- CenAsch_kudasai
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「お、俺…!アシェンのブックに吸い込まれて…俺がアシェンになっちゃったのか!?アシェン!お前はいないのか!?(CV:井上麻里奈)」 「アシェンプテル!どこだい!?」 「ヒッ!?継母…!?」 「…。」パアンッ 「痛い!?(な、殴られた…!?)」 「継母様、だろう?身の程を弁えな!」
2016-06-13 21:54:08「まさかアンタまだ対等な家族のつもりでいるのかい!?生意気!」パアンッパアンッ 「や、止めろ!止めてください!」 「怠けてないで仕事しな。このグズ!」 (こ、怖い…!逆らえない…!アシェンは灰かぶりだった頃、こんな経験をしてたのか…!?これが敵の精神攻撃…!?)
2016-06-13 22:00:32その後も俺はアシェンの姿で雑用をさせられた。嫌がらせで仕事も増やされた。でも怖くて逆らえなかった。 「アシェンプテル、食器を片付けな」 「は、はい。…あっ!」ガシャンッ 「本当に…グズだねアンタは!」ゲシッ! 「きゃああ!?い、痛いです継母様!」 「アンタは!本当に!使えない!」
2016-06-13 22:04:14「お許しください!お許しください継母様!」 「母さん、そんなに蹴り入れなくてもいいじゃない」 「…フン、あたしらは寝るから片付けとくんだよ!」 嘘だろ。執拗に蹴られた…。こんなの、こんなの人間にする事じゃない。でも、やはり俺は…私は…あの人に逆らえなかった。
2016-06-13 22:07:09割れた食器と食べ終わった皿を片付け、俺はようやく床に入った。アシェンの床…そう、灰の上だ。寝床も与えられなかったアシェンは灰の上で眠り暖を取っていたのだ。 「…っ、…っ。な、泣くな。俺、男だぞ…!」 だが寒さが容赦無く俺を感傷的にする。涙が…止まらない…。アシェンは毎日こんな…!
2016-06-13 22:14:50「うっ…、ううっ…、アシェン…来てくれ…!お願いだ…アシェン…助けて…!アシェン…!」 (…やれやれ、情けない声を出すな。お前は私のマスターだろ) 「アシェン!?いるのか!?アシェン!アシェン!」 パタパタッ (本当は明日来るはずだったのにお前があんまり泣くから来てやったぞ)
2016-06-13 22:24:59「は、鳩…?」 (今はお前がこの物語の主人公だからな、代わりに本当の主人公である私はこの姿でお前を迎えに来る事になった) 「ありがとう。寂しかった…!」 (まだ安心するな。お前は敵の罠で私の物語の中に入れられた) 「じ、じゃあ物語を終わらせれば出られるんじゃないか…?」
2016-06-13 22:31:14(マメールも同じ見解だ。明日から始まる舞踏会で王子殿と結ばれれば、物語の終わりまで来てお前は現実に帰ってこられる) 「お、俺がアシェンと同じシンデレラの物語を辿らないといけないのか…」 (大丈夫だ。私も母様も手伝う。所詮は物語の通過点だ) 「そ、そうだな…。何とか頑張るよ」
2016-06-13 22:34:06「ちょっと待てよ…?アシェンの物語を追体験って事は明日の舞踏会で俺、王子君と踊るの?」 (ま、まあそうなるな…) 「嫌だよ何で男なんかと踊ってキスしないといけないんだ!?」 (それが私の物語なんだワガママ言うな!というかキスまではしてない!)
2016-06-13 22:39:19「あ、アシェン…俺、約束通り豆、拾ったのに…舞踏会…連れてってくれなかった…ひぐっ」 (泣くな。これは私の物語通りに進む。これが正しい歴史だ。それにお前男だろう) 「この体が泣き虫で涙脆いから…」 (お前ふざけるなよ!) 「ひゃいっ!?お、おっぱいつつくな!」
2016-06-13 23:22:38「君のような美しい女性は初めて見たよ…アシェンプテル殿」 「お、王子…殿…(トゥンク)あっ、な、何俺赤くなって…ち、違う。これはアシェンの体だから…無意識にときめいて…」 (うわあああああムカつくううううううう) 「分かったからおっぱいをつっつくな!俺は正気に戻った!!!」
2016-06-13 23:37:25「お、俺、本の中に入って…俺がアシェンに…?あ…………………あ……………………。」 (お前早く動けよ継母にどやされるぞいつまで鏡見てるのだ!)
2016-06-21 02:31:41(さあ、母様に落としてもらったドレスや靴だ!) 「あ、ああ。物語通り、今から着替えて舞踏会に行って…」 (鏡に映る黒のドレスの美しい姫君に目を奪われる) 「き…綺麗………」 (お前止めろ外から見ると私がナルシストみたいだろ!!頬を赤らめるな!!) 「だ、だって…!」
2016-06-21 02:37:22【追憶の栞】 #闇リーフショップ テイルマスターの魂を封じ込める栞。その栞をブックに挟み込む事で、テイルマスターの魂を強制的にキャストの原作キャストの体の中に入れる事ができる。 テイルマスターはそのキャストとなり物語のエンディングを迎えるまで栞と本から出る事はできない。
2016-06-21 20:13:32@CenAsch_kudasai 元々はキャストの歩んだ経験を体験する事でキャストへの理解を深める為の修行用アイテムであった。 だが童話の主人公は苦難を味わう事に目を付けた闇LSがこれを改造。テイルマスターに童話の主人公の苦痛を味わわせる拷問・監禁用アイテムに成り下がった。
2016-06-21 20:16:23俺はな、アシェンになって継母にこき使われたいんや。(何で俺がこんな目にあわなくちゃいけないんだよ!?アシェン!助けてくれ…!助けて…!)って泣きながら灰の上で寝たいんや
2016-06-21 21:04:30うたさんによるピタアリ入れ替わり。TSF!!!
うた氏による入れ替わりモノ。体格逆転壁ドン(^q^)