2016.6.16【原子力規制委員会 島崎前原子力規制委員会委員長代理の来訪】関連ツイートまとめ
- uchida_kawasaki
- 2889
- 58
- 1
- 2
島崎邦彦・元原子力規制委員会委員長代理が明日16日午後に田中俊一委員長・石渡明委員と公開の面談。報道されている地震動過小評価の指摘の聞き取りとの由。『科学』7月号(24日出庫予定)ではこの問題にも言及する島崎氏自身の執筆記事を掲載。
2016-06-15 13:42:41島崎邦彦氏の『科学』7月号(24日出庫)掲載論文「最大クラスではない日本海「最大クラス」の津波―過ちを糾さないままでは「想定外」の災害が再生産される」より前文:「国が各県の統一モデルとして定めた日本海「最大クラス」の津波は,過小に評価されている。津波の対策がこのまま進めば,…
2016-06-15 13:47:50…再び「想定外」の被害を生ずるのではないだろうか。2002年の津波地震の予測を中央防災会議や東京電力が無視し,「想定外」の災害を起こしたことを忘れてはならない。「最大クラス」の津波の高さが不十分なのは,国土交通省の委員会が震源の大きさを過小に評価したためである。…
2016-06-15 13:48:21…この過小評価を既成事実化すれば,「想定外」の地震動によって再び原発事故が起こりかねない。」(島崎邦彦氏の『科学』7月号(24日出庫)掲載論文「最大クラスではない日本海「最大クラス」の津波―過ちを糾さないままでは「想定外」の災害が再生産される」より)
2016-06-15 13:49:30見出し:●「想定外」をもたらした闇/●過小評価された日本海津波の実態/●入倉・三宅式を他の式と比べる/●入倉・三宅式による過小評価(垂直断層,あるいは垂直に近い断層の場合)/●2016年4月16日熊本地震 (マグニチュード7.3)と入倉・三宅式/結論:『科学』7月号島崎論文より
2016-06-15 13:53:57『科学』6月号のネット書店在庫が現在品切れになってしまい、ご不便をおかけしております。小社の在庫はございます。補充をお願いしているところで、補充反映まで時間がかかり、申し訳ありません。お急ぎの場合は、小社直送も可能です。
2016-06-15 18:06:23【修正再投稿】16日に島崎邦彦氏が規制庁側からの要請により、田中規制委員会委員長、石渡委員らと面談。面談後の記者囲み取材の録音を含めて、編集部が録音した音声記録を公開します。 iwanami.co.jp/kagaku/katsudo… …
2016-06-17 18:08:28【Ch3】ただ今、Ch3では「原子力規制委員会 島崎前原子力規制委員会委員長代理の来訪」を中継中です。Ch3→ ( #iwakamiyasumi3 live at bit.ly/1krdXzE )
2016-06-16 13:59:57島崎 岩波『科学』7月号「最大クラスではない日本海「最大クラス」の津波 過ちを糾さないままでは「想定外」の災害が再生産される」を参考に説明する。
2016-06-16 14:05:19福井から原発を止める裁判の会―大飯原発3・4号機差し止め請求裁判控訴審 島崎氏陳述書等 adieunpp.com/judge/kousai.h… ( #iwakamiyasumi3 live at ustre.am/rGLz)
2016-06-16 14:09:13熊本地震でどこがこれまでと違うか。地面の動きが実際にいつ動いたか(地震時なのか、その後なのか)これまでの地震では取れなかったが、熊本では大地の動きが連続的に見えていた。衛星観測で大地の動きがどれぐらい広がっているかもわかる。空間、時間的な変動がきっちりつかめた。
2016-06-16 14:17:41過去の地震は測量はできるがいつ動いたか(地震前か)わからない。熊本地震でGNNS(衛星)観測により大地の動きがはっきりした。入倉・三宅式ではぜんぜん足りない。 ( #iwakamiyasumi3 live at ustre.am/rGLz)
2016-06-16 14:19:52熊本地震で、断層総面積から入倉・三宅式で震源の大きさ(地震モーメント)を求めると、実際の値の3.4分の1になる。ずれの量も入倉・三宅式では80センチで、実際のずれの量の平均値は3.6mに比べて小さい。
2016-06-16 14:23:16実際の震源の大きさ(地震モーメント)が入倉・三宅式による推定値の3.4倍であれば、強震動は、短周期レベルは入倉・三宅式による推定の50パーセント程度増となる。基準地震動の策定には入倉・三宅式が用いられることが多い。入倉・三宅式にもとづく地震動の推定は見直す必要がある。
2016-06-16 14:25:59あくまで科学の面で、入倉・三宅式が適当でない場合がある。実際にいくつか式があって、より真実に近そうな式があるのだから、それでやったらどうなるか、やっていただく。入倉・三宅式から強震動をもとめているので、ほかの式をつかったらどのくらいになるのか、やっていただくのがいい。
2016-06-16 14:28:35どの程度深刻な問題なのか、式を変えてやってみてほしい。まずはより適当な式で地震モーメントを求めて、それから強震動を求めることがスタート。
2016-06-16 14:31:04田中 今回の熊本地震でみると、武村式や、山中・島崎式が妥当という理解で良いか。これまでは実測値が得られなかったけど、新しい知見が得られたのだと。
2016-06-16 14:32:38石渡 入倉・三宅式が出たのは15年前。特徴は先生もご存知のとおりで、断層面積を重要なデータとして地震動を計算していく。傾けば断層の面積が大きくなる。低角では入倉・三宅の方が大きくなることもある。審査をされていたとき、不確定性はどのように考えていたのか。
2016-06-16 14:36:16島崎 震源の大きさを求める時、津波の時は武村式、地震動は入倉・三宅式をつかうのはなぜですか、と規制庁の職員から聞かれたことがある。ある時気になったので調べてみたら、むしろ武村式に近いような値だった。JNESの人に調べてほしいと言っていただけで、あれとは思っていたが追いきれなかった
2016-06-16 14:38:47