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モヤシ @Ostrich_Cat
親父「いい音だぁ!このエンジンは当たりたぜ!!!」(回転数あげる) 豚「いい加減にしねえと小屋が飛んじまうぞ!」 親父「ああ!?!?カーチスなんか屁でもねぇだろ!!!!!」 #伝わらないかもしれないけど紅の豚の好きなシーン pic.twitter.com/IH1vO8AD5a
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JagdChiha〄C96大盛況御礼 @Jagdchiha
紅の豚でポルコのサボイアS.21に載ってるエンジンはこの劇場版のFiat・フォルゴーレAS.2と原作版のRR・ケストレルってのは有名ですけど、じゃ改造前は何が載ってたの?と思って調べてみたら原作では「600馬力にチューンしたイゾッタ・フラスキニ・アッソ水冷V型12気筒」との文字が
JagdChiha〄C96大盛況御礼 @Jagdchiha
イゾッタ・フラスキニ・アッソと一口に言ってもシリーズ名みたいなもので無数にモデルがあって、原作漫画が収録されてる「飛行艇時代」だとアッソXIR40を「モデルが違うがこのようなものだと思って」と紹介してるんですけど、これ30年代のエンジンだし880馬力も出ちゃうんで明らかに違う
JagdChiha〄C96大盛況御礼 @Jagdchiha
なによりこのアッソXIR40は遠心式スーパーチャージャー付いちゃうし、ではと思ってアッソのモデルを見渡してみたら、ロールスのケストレルやAS.2と同じ20年代中盤に開発されたアッソ500ってV12が500馬力なんですよね これをチューンで600馬力にした、と考えるのが自然かなあと
JagdChiha〄C96大盛況御礼 @Jagdchiha
仮にどちらもI・F・A500カスタムが初期エンジンだとすると、劇場版でAS.2に載せかえると排気量は27.7L→31Lで1割増、出力は600HP→800HPで3割以上の強化なのに重量は10kg以上も軽く作ってあるうえ寸法も小さいってさすがシュナイダー杯用レーサーエンジンという感じ
JagdChiha〄C96大盛況御礼 @Jagdchiha
なんでこんなスペックが出るんだと思ったら、AS.2はピストンがマグネシウム合金製!新素材を扱いきれなくてピストン溶融からの圧縮抜けや融孔貫通が多発したみたいですけども、レーサー用の一品物に近いエンジンだとはいえ1926年ってもうそういう技術が出てきちゃう時代なんですねえ
JagdChiha〄C96大盛況御礼 @Jagdchiha
原作版だと搭載するのはRR・ケストレルの252HPとの由、とするとケストレルIBですけどピッコロ親父が「チューンすれば700HPは出る」って言ってるんで出力的にも向上ではあるんですが、アッソ500からではAS.2とは逆に10kgほど重たくなっちゃうんですよね 劇場版のほうが過激な
JagdChiha〄C96大盛況御礼 @Jagdchiha
とはいえこの重さが軍用として作られた頑丈さというか、エンジン自体の発展余地を与えてるのも確かみたいで 事実1940年にはハイオクタン燃料との組み合わせてケストレルXXXが720HPを記録してるっていうと、いくらなんでもAS.2にここまでのチューンの余地はなかったろうなと
JagdChiha〄C96大盛況御礼 @Jagdchiha
@Jagdchiha もとい、ケストレルIBで「525」HPの間違いね というかケストレルって21Lしかないのか 1940年の燃料を使って720HPだってのに1920年代末の個人チューンで700HPとか、ピッコロ親父も弄りがいがあったんじゃないかなあ
ぼろ太 @futaba_AFB
@Jagdchiha OHCエンジンが10年以上前に実用化されてシリンダー一体ブロックエンジンやら構成要素はだいぶモダンになっている時期なんですよね、燃料が一番追いついてない時代かも(1920年台前半なら特別カクテルなハイオク燃料でも80オクタンとかで普通は4、50オクタンじゃ
JagdChiha〄C96大盛況御礼 @Jagdchiha
逆に、劇場版で「デリケートにチューンするなよ レースじゃねえんだから」「そういうのをアジアじゃブッダに教えを説くって言うんだ」って会話がありましたけど、つまりレース用のワンオフに近い造りと扱いが要求されるエンジンを載せようとしてるのを知ってあえて言ってしまったってことでしょうよね
JagdChiha〄C96大盛況御礼 @Jagdchiha
に、しても、搭載機がマッキM.39が5機とマッキM52が3+1(bis)で4機以下だしM52系は後継のAS.3エンジンが基本みたいだし、つまりAS.2の製造数ってヘタしたら10基ないんじゃ…?
SUDO@大和さん可愛い @sudo_simoigusa
@Jagdchiha 重量より構造的に難しいですね。AS2はシリンダが独立して生えてて、D12のパクリのケストレルはシリンダがバンク一体型、強度的にだいぶ違ってきます
JagdChiha〄C96大盛況御礼 @Jagdchiha
あちゃあ、AS.2はシリンダブロックが各気筒独立設計ですか これではちょっと無茶させられない… このあたりぐらいからV型の左右の列ごとのシリンダを1つの直6エンジンのように一体化させてしまう設計が主になってきて、構造的に強度がかなり上がるんですよね
ぼろ太 @futaba_AFB
@Jagdchiha ですです。フォードのリバティエンジンと似た構造のエンジンが多かった中、ケストレルや少し時代が下ってDB600とか次世代エンジンの開発が始まるちょっとぐらい前なので色々な意味で過渡期です。(カーチスはやっぱりリバティなのかしらん
ぼろ太 @futaba_AFB
@Jagdchiha あと燃料絡みで話せば、まだガソリンへの添加剤やら有鉛ガソリンが誕生したぐらいの頃で低質燃料しか手に入らないかもしれないので、いまでは常識ぐらいのセッティングでもばんばかデトネーションしたかも...劇中でもうちのは混ぜ物なしだと言う話もありましたし
ぼろ太 @futaba_AFB
@Jagdchiha アルコール添加やらは結構あったかも(アルコール燃料そのものはリノでも結構テストされていますが
JagdChiha〄C96大盛況御礼 @Jagdchiha
そうか、補給できる燃料も選ばれてきちゃうわけだ 今みたいにどこでもどこの会社のスタンドでもハイオクとレギュラーなら統一規格で手に入る時代じゃないし、しかも当時の一般航空用じゃない添加剤とか混ぜ物なしを要求するとなればなおさら
ぼろ太 @futaba_AFB
@Jagdchiha シュナイダーカップではエチルガソリンによるハイパワーエンジンでかっさらったカーチスと、製油所で取れたガソリンを厳選した特製のスペシャルカクテル燃料を持ち込んだロールスロイスどちらも100オクタンぐらいなので、常用車で行われる程度のセッティングが限度ですよね
ぼろ太 @futaba_AFB
@Jagdchiha アルコールを混ぜればノッキング耐性は上がるけども腐食やガソリンと比較した時、体積あたりの炭素量が違うからカロリー不足でパワーダウンするしなかなか当時の燃料は気難しいです。
SUDO@大和さん可愛い @sudo_simoigusa
1931年フィアットの燃料は、ASTM自動車法オクタン価74の直留航空揮発油55%、ベンゾール22%、エチルアルコール23%、4エチル鉛1.5cc/L オクタン価はASTM自動車法で88、加鉛で90.5。実はあんまし大したオクタン価じゃない
SUDO@大和さん可愛い @sudo_simoigusa
1929のロールスロイスはベンゾール78%、揮発油22%、4エチル鉛0.88cc/Lで、オクタン価は91.5の鉛で96 1931年だとベンゾール70、メチルアルコール10、揮発油20、混水0.5%、4エチル鉛0.88cc/Lで92.5の95だそうな
SUDO@大和さん可愛い @sudo_simoigusa
なお1933年のロールスは・・・・ベンゾール30%、メチルアルコール60%、アセトン10%、4エチル鉛1.1cc/L、混水率14.3%、オクタン価はASTM自動車法上では鉛の有無にかかわらず92相当ということになってます。実査はどのぐらいになるか、ていうか、これガソリンじゃねえよ
SUDO@大和さん可愛い @sudo_simoigusa
ベンジンとアセトンてつまりは有機溶剤をアルコールと混ぜて、更に水メタにしたようなもんである
SUDO@大和さん可愛い @sudo_simoigusa
さて、これらの燃料のオクタン価以上に興味深いのは、蒸発潜熱で 1929RR:922kcal/kg 1931RR:1088 1933RR:1944(!) 1931fiat:1099
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コメント

七七四未満六四以上 @zy773 2016年7月4日
何のエンジンが乗っているか分かる軍オタも凄いけど、それを設定した宮崎監督もまた不世出の軍オタなんでしょうな。◇この飛空艇のエンジン、現在の貨幣価値で何円ぐらいだったんやろ? 素人目に考えても1台1億以上はしそう。現代のフォーミュラーカーってそれぐらいだったような……。
act @zaylog 2016年7月5日
昔、2stレーサーレプリカ華やかりし頃、標高の高い峠道に膝摺りに行く連中は番手の違うMJ持っていって、山の上でキャブセッティングしてたよね。空燃比の調整を一番身近に実感できる”チョーク”もFI時代になって消えてしまったし、過去の発動機の苦労に思いを馳せるのも難しくなったね。
撃壌◆ @gekijounouTa 2016年7月5日
航空機用V型水冷エンジン作れたのか、羨ましい_(旧軍的発想)
nekosencho @Neko_Sencho 2016年7月5日
水メタノールといっても単に噴けばいいというものでもなく……っていうか零戦の栄エンジンとか、あんまし効かなかった話が伝わってたりしますな。
SAKURA87@多摩丙丁督 @Sakura87_net 2016年7月5日
たった一本の映画のただの主人公の愛機でしかも登場がワンシーン(まぁ実際のところ全編出てるようなもんだが)のエンジンにここまでアツくなれるとは。やっぱりエンジンってすげえや!
raven @raven2020 2016年7月6日
http://www.chemiway.co.jp/product/data/be_data01.html ベンゼン(ベンゾール)の蒸発熱を単位の変換で計算すると100kcal/kgくらいになるので、1931RRとかの1000前後の値はたぶん1桁間違いでしょう。普通のガソリンの70~90kcal/kgと比べると1~5割増しなので冷却効果が高いのは確か。
raven @raven2020 2016年7月6日
レース用エンジンってのはマグネシウム製ピストンや専用燃料に限らずメンテナンス性や信頼性もレース用に割り切ってるので(性能が第一)、いくらデチューンしても軍用機より悪いメンテ状況(ポルコがチェックと調整してるだけ、たまに工房にO/Hに持ってく)でまともに運用するのは難しそう。その点では実用エンジンである原作のケストレルのほうがそれらしい。
Metallis(PIU筐体買取中) @c7R1S0tU 2016年7月8日
なんかの都合でアメリカに引っ越すことがあったら郊外(or田舎)に家を構えて航空機用V12エンジン所有したい
ゴンゴンカビゴン @kabigon_2 2016年11月4日
ひゃーなるほどです(๑°⌓°๑)
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