毒人形奪還のまとめ

シュリヒト奪還のまとめです。
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シュリヒト・ディア@邪紋 @schlicht_nen

初の主催者側でのイベントに、中の人はとても心臓が痛いのですが、頑張ってやって行きたいと思います。ロール的な方でも打つの遅いので心配ががが。

2016-06-21 15:24:34
シュリヒト・ディア@邪紋 @schlicht_nen

#壺売りの夢 #毒人形奪還 シュリヒトは、パンドラに属するプリュンダラー領の領主、君主マルムと対面をしていました。 それは前回のループでは、恐怖で手も足も出ていませんでしたが、それでも今はかろうじて恐怖に耐え、君主と敵対する事が出来ていました。

2016-06-21 15:55:49
シュリヒト・ディア@邪紋 @schlicht_nen

「それで、ネンは俺に愛想を尽かしたと?……ハッ、戯言を。」 「いいえ。私は、ネンではなく、シュリヒトです」 「何を言う。"ネン"の姿ではなく"シュリヒト"で俺の前に現れたところで、どうせお前は俺の人形だ。」 君主はナイフを避け、聖印の宿った槍がシュリヒトの脇腹を掠めて行きます。

2016-06-21 15:56:57
シュリヒト・ディア@邪紋 @schlicht_nen

「……っ、」 「そらどうした。手が震えてるぞ。俺が教えてやった事は、まだ忘れてはおるまい」 この君主が、過去にシュリヒトの心に刻み付けた言葉。 『お前は匣の道具だ』 『俺からは逃れられない』 それは、シュリヒトを縛る言葉。どうしてもシュリヒトの根底にある呪いのようなもの。

2016-06-21 16:02:24
シュリヒト・ディア@邪紋 @schlicht_nen

「……ぁ…っ」 再び湧き上がる君主への恐怖に、シュリヒトその場で動けなくなってしまいます。 そこへ一人の従者がやって来て、君主へ耳打ちをします。 「……ふん。何やら、小鼠が来たらしいな」 シュリヒトは、息を飲みます。あの方たちがもう来てしまったのだと気付き、無力感に崩れ落ちます。

2016-06-21 16:08:41
シュリヒト・ディア@邪紋 @schlicht_nen

その様子を見た君主は、面白そうに目を細め近付くとシュリヒトの首を締めました。 「なあ、ネン。お前はもう用済みの道具だったが……、最後に、もう一度だけ使ってやろうか」 心底愉しそうな声を、落ちる意識の中でシュリヒトは聞いていました。 #毒人形奪還

2016-06-21 16:09:16
シュリヒト・ディア@邪紋 @schlicht_nen

@hisyabun_sk @Kaga_Byakuya @astral_bard (今から導入に入ります。RPには #毒人形奪還 タグをつけて出来る限り、ツリーにして行きたいと思います。ロールの順番はヴィリさん→ジルさん→オリさんの順番で。ロールは「→」で繋げるようお願いします。)

2016-06-21 16:15:50
シュリヒト・ディア@邪紋 @schlicht_nen

@hisyabun_sk @Kaga_Byakuya @astral_bard シュリヒトはヴィリさん、ジルさん、オリさんの仲の良い三人にだけ、「プリュンダラー領へ行って、全て終わらせて来ます」と言う事と、事情を話した二人の事を伝えて去りました。 →

2016-06-21 16:21:41
シュリヒト・ディア@邪紋 @schlicht_nen

@hisyabun_sk @Kaga_Byakuya @astral_bard 各三人は、その時の若者の顔が、酷く思い詰めている様子であった事に嫌な予感を覚えプリュンダラー領へと向かいます。 そこで見たのは、酷く荒れた様子の領内です。…荒れた領内は、君主の様が垣間見えます。 →

2016-06-21 16:27:31
シュリヒト・ディア@邪紋 @schlicht_nen

@hisyabun_sk @Kaga_Byakuya @astral_bard 呆然と領内を見ていると、そこに自分とは別の二人がそこにやって来た事に気が付きます。三人とも、ほぼ同時にプリュンダラー領へやって来た様子です。 (ここでヴィリさんへパスします。軽いRPの後、進めます)

2016-06-21 16:31:10
かりりん @astral_bard

@schlicht_nen @hisyabun_sk @Kaga_Byakuya 「おやおや、奇遇だね。」 穏やかに笑うと、荒んだ領内の様子に肩をすくめる。 「この様子じゃあ、民の疲弊も想像に難くないな。噂は真実ってわけだ。尻尾は掴んである。」 →

2016-06-21 16:38:44
かりりん @astral_bard

@schlicht_nen @hisyabun_sk @Kaga_Byakuya 言外に、告発の準備は整っている、と告げる。 確かに携えた武器防具は、視察というには、少々物々しい雰囲気であった。 「端的に言おう。一発、殴りに来たんだ。」 にっこりと邪気の無い笑顔を浮かべた。

2016-06-21 16:40:32
小人白夜 @Kaga_Byakuya

@astral_bard @schlicht_nen @hisyabun_sk プリュンダラー領、噂には聞いていたがジル自身はこの場所へと訪れたことが無かった。否、訪れるような場所では無いと聞いていたのも一つであったか。 踏みしめる土は、自国のダージリン領と異なり痩せている。→

2016-06-21 16:45:40
小人白夜 @Kaga_Byakuya

@astral_bard @schlicht_nen @hisyabun_sk 茶畑の横で茶を嗜む時、シュリヒトは一瞬だが思い詰めた表情を露わにしていたであろう。その前日も、シュリヒトは何処か思い詰めた顔であったのが実に心に残って仕方が無かった。 →

2016-06-21 16:46:58
小人白夜 @Kaga_Byakuya

@astral_bard @schlicht_nen @hisyabun_sk 「貴方のいたい場所は何処ですか」 問いかけた言葉。 【貴方の居たい場所】をシュリヒトは答えた。 「では問い直しましょうか」 砂埃が沸き立つのはこの土地に水が足りないから。→

2016-06-21 16:50:50
小人白夜 @Kaga_Byakuya

@astral_bard @schlicht_nen @hisyabun_sk 「貴方が【痛い】と感じる場所は何処なのでしょうか」 拳につけた餓獣のアギトが怪しく光を纏っていた。今にも血を求める人狼のようなその牙が、ジルの手元にある。 「おや、こんにちは」 影が二つ見えた。 →

2016-06-21 16:52:40
小人白夜 @Kaga_Byakuya

@astral_bard @schlicht_nen @hisyabun_sk 「シュリヒトのご友人でしょうか……ふふ、生憎私も殴りに参りました」 この拳で、と、君主は笑む。 「私はジル・クラフト。お邪魔は致しませぬよ」

2016-06-21 16:53:50
おやすむ💤ウニ @lv100uni

@Kaga_Byakuya @astral_bard @schlicht_nen 「視るに耐えんな」 「まったくだ」 色々と価値観が異なる己のオルガノン、シズノと意見が一致するのは珍しい。しかし、この荒れ果てた、民を蔑ろにしかしていない領内の様子を見れば一目瞭然というものだ。→

2016-06-21 17:00:09
おやすむ💤ウニ @lv100uni

@Kaga_Byakuya @astral_bard @schlicht_nen シズノのような特別な眼がなくとも、ロスやこの人狼君主のような政治眼がなくとも、この土地がいかに暴政によって支配されているかは分かる。ロスから聞いた通りだ。 「ま、でも結局は人のものを奪うんだから」→

2016-06-21 17:07:20
おやすむ💤ウニ @lv100uni

@Kaga_Byakuya @astral_bard @schlicht_nen 「俺達もこのプリュンダラー領主とかいうクソッタレと同じ、強欲で傲慢な人間なのかもな」 操られているシュリヒトを救う、と言えば都合が良いが、やっている事は他者の財産の強奪に他ならない。 それでも。 →

2016-06-21 17:10:08
おやすむ💤ウニ @lv100uni

@Kaga_Byakuya @astral_bard @schlicht_nen 「……俺は自分の欲しいものは自力で手に入れるって決めたんだよ。俺はあいつに海をまた見せると約束した。だから、それを邪魔する野郎は殴って退場させる。以上」 そう宣言し、ロスへひらひらと手を振る。→

2016-06-21 17:15:40
おやすむ💤ウニ @lv100uni

@Kaga_Byakuya @astral_bard @schlicht_nen その手には相変わらず光が灯る気配は無いが、弓矢は握られている。どうやら弓引く筋力だけでも回復させてきたらしい。 ――その目には、あの酒場で話した際に燻っていた怒りがまだ残っている。

2016-06-21 17:19:26
かりりん @astral_bard

@hisyabun_sk @Kaga_Byakuya @schlicht_nen ひらひらとオリオンに手を振り返す。 「君のことだ。来ると思ったよ。」 餓狼の君主には、手短に自己紹介をした。 「本当に……シュリヒトの友は愛すべき馬鹿ばかりだな。最高じゃないか。」 →

2016-06-21 17:30:30
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