋田で、地域の人々とともに望ましい食農システムを検討するワークショップを行い、アクションリサーチを通じて、日本における食のガバナンスの実践例(「フード・ポリシー・カウンシル)」)を作ります。

2016-05-28 00:42:31
FEAST NPO @feast_project

▽WG3 アグロエコロジーに即した未来の食料供給 現代の工場的な食料供給から、地域に根差した柔軟な農業経営と生態系の良好な関係を築ける環境配慮型の食料供給への転換に向けて、人々の価値観を支える未来の「物語」を描き、これからの農業者をどのように支援するか等を明示化します。

2016-05-28 00:42:50
FEAST NPO @feast_project

▽WG4 持続可能な地域を目指す支援ツール フードラベリング、企業の社会的責任、炭素評価といったツールを、市場を通じた支援と組み合わせ、生態系と健全に統合した農業生産実践を支えます。京都府亀岡市での、地域独自のエコラベル表示の創設などを通じて研究を進めています。

2016-05-28 00:43:11
FEAST NPO @feast_project

▽WG5 フードチェーン(食品履歴)の可視化 日常的にはブラックボックスとなっている、食品の背景情報の可視化のために、スマートフォン・アプリの開発に着手しています。様々なライフ・サイクル・アセスメントのデータを、生態系・社会・健康への影響などの指標で構造化します。

2016-05-28 00:43:33
FEAST NPO @feast_project

▼伝えたいことは何か?① 今日、食料の消費と生産はかけ離れているように感じられますが、私たちは孤立した消費者ではなく、生産のあり方に影響を与える「生産協賛者」であり、食農システムのあり方に自らの評価を基に声をあげることのできる「市民」としての権利を有する者でもあります。

2016-05-28 00:43:57
FEAST NPO @feast_project

▼伝えたいことは何か?② 公正で透明性の高い食農システムの実現をはじめとする、将来世代にわたる生活の質を高める様々なな変革は、地域社会の主導権に根ざしたボトムアップ抜きには起こりえません。FEASTが食農システムの各段階における実践の転換のための一灯となれば幸いです。

2016-05-28 00:44:18

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