変化に対応するということ

最近気になっていた、変化が出来ない組織についての考えをまとめました。
1
Sakura plan @Sakura_plan

変化に対応するということ、ここ数年、ひとつの現象がずっと気になっていた。それは、ホップ・ジャンプ現象と呼んでいるもので、変化を期待される組織が、1つ上のステップではなく、2段上のジャンプを目指さなくてはいけない状況に追い込まれていること。仕事で何度かそのような組織に遭遇していた。

2016-06-30 04:30:27
Sakura plan @Sakura_plan

変化に対応するということ、この現象、なんで起こるのかをずっと考えていた。そして、最近その原因がわかった。それは、変化しなくてはいけない状況に追い込まれた組織は、そのために新しい状況に対応できる人に入れ替えなくてはいけない、しかし、それができない時にこの現象が起こるということ。

2016-06-30 04:37:14
Sakura plan @Sakura_plan

変化に対応するということ、人はすぐには変われないので、組織として変化を求められている時には、人を入れ替えるしかない。しかし、それができない場合に、自分たちがしなくてはいけないことがわかっていてもできない状況になってしまう。組織が、いわゆる「ゾンビ」状態になってしまう。

2016-06-30 04:43:48
Sakura plan @Sakura_plan

変化に対応するということ、その組織が提供する機能や価値に代替手段があれば、その組織は緩やかにその役割を終える。しかし、公教育、介護、社会インフラなど、代替手段がすぐに見つからないものの場合、問題は大きい。その時にどのように対応するのか。その一つ方法が利用者が変わるということ。

2016-06-30 04:49:58
Sakura plan @Sakura_plan

変化に対応するということ、価値を提供している組織が変われないのであれば、利用者(価値受容者)が変わることで、価値を再編集して、価値の意味を変える。具体的なやり方として、自分のできる範囲を拡大させてる、他のサービスと組み合わせてその価値の意味を変えるなどが考えられる。

2016-06-30 04:53:28
Sakura plan @Sakura_plan

変化に対応するということ、リテラシーを高めるなどもその活動の一つ。自分で健康管理を行い、現在の医療サービスの意味を変える、自立をベースにした介護を目指すことで現場の介護保健サービスの意味を変える、社会インフラの構築の一部を自分で担うことで、社会インフラ構築の意味を変える。

2016-06-30 04:57:49
Sakura plan @Sakura_plan

変化に対応するということ、組織が変わらなければ、その利用者が変わることで、組織が提供している価値を編集して、意味を変える。そのことで、当面はしのぎ、組織の代替手段となりうるサービスができるのを待つ(もしくは作る)。

2016-06-30 05:00:20