１３路　奥田あや三段 vs 大橋拓文六段　実況解説まとめ

村上深 @DEEPER810

さて、ひろふみ先生の13路の実況でもしてみますかな。

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奥田さんの先番。囲碁クエはコミ7目でジゴ有りだけど、13路トーナメントは6目半なので、気分的にやや黒持ちである。オオゲイマジマリは特にプロの対局で比較的頻出の構えのような感じがあるが、はたして。 pic.twitter.com/UWtkImAV5x

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白番のひろふみ、このタイミングでのツケは珍しいが、右上の打ち方を決める前に様子を聞こうとしたもの。私も、まれに打ちますが・・・勇気のある一着。 pic.twitter.com/iTSCgfyvNg

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黒も気合の反発で、予想だにしない展開に。ただ、黒の反発は19路の感覚からするとうなずけるものの、13路という距離感で良いかどうか、というとまた別の話になったりする。左下の小目の位置が吉と出るか、凶と出るか。 pic.twitter.com/QXdjx9r5fR

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まずは左上の黒へプレッシャーをかける。なりゆきで白２の場所に石が来ると、白４あたりがワタリを横目に見た筋にきたりするので、奥田さんはできるだけ左下に障らないように左上の黒を処理したい、と考えている。 pic.twitter.com/QpHzndfdJ4

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黒△の切りに対して、白１と引いたのはかなりのがんばり。序盤の急戦志向が、やや白の流れが良くないように見えるが。左下も非常に大きなところなので、右上の戦いでどちらが先手を取れるか、先手争いが焦点。 pic.twitter.com/lmczmn9w5x

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白が苦しそう。左下を荒らしながら左上の白の一団をフォローしなくては、地合いのバランスが崩れるだろう。少し、右下の星との距離があるので、右上の黒の形の不備を衝きながら整形しなくてはいけない。 pic.twitter.com/WuKC6N1MtT

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白からのツケに対して、黒は淡泊に種石の2子を捨てた。白はこれを与えられるままに取っているだけでは、右下、左下に黒に先着されて地合いが足りなくなるので、ここの保険を横目にさらに仕掛ける必要がある。 pic.twitter.com/7hEUoGgaXV

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白の勝負手。盲点に入りそうな俗な持って行き方であるが、成立すれば一転力強い石運び、といえる。黒も切りたいがリスクがあり、地合い含めて読みが必要とされる局面。 pic.twitter.com/kMlh7xEdwx

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黒は譲歩して十分と判断した。右下に白地がどれほど確保できるかによるが、黒地が3か所あり、それぞれ小さくない。依然として白が厳しい。 pic.twitter.com/uFSfBQJNKw

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白３、黒４はやや利かした。これだけで形勢に多少の影響がある。右下の白を地を持ってさばけるか。 pic.twitter.com/uq6jXvy6mz

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白１に対して黒２～白７まで、一連の流れは半ば定石化された進行。白がこれを選んだのは、形勢が接近してきている自信のあらわれか、あるいはやむを得ないということか。右下の黒４にノゾいた石が働くかどうか、きわどいところ。 pic.twitter.com/mC9MukyDTb

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通常、黒は下辺のキズを守るが、逆モーションで黒３と右下の地を荒らすことを選択した。右上の黒は死ぬ石ではないものの、やや死活にからみヨセられる可能性があったため、これを嫌った。左下の黒は、左辺の2子取りを保険にかけている。 pic.twitter.com/DfErVCX8nU

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やや手順が長いが、コウ争いは白にソバコウが多そう。白の勝負手が奏功したか。 pic.twitter.com/UM0ZMVNtre

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白勝ちですね。

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振り返るに、右下は通常通りこのように打てばどうだったか。白２に対しては、黒３～５で反撃できるのでは。 pic.twitter.com/9qt9EbZjpF

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村上深 @DEEPER810

先ほどの変化、白４～６と抵抗されて意外にむずかしい。 pic.twitter.com/O71koUyecT

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