日本における西洋魔術、ネオペイガン、ニューエイジ受容と断絶クロニクル

@keemuukey氏と、そして反響
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nanat @altstar7

魔術に関しては20世紀の魔術リバイバル、サイケデリック革命との関連性が、現代日本人にほぼ欠落しているのが問題なんでしょうね。 言語環境と出版事情が大きな原因かな。あとは外国人との交流の無さ。 ニューエイジ叩きとかそうだけど、同じ親から産まれた兄弟をdisりすぎなんだよ。

2016-06-25 00:37:54
nanat @altstar7

西洋魔術と魔女、UFO信仰(チャネリングとか)、超能力、ニューエイジ、ヒーリングとかの癒し関係は、癒しとカルトの大地カリフォルニアの兄弟でしょう。 だから現代の魔女がこれらの領域を跨いでいてもおかしくないんだよ。 魔女=中世のアレという認識が幻想文学と学者の研究のry

2016-06-25 00:56:51
nanat @altstar7

まー澁澤龍彦だよね。原因は。多分。 水木しげるが日本の妖怪イメージに多大なる影響を及ぼしたように、澁澤龍彦「黒魔術の手帖」なんかは日本の魔術や魔女や秘密結社像に多大な影響を及ぼしたんでしょう。澁澤さん自身はあの本割りと盛って書いた認識みたいだけどね。

2016-06-25 01:08:53
nanat @altstar7

1960年前後の生まれの世代は妖怪ブーム、オカルトブーム、ノストラダムスブーム等を経て1980年代に国書刊行会から黄金の夜明け関係(日本で西洋魔術の代表と思われてる奴だ)の翻訳を出すわけだけど。ちょうど80年代前半に起こっていたのは澁澤龍彦ブーム。

2016-06-25 01:15:26
nanat @altstar7

そして澁澤サイン会が行われた1985年と同年、新人類が流行語となり、そこから生まれてきたのがいわゆるオタクというシーンだ。 この辺の世代は"しらけ"とも呼ばれたように学生運動が下火になってから出てきた世代で、まぁ政治的には無関心ですな。

2016-06-25 01:18:57
nanat @altstar7

60年代ベトナム戦争、ヒッピー、カウンターカルチャーを背景とするカリフォルニア生まれの20世紀リバイバル魔術とはまぁ水と油の関係なわけですな。 オタクと魔術は。 オタクつっても単にアニメ見るのが趣味とかそういうのがアレなんでなくて、自己愛とかお勉強主義とかインドアとかの心性

2016-06-25 01:24:15
nanat @altstar7

80年代後半から90年代にかけては大体こないだ書いた通りで。まぁ学生サークル主体の80年代、魔オタ勃興?の90年代かね。「魔術は趣味」とか言った結果がこれだよ。

2016-06-25 01:27:51
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

@keemuukey バトラー翻訳が74-79年で、装丁は横尾忠則。マンソン事件以降のCAで新世代GDロッジを指導していたリガルディはさておき、日本のこと考えるとニューアカとオウム興隆の真っ只中で国書シリーズ冒頭で「魔術は趣味」宣言してCAイデオロギーと決別した事情てのは推察可

2016-06-25 01:48:18
nanat @altstar7

魔術の宗教性を否定する流れだけど、80年代は精神世界ブームの前夜みたいなもので、オカルトブーム魔術ブームが起こっていた時代でもあったから、それほどかけ離れた存在でもなかっただろう。

2016-06-25 01:32:44
nanat @altstar7

まんだらけで魔術コーナーのすぐ側に精神世界やら瞑想やら宗教の本があるのは、棚を作ってる人間が当時を知る人なのかもしれない。ちなみに上段が国書刊行会や魔女の家BOOKS、新紀元社、学者の書いた本など。下段にはシュタイナーとか神秘学系が置いてあった。

2016-06-25 01:36:30
nanat @altstar7

んで、90年代といえばかの有名なオウム事件があるわけですけど…ここがターニングポイントかな。精神世界ブームは90年代後半に来るんだけど、こちらの流れとは合流しなかった。

2016-06-25 01:43:33
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

@keemuukey 結果的にCAイデオロギーを秘密教義として保持したのはニューアカ/オウムの流れになってしまいマンソン再びで没落。CA文化人脈から断絶した西洋魔術趣味は澁澤幻想をか細い腐葉土として自らの時空間を閉じ、オタクコンテンツのネタ庫に、みたいな感じではないか。

2016-06-25 02:06:08
nanat @altstar7

@bangi23 バトラーの装丁は横尾忠則でしたか。1981年、平河出版社(阿含宗関連会社)から中沢新一の「虹の階梯」が出ていますね。ムーの広告には新興宗教関係もあったように記憶していますが、やはり警戒されたのでしょうかね。

2016-06-25 02:07:31
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

@keemuukey 当時は横尾忠則はサイケデリックヒーローで、「オウムの会」は84年、オウム真理教となって中沢新一など担ぎ出すのはずっと後です。サティアンにいた人によると信者が持ち寄った雑多な文庫にはバトラーもあったらしい。

2016-06-25 02:13:21
nanat @altstar7

@bangi23 日本に入ってきた初期の頃の魔術には触れていたようだという話がありましたね。そういう事ですか。神秘主義に関わる情報を広く収集していたと。 「ニルヴァーナのプロセスとテクニック」は86年か…

2016-06-25 02:19:09
nanat @altstar7

90年代前半はファンタジーブームでもあり、ゲームやラノベの数々が流行した時期だ。かの新紀元社のファンタジー解説本登場の背景もこれだ。 現代のソシャゲ世代に連なる若い世代の魔術観はこちらの影響が多大と思われる。

2016-06-25 01:45:40
nanat @altstar7

オウム事件と時同じくして1995年、と学会から「トンデモ本の世界」が出版される。この辺りを大きな起点としてビートたけしTVタックル超常現象スペシャルなどのオカルト批判、冷笑的鑑賞スタイル、実践しない読書趣味化・ウォッチング化に繋がるのではないかと。日本人の宗教アレルギーの原点。

2016-06-25 01:49:32
nanat @altstar7

@bangi23 今現在の日本の状況は冷戦構造崩壊後90年代前半からのイギリスに近しいものがあるのではないかと推察していますが、同じ頃のアメリカ側は調べが進んでいなくてさっぱりです。マンソン事件後のアメリカのシーンは一時衰退、地下組織化したりはしたのでしょうか。それがケイオス?

2016-06-25 02:14:14
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

@keemuukey 70年代はフェミニズムとセラピー、80年代はスーパービタミンとビジネスセミナーが米発信スピの主流で、CAイデオロギーは巧妙に温存されつつ2ndサマーオブラブへ。90年代はMONDO2000からWIREDへ、ジェネレーションX経由の米IOTが90年くらい。

2016-06-25 02:26:49
nanat @altstar7

@bangi23 米も英も日もやはり潜るのだなと察しました。 ただその頃の英米との違いはネットというメディア環境そして両国には存在しないオタクというシーン、ですか…やがて夏が来るのであれば後者はどのように影響を及ぼすか…

2016-06-25 02:35:06
磐樹炙弦 Bangi V. Abdul @bangi23

@keemuukey 日本にはMONDO2000がなかった。それはWIREDとして日本語版が輸入され、同時期のi-Dは今はVICE参加。こういう雑誌文化が根本的にないままウェブに以降したのが日本の欠落、特質だと思います。

2016-06-25 02:39:00
nanat @altstar7

こないだ検索しててたまたま見つけた鏡リュウジさんと鎌田東二さんの書簡。 ネオペイガニズムとニューエイジについては研究が成されている模様。タイトルにも「Religions in America」としっかりある。 homepage2.nifty.com/moon21/letter3…

2016-06-25 07:43:47
nanat @altstar7

日本で魔術とかに興味持つのは、まぁアニメ漫画ゲームラノベ小説とかが入り口だろうから、次に来るのは新紀元社とかの解説本か、学者の書いてる本だろう。大体グリモワール・黄金の夜明け・カバラ・ルネサンス期のあれこれ、関連して錬金術・占星術みたいな認識になると思われる。

2016-06-25 07:56:58
nanat @altstar7

20世紀はほぼ視野にないわけですね。だからそういう世界観に沿わない魔術師をdisり始める。魔女の場合も同様だろう。 現代の魔術っていうのはどちらかというと古神道に立場が似てる感じかなぁ。

2016-06-25 07:59:44
nanat @altstar7

神智学協会とかチベット密教、スピリチュアリズムなんかとの関係をスルーしてる人って多いような気はしている。黄金の夜明けもリバイバル魔術ですからね。 19世紀末と20世紀世界大戦後に大きな動きがあったという事だろう。断絶・衰退も割りと挟んでるはず。

2016-06-25 08:20:11
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コメント

坂東α @bando_alpha 2016年6月26日
合気道とオカルトは、極めて親和性が高いが、2代目と塩田剛三がそっちに走らなかったので戦後に武道に化けた印象
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