#twines　Log ターン25 「ライナスの同盟離脱？」

yoshidabb @abcdtwjg

@gotoh55　オーサー「諸王に告げる。我らの力と影響力はよく理解していただけたであろう。 次の雇用は10年間、金3000以上で最高の条件を出した国につく。侵攻に関してはなかなか の力を持っているものだと自負している。　#twines　

yoshidabb @abcdtwjg

@gotoh55 また、条件に関しては　①ユーダリルとクリフリフは侵攻しない　②今までの過去は関係ない　③同盟裏切り等請負います　④資金の受け渡し時期は融通を効かせる　その他は応相談　特に雇ってくれる国がなかった場合は上記二国以外はオーサーの判断で攻め込みます　#twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 [25T開始前放浪イベント：詩人編]レイティアの故郷・ミリエンで、二人は穏やかな時を過ごした。生まれた子はユーザと名付けられた。ファリドは己の出自を明かすことはなかったが、自然とセラ=ニアの流れをくむ人々が集い、サーガに耳を傾けた。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 ユーザが7つになろうかという時だった。「父さん。僕、セラ=ニアに行ってみたい」唄にしか聞かぬ、幻の砂の国。滅亡の後、各国に分割されたと聞くが、今や荒れ果て、御伽噺に出てくる魔物すら湧くという風聞が流れ、旅人さえ通らない。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 「セラ=ニアか。懐かしいの。ラシャ王が亡くなったのは…そうさな、ちょうどアンタくらいの年じゃった。老いぼれどもの代わりに、花を手向けに行ってくれんか」ミリエンの片隅にあるセラ=ニア人街の長老が、皺だらけの手で、ファリドの手を握った。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 未だ見ぬ己のルーツ。今さら、王家の血を引いていると言ったとて、なんの効力もあるまい…　見るだけで、あるならば。気の進まないファリドの背を、レイティアが押した。「行きましょう、セラ=ニアへ。ホンモノを見て、そして唄おうよ」 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 乗合馬車で旅路を行く三人であったが隣国アルテアにて、クーデターに巻き込まれる。「…根っからのトラブルメーカーね…ユーザには、この遺伝子が継がれていないと良いんだけど」 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 「そうじょうこうかかもよ!」「お前はどこで、そういう言葉を覚えるんだ…」一行は、しばらく足止めされることとなる。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 [25T開始前放浪イベント：巡礼編]目立たぬように、目立たぬように…そう行動をとってきた3人であったが、いつしか吟遊詩人に唄われるようになってしまった。銀色の髪の乙女と黒髪の従者二人。潰えたセラ=ニアの末裔が、各地へ恵みを落とし廻っていると。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 「恵みが欲しいのはこっちだ」ミリエンの酒場でカイがこぼす。戦士である自分にはユミルの考えなどさっぱりわからない。姿の変わらぬ異形の少女に情が湧かぬでもなかったが、祖国滅亡に加担したとも噂される神官ナーディルを、死した後も信じきることができない。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 そもそも、本当に死んだかすら、怪しい―…あの男ならば、100を超えても生きていそうだ。死んでも生きていそうだ。姉は心酔していたが、それだって黒魔術の類ではないかと思う。月の女王マーナも頼っていたというし、月は星に惹かれる性質でもあるのだろうか？ #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 二階の宿で休む二人を置いて、ひとり酒を乾すカイの耳に、様々な噂が飛び込んでくる。ラシャ王再来と言われた軍師がセラ=ニアへ向かったということ。…再来ったって、御子息は赤毛だ。面差が似ていても、すぐにそうと判るまいに。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 クリフリフでは、赤毛のセラ=ニア人が客将として防衛戦の指揮を執っていたということ。それを聞き、セラ=ニア人たちが祖国復興の希望を抱き、集まり始めているということ。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 こっちが赤毛か。しかしラシャ王のように前線に出るでなく、軍師の役回りというのが気に食わない。不機嫌なカイの耳に、人々の声に交じってゴウゴウと風の音が響く。今日は、やたらと風が強い。潮風の強い街であるから不思議もないが。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 ちょうど酒が切れ、手を止めた時だ。酒場へ、若い男が駆け込んできた。「か、か、火事だ…!スゲェ勢いで広がってやがる!逃げろ逃げろ…!!」それは、街の大半を焼き尽くす大火災へと発展したのであった。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 [25T開始前放浪イベント：傭兵編]イードは数年間、客将としてクリフリフに留まり、小隊を任され指揮を振るった。赤毛のセラ=ニア人…年の頃から考えて、それが王家の遺児であると…誰とで無しに広まる。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 やがて各地から、真偽を確かめに同胞たちが集まるようになった。「…ジン王、お世話になりました。貴方からは、多くを学ばせて頂いた。礼の言葉もありません…」「なんの。我が国を利用し名を広めた貴殿には敵わぬ」笑ってトボけるイードへ、ジンは寛容に応じた。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 「滅びた国と思っておったが、そなたの下に集ったは確かなるセラ=ニア人であろう。ワシは争いを好まぬ。国という受け皿を失った民たちが迫害を受け、苦しむ姿は見とうない。セラ=ニアの民は、貴殿が守れ…」「はい」今一度、二人は固い握手を交わした。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 わずかながら手勢を得て、イード達はラインラントを目指した。ライナス戦で疲弊したところへ容赦なく攻め込んできたその国を、怨む声は配下の中にも多かった。しかしそれと同等に、友好国エクイの姫が、今は指揮を執っているということに期待を抱く存在も。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 レイチェル皇太后は今や尼将軍と呼ばれ、王よりも国民に支持されているという。ラシャ王とは兄妹のように過ごしたというが、この時代に、果たして面会は叶うだろうか。ネスは反ラインラントで足並みを揃え始めている。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 自分たち一行も、侵攻・あるいは斥候と受け止められ、国境を越えることさえできないやもしれぬ。 「多少のヒャッハーであれば、跳ね返す力は付けてきたさ。…レイチェル妃、そして、ひこにゃん3世にもお会いしたい。今ならきっと、わかりあえるはずなんだ」 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 その朝、イードは昔の夢を見ていた。セラ=ニアの空、太陽の熱、父の手の暖かさ、それに銀髪の…そこだけ、霧がかかったように思いだせない。ただ、胸が締め付けられるように苦しかった。帰りたい。帰ろう。「お前がセラ=ニアだ」。父の言葉を忘れていない。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 憎しみが生み出すのは悲しみの連鎖だけだ…　血を吐くような、それなのに堂々たるジン王の背は、イードに少なからず影響を与えた。セラ=ニアの復興とは、どういう意味をもたらすのか。ただ、同じ血を持つ人々を集めればそれでいいのか?それが国か? #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 領土を持ち、それを治める。それだけで満足していては、かつてと同じ道を辿ることとなろう。 新しきセラ=ニアを誕生させるために―――、イードはラインラントの国境へ踏み込んだ。 #twines

高崎 @takasaki24

@gotoh55 http://bit.ly/gH9eaM 王子と、レイチェル・ウルリヒ邂逅テキストです。金鉱ではなく国土拡大、という解釈で進めてみました。 #twines