昨日、事務所に電話かけてきたおじさん。「ビラ見たけど、ご支持よろしくとか、署名してくださいと言うなら、訪問してくればいい」「私は産経新聞読者で『日本共産党研究』をこの前読んだが、いつまでも共産主義社会を目指してもだめだろ」から始まった話が興味深かったので、以下連投します。
2016-06-18 10:37:13団塊世代のおじさんは安保条約改定反対デモにも行ったし、SEALDsは生ぬるいと思っているが、銀行に就職して自分は間違っていたと悟った人。「デモなんかやっても社会は変わらない」「じゃ、長いものには巻かれろと?」「いや、社会が悪いのはアメリカ金融が世界を牛耳るからだ」
2016-06-18 10:37:36「年金も投資運用する時代で、金融経済で回ってる世界をマルクスは予想もしてないだろ。これだけ日本の経済がだめになってるのは、アメリカ金融と資本家がコントロールしてるからで、それをなんとかしなきゃならん。だからって、共産党が資本家優遇やめろと言うのは違うよ」え?
2016-06-18 10:37:46「安倍さんが消費税増税やめたのはよかった。今はみんな生活が大変なんだから」「アベノミクスも失敗しましたからね」「いや、アベノミクスはこれからなんだ。安倍さんは正しいんだ」うーん、生活大変なのはアベノミクスが生み出したんじゃ?
2016-06-18 10:37:54持論を言いたいだけ言ったあと、落ち着いたらしいおじさんは「共産党は支持しないけど、あんたらもがんばってよ」と言って最後に「ありがとう」と電話を切った。 苦情を言うつもりで電話してきたようだが、こちらが同意できることには同意し、聴くことに終始したからか、穏やかな終わり方だった。
2016-06-18 10:38:03生活が苦しくて、日本は大変だ。みんなの暮らしがよくならなければおかしい、という思いとアベノミクスはこれからなんだという矛盾。保守層と言われる人たちの抱えているものを教えてもらった気がする。今までだと絶対電話してこなかった人の声。もっとよく話せばわかりあえそうな感触がある。
2016-06-18 10:38:12ほんまに、保守的な人にも話を聞きに行くだけでも変わるんやと思う。選挙、変えるチャンスを逃したくないと強く感じた一本の電話でした。
2016-06-18 10:38:23