神話の故郷をたずねて

昔の出雲旅行の話をまとめてみた。
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旅が好きな三日月宗近とクマ近・ウサ近・くまぶしくん @mikazuki_trip

美しさとは、何だろう。 人は、俺の本体を美しいと評す。 では、人の美しさとは何だろう。 見目であろうか。 それとも? 出雲の神を訪ねる旅は、そのようなことを考える機会でもあった。 近年、縁結びの御利益で名高い出雲。 流行りにのって、すこし話をしよう。

2016-05-26 07:27:54
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俺は、往復飛行機を使った二泊三日で出雲と松江を回った。 このフリーパスは、一畑電車や一畑バス、空港バス、松江市営バスなどが乗り放題。 俺みたいな公共交通機関愛用者には非常に便利だ。 三日間有効で3000円 縁結びパーフェクトチケット san-in-tabi.net/ticket/enmusub…

2016-05-26 07:37:47
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出雲にいくなら、出雲縁結び空港からが良いかな。羽田から1時間20分くらいだ。 そこから出雲大社へは、空港バスで一時間。 出雲大社には、正面の勢溜の大鳥居から参るのがおすすめだ。 バス停は、終点よりひとつ前だぞ。 pic.twitter.com/2vMplcTmxN

2016-05-26 07:46:31
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この時点で俺は一人だったのだが、空港でバス待ちをしている時、仕事で出雲大社によく来るという御仁と話が弾んでなぁ。 バス停のことや、参拝の順番のことを教えてもらって、その上境内の途中まで案内までしてもらったのだ。 いやいや、驚いた。 そして、神に拒まれずに済んだとほっとしたものだ。

2016-05-26 07:52:47
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出雲大社といえば、真っ先にこのしめ縄が浮かぶな。 普通のものとは逆で、向かって左が本。右が末となる。 祭神は大国主命。医薬の神でもあり、国譲り後は幽世(かくりよ)の主となった。故に目に見えぬ、縁も司るのだそうな。 pic.twitter.com/g31SC86Iyd

2016-05-26 18:30:33
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稲佐の浜。国譲りの舞台となった場所だ。「いなさ」は「否 然」燭台切の言葉を借りるならば、イエス・ノーだな。 出雲大社から歩けるぞ。バスもあるが、如何せん本数が少ない。30分弱で着くので、途中にある出雲阿国の墓などに寄りながら行ったな pic.twitter.com/1GUPHBoxKf

2016-05-27 07:44:31
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……実はここで、自殺志願者に勘違いされた…… まあ、誤解を招く格好をしていたことは認めよう……σ( ̄∇ ̄;)

2016-05-27 22:14:23
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日御碕神社と灯台。稲佐の浜からバスで、30分弱だったか。 あの曇天が、此処に着いたら快晴になっていた。祭神・天照大神と素戔男尊の御加護かな。 建物は桃山時代の色を残すもので、重文だ。 此処は伊勢と対になる社で、日の本の夜を守る宮だ。 pic.twitter.com/xBgACwtwK7

2016-05-29 00:13:48
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ぶれておるが、許してくれ… 出雲大社、勢溜の鳥居の向かいにはご縁横丁がある。 そこの「まるいち」という店の、そばコロだ。 「たまき」という出雲そばの名店のそば(乾麺)を衣にしている。300縁也。 アレルギーがなければ、是非。 pic.twitter.com/b13qCbdYAQ

2016-06-02 07:40:59
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出雲大社の門前でいただいた、ぜんざいだ。 出雲は「縁結び」を掲げておるので、いろいろなところにハートが隠れているぞ。 このぜんざいも、実は金箔の形がハート なのだ。 pic.twitter.com/gY7yAQbgIP

2016-06-05 15:22:28
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そうそう。出雲といえば、出雲そばだな。丸い形の割子に入っていて、割子に盛ってあるそばに、そばつゆをかけていただく。 そばは、普通のものより色が黒っぽい。 殻のついたまま製粉したものを使うそうでな。 そばの写真を撮りそびれた…… izumo-kankou.gr.jp/3188

2016-05-29 07:21:10
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一日めは、こんな感じで終了だ。 JR出雲市駅そばのホテルに投宿。 二日めは、玉造温泉を散策したのだが…… 実は、朝から電車に乗り遅れてなぁσ( ̄∇ ̄;) この辺り、基本的に電車は一時間に一本だ。 なので、駅周辺を散策してきたぞ。

2016-05-29 07:25:27
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出雲市駅は、駅舎も大社造を模している。 構内には、京都・四条大橋のたもとにいる阿国像の原型が飾られていてな。 近くの通り沿いには、神話の場面を切り抜いた小型の像が幾つも並べられていて、それもまた出雲らしいと思うたよ。 pic.twitter.com/tLfb3TUnkj

2016-05-29 07:32:07
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二日めは、玉造温泉を通り、松江に抜けた。 玉作湯神社だ。 ここは、古来より願い石という丸い石(まさに球体だ!)がまつられていて、この石に触れると願いが叶うという。 社務所で叶い石を授かったら、其れを持って、順番に沿って参拝すればよい。

2016-05-30 07:27:56
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そうだ。 この神社前の橋の真ん中に立ち、鳥居が写るように写真を撮ると、恋が叶うらしい。 一人旅だ、無茶いうな? 安心せい。 スマホを置いてセルフタイマーでとれるよう、台が設置されておる(笑) pic.twitter.com/ZotQ3io3fM

2016-05-30 07:38:26
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さて、先の玉作湯神社の先へ行くと、おしろい地蔵で有名な清巌寺がある。 美しくなりたい女性の願いを叶えてくれるという。方法に従って参拝してくれ。それに玉造温泉は、美肌の湯で有名なことだしな(^^)

2016-05-30 07:45:53
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実は、此処で俺は雨に降られてしまってな。自分の晴男度を過信しておった… したら住職夫人が、御朱印を頼んで待つ間、温かい茶をいれてくれた。帰りがけには傘まで持たせてくれたのだ。 あの住職夫妻の優しい顔は、今でもよく覚えている。 あれを美しいというのだろうな…

2016-05-30 07:52:19
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この傘は、二日めと三日めに大活躍だった。 山陰の冬は、山の天気のように、ころりと変わる。 本当に助かった。 今も大事に使っておるぞ。

2016-05-30 21:39:50
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玉造温泉、アガートの「願い石 叶え石」だ。玉作湯神社のそれがモチーフのケーキでな。 外はぎゅうひで、餡子や桜風味のクリームなどが包まれておる。 食べたら願い事が叶ったと言う者もいるらしいな。 pic.twitter.com/gfYPr7uU7S

2016-06-05 18:56:33
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で、二日めの最後がここ、八重垣神社。 良縁や夫婦円満のご利益があるといわれていてな。 松江から、バスで30分くらいだ。 玉造温泉から松江にいくバスで、隣り合った女性とここまで同道した。 彼女が先の記事に出た、諭された人だ。 pic.twitter.com/BNqkGiIY2w

2016-05-30 23:16:45
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松江の八重垣神社……佐久佐女の森だ。 水占いができる、鏡の池だな。 籤の紙に10円か100円をのせて 水に浮かべ、その沈むまでにかかる時間、また、岸から沈む場所に至るまでの距離で結婚までの時間や、相手が身近にいるか否かをはかる。 もちろん、紙に文面も浮かぶので、忘れず読んでくれ

2016-05-25 07:53:23
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ここは、素戔男尊が奇稲田姫を八俣遠呂智から隠していた場所だ。姫は、この池を鏡として日々用いていたそうだ。 この池は非常に透明度が高く、そして深い。たとえ物を落としたとして、見えても決して拾えるものではないのだ。 傘は旅先での頂き物。 pic.twitter.com/Lv1ZVLDl1H

2016-05-25 17:37:05
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三日めは、松江を回っていた。 松江城は、江戸初期の天守で国宝だ。 階段の急なことといったら… そして石垣は…野面積みと打ち込み矧ぎが混在しておるようだな。 pic.twitter.com/w4E3tmYICb

2016-05-31 22:38:23
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城山稲荷。 小泉八雲がここの狐像を愛していたという。 この二体は、二代目ではあるのだがな。 ここの本殿の回りには、奉納されたものなのか、大小様々な狐像が、数多置かれていてなぁ……… 独特な雰囲気を醸し出しているぞ。 まあ pic.twitter.com/ZZiZDXJDkl

2016-06-01 07:14:53
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