
ひろふみが腰を落とした。個人的には、このタイミングで左下の三々に入られた場合が意外と応手が難しいのでは、という気がしているが。方針の岐路。 pic.twitter.com/jI9bVW6DBH
2016-07-05 20:06:24

長考の末の黒1はやや意外。白2,4が攻守を兼ねて大きいように見えるが・・・。 pic.twitter.com/mUQX3y4dqv
2016-07-05 20:11:01

黒1は鷹揚だが、宇宙流の大家、武宮先生と言ってもどうか・・・。19路と違い、中央を囲っても幅が4つ分程度しかないのだ。これは、両サイドに白地が3線で地になれば相殺、ということと同じなのである。白2、黒3の交換は13路ならでは。 pic.twitter.com/VhnFcMRH2a
2016-07-05 20:14:41

黒1は落ち着いた手で自信のあるような手、にみえて内実は違うとみる。非勢を意識しているからこそ、左上、左下の白の形決めずに、矢を放つ準備をしている。優勢ならば、局面を簡略化するのだから。ひろふみは優勢を意識している。 pic.twitter.com/m3k3D72OWU
2016-07-05 20:20:35

白1、黒2の交換は左上の白の生死に若干のプラス。その代わり右上の黒への侵略の選択肢はやや狭まった。このような交換こそ、優勢を意識したときに「形を決める」ということである。白3も、計算のしづらい中央を制限して地合い十分とみている。 pic.twitter.com/W8WviOsLnL
2016-07-05 20:22:41

白2,4に対して反発した。右下を受けているのでは地合い足らずとみての変化。このあたりまで進むと、ある程度の時間があれば終局近くのヨセまで読めるだろう。 pic.twitter.com/S2EdX4SWGg
2016-07-05 20:27:15

右下、黒4まで黒2子取りを保留し、懸案の上辺へ手を戻した。右上がツケからどのようにヨセが利くか。 pic.twitter.com/pfhUNc7C7i
2016-07-05 20:29:43

右上の進行は、白としては乾坤一擲の勝負をかけず、I5の切り味を横目に中央の黒地を多少削減できれば良い、というリスクを避けた打ち方。 pic.twitter.com/AQcLvkke3n
2016-07-05 20:31:26

白3、黒4と若干ヨセで得をしてから、白5と決めに行った。コウ材の数、種類とその変化をおおよそ読み切っていると思われる。 pic.twitter.com/74YijRTXTx
2016-07-05 20:36:41

白2というコウ材の立て方は、あるレベルの打ち手(一般的な高段者を超えた程度のレベル)であれば当然の繊細さ。これでH1とアタリとするのは似て非なる。上辺のダメがつまり、上辺のコウ材の具合が変わってしまうのだから。 pic.twitter.com/lNmP6BKcQF
2016-07-05 20:39:40

予想していたが、やはりフリカワった。左下への黒からのコウ材は「損をかえりみなければ」無数にある。しかし、損をさせて、コウを譲っても全体の形勢は白が良い、というのがひろふみの立てたコウにからむ読み筋だったのだろう。 pic.twitter.com/EkipYN2fU9
2016-07-05 20:41:38

白1~3が決め手かと思ったが、黒6が武宮先生の切り返しで、これ以外では黒の大石はしのげない。ここで白が長考しているところをみると、この手がひろふみの読み筋から抜けていたか。形勢はどうか。 pic.twitter.com/ACHS2jyVjg
2016-07-05 20:44:24

よくみたら、これで右辺の手入れが必要でないので、黒半目勝ちやった。ひろふみツイてる。 pic.twitter.com/EVeqRCVFIi
2016-07-05 21:02:31