浜田翔子先生「神に背を向けた男」を振り返る
昨夜ふと掘り出して萩尾望都さんの「ケーキケーキケーキ」(白泉社文庫版)を読んだ。美味しいフランス菓子食いたい。ビスクとか。さくっとほろほろとか…
2011-02-06 20:46:17「神に背を向けた男」を描いてる時はネームの前に必ず「バナナフィッシュ」全巻(当時出ていたところまで)読破していた。それからじゃないとネームができなかった。
2011-02-06 20:50:05ありがとうございます!苦労して描いた甲斐がありました!あの頃にしか描けないスピード感と勢いが自慢です(自画自賛) RT @hisui801 神に背を向けた男、懐かしいです!今でもたまに読み返しますー。
2011-02-06 22:07:00(私が貰った原作の場合は)ある程度自由にいじれるようにゆるめではあるけれど大抵セリフ有りの脚本形式で起承転結も原作者の方が考えられたものです。花井愛子さんしかり、樹かりんさんしかり。
2011-02-06 22:17:07「神背」は原作者が漫画家でらっしゃるので、脚本形式ではなく「プロット」というか「エピソードの羅列」と言った方がいいかな?大まかな流れと結末は決まっていましたが、途中の組み立ては自分でしなければなりませんでした。当然もらった原作にないエピソードも足さなければつながりません。
2011-02-06 22:21:57最初の打ち合わせで担当と一緒に和田先生のお宅にお邪魔して打ち合わせをしました。その時におおまかなキャラ配置と大筋、ピカレスクロマンで行こうという方向性が決められました。
2011-02-06 22:25:40この時は100ページ読み切りで続編なし、の予定だったので「出し惜しみはいかん。後はないんだから思いっきりやっちまおう。」というのが和田先生のコンセプトw
2011-02-06 22:26:58で、その時に「主人公とそれにつき従う調香師の名前を決めてキャラの絵を描いて送って」ということになり、佳樹と島津が生まれたわけです。
2011-02-06 22:29:36そのキャラを見ながら和田先生が原作を書き、一作目の終わりで死ぬはずだった郁人を私が生きながらえさせてしまい、二作目が決まった時にそれを生かして和田先生が…という繰り返しでした。
2011-02-06 22:31:54郁人の犬が爆破に巻き込まれて死んでしまうのは私の演出でした。「え~あの犬殺しちゃったの?気に入ってたのになあ」と言われました。またオリジナルで出した脇役で気に入ってたキャラが次の原作読んだら黒幕の下っ端になってたり死んじゃってたりすることもありました。
2011-02-06 22:34:16きっとお互いに「そう来たか!じゃあこれでどうだ」みたいな共同作業だったように思います。大変だったけど楽しかったw和田先生は私からしたら本当に大先生なのでおこがましいですが。
2011-02-06 22:35:59「炎の蜃気楼」に関しては原作は原作だけどそれまでやってきた「漫画のための書き下ろしの脚本」ではなかったので、またちょっと違う話になるな…長くなるのでまたこんど。
2011-02-06 22:52:42でも一言だけ。本編連載前に最初に書いてもらった書き下ろし原作「CLAWLESS HAWK(爪のない鷹)」は名作!あれって小説に書き直して文庫化してほしい><
2011-02-06 22:55:52ですよねー。原作としてもらったものもかなりの完成度だったんですよ~。もったいないよぉ。 RT @sikicchi @hamashoko CLAWLESS HAWK持ってます! あれの小説版あったら読みたいです!
2011-02-06 23:09:08