再論・2013年8月8日夜の報道ステーションの特集でとりあげられた広島大・鎌田七男名誉教授の研究とその続報

例年6月初めに開催される原子爆弾後障害研究会で続報が発表されるのを待って情報を追加してから公開するつもりで準備していたまとめですが、あまりに情報が出てこないのでしびれを切らして公開に切り替えました。 第1報)鎌田七男、田代聡、木村昭郎、三原圭一郎、大瀧滋、星正治、川上秀史、神谷研二 「広島県内被爆者の子供数」 長崎医学会雑誌 85 (特集号), 300-303, 2010 続きを読む
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nao @parasite2006

(続き)精子形成の過程には卵子形成の過程にない特徴があります。それは2回の減数分裂が終わった後、精子として完成した段階ではDNA修復機能を失うことです。「父親側の被曝だけが子供の白血病リスクに影響する」という結果はこのことと符合しますpic.twitter.com/YtBNKoFi4H

2018-02-12 16:29:20
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nao @parasite2006

(続き)精子は消耗品で、生まれた時から持っている出発材料の始原生殖細胞のストックを少しずつ棚卸ししては精子形成の工程に乗せ完成品にするということが繰り返されます。従って原爆投下から時間が経てば、投下時には休眠中だった始原生殖細胞から作られた精子の出番が回って来ることになります(続

2018-02-12 17:07:57
nao @parasite2006

これtwitter.com/parasite2006/s… は「父親側の被曝が子供の白血病リスクに及ぼす影響は、原爆投下から子供の出生までの時間が長いほど低下する」という広島大・鎌田七男名誉教授の研究結果や、「原爆投下後生まれたきょうだいの一番上の子が白血病になることが多い」という観察と符合する事実です。 pic.twitter.com/5kmdu6Fcqi

2018-02-12 17:21:49
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