明星大学、星山麻木先生の療育講座 ~支援の心構え~

先延ばし癖のせいで遅くなりましたがようやっとリリースです(;´∀`)
9
あざこ @azako0310

今日は明星大学、星山麻木先生の療育講座でした。 いいお話が聞けたので少し備忘録として。

2016-06-18 15:12:14
あざこ @azako0310

1.最初にドイツの子供用の笛のお話。 子供用のリコーダーの様な笛があるんだけど、日本は開いてる穴の数はみんな同じ。 ドイツの笛は発達に応じて開ける穴の数を決める。 1つも空いてない子もいれば2つの子もいる。 みんなで同じ演奏をするためでなく「発達段階に合わせて音楽を楽しむ為」。

2016-06-18 15:12:21
あざこ @azako0310

2. 北欧の文化の考えに「多様であることが、豊かであること」と言うのがある。 画一的な、種類が少ないというのは文化的に貧しいという考え。 日本の教育である「見かけが似ているから同じを求める」という考えとは全く違う。

2016-06-18 15:12:39
あざこ @azako0310

3. 支援の基本的な考え方として 「子供の強みを知っていること」というのが大事。 「違い」を「強み」に変えるということが大前提。

2016-06-18 15:12:48
あざこ @azako0310

4. 0~5歳児の発達支援で大切なのが 「自然の中で、異年齢の仲間と過ごす環境」を作るというのがとても大切。 これを環境からの支援という。 子供は常に低層階にいるのが望ましい。 いつでも自然と触れ合える環境が子供の発達を促す。

2016-06-18 15:12:58
あざこ @azako0310

5. オランダの通常級の視察の話。 20人位の少人数が基本。異学年で編成されている。 授業は集団ワークをやっている一部の子たちと個別ワークをやっている子に分かれてたりして、それぞれの課題をやっている。 先進国で40人の子供を1人で見ているのは日本だけ。 先生の負担も大き過ぎる。

2016-06-18 15:13:14
あざこ @azako0310

6. 生まれつき障害があるという事は 「生物的ファクター」つまり「持って生まれた要素がそれぞれ違う」という考え方。 支援をしてより多くの子供とか変わるとわかってくるが、子供達は一人一人あまりにも違う。 分離保育(障害がある、とされる子だけをケアする教育)には既に限界がきている。

2016-06-18 15:13:26
あざこ @azako0310

7. 自分の子供を幸せにしようと思ったら自分の子を知っているだけではダメ。 他の子供、ひいては他の人に対しても「学ぶ」という姿勢が必要になってくる。これが自分も相手も幸せになる仕組み。 学ぶ事は強くなること。 強くなることは優しくなれるということ。

2016-06-18 15:13:40
あざこ @azako0310

8. 障害が有るか無いかという事が重要なのでは無い。 支援が必要か必要で無いかどうかが大事。 先生方はすぐ子供の行動に注目しがちだけど、大事なのはむしろ気持ち。 この子が「困っているかどうか」に着目すべきである。

2016-06-18 15:13:56
あざこ @azako0310

9. 先生の発達支援センターの子で、学校に行けなくなってしまう子は実はIQが標準より高い子の方が多い。 他の子より何学年も上の知識がわかる、同学年と興味が全く異なる。 とても感受性の強いこの子達は、今の日本の教育では学校にいるのが辛くなる。

2016-06-18 15:14:08
あざこ @azako0310

10. 言語発達が遅れている子供達に単語を詰め込もうとしてはいけない。 一番大切なのは「気持ちの言語化」、これを最優先にして欲しい。 猫が「ねこ」、犬が「いぬ」であることは後でいくらでもわかる。 でも自分の気持ちを表す言葉を教えてもらえれば、ヘルプが出せる子になるからである。

2016-06-18 15:14:20
あざこ @azako0310

そうだ今日の療育講座、ASD児の支援として感覚の違い(見え方、聞こえ方、味覚、身体感覚)の問題は低年齢の頃は徹底的に逃がしてあげるのが良いとの事。 無理をさせるのではなく上手く逃がしているうちに成長して鈍くなり、またそこに「楽しい経験」が入ると鋭敏過ぎる感覚も和らいでくる、と。

2016-06-18 23:04:19
あざこ @azako0310

「支援教育というのは人間理解である」 と仰っていたな。 ノウハウをただ覚えて実践するのではなく、そこにいる人間を理解していく事。 人は一人一人違う。 だから一斉に同じ事を同じように教える事は出来ない。

2016-06-18 23:06:09
あざこ @azako0310

スモールステップの実践方法。 まず大人が設定しているハードルを下げる事から始める。多くの場合発達が凸凹している子に課せられているハードルはその子には高すぎる。 必ずその子がクリアできるハードルの高さはあるのでそれを探る。 成功体験を積ませたら、それより少し設定を上げるを繰り返す。

2016-06-18 23:09:07
あざこ @azako0310

@azako0310 設定を上げるとき、その成功に届くように必ず「踏み台」を用意してあげる。 その踏み台に乗れば成功できるような補助ツール。 そうしてまた成功体験を積ませる。 踏み台をなくしても出来るようになる。 また少し設定を上げる。 踏み台を用意して成功させる。 この繰り返し

2016-06-18 23:11:04
あざこ @azako0310

そういえば「こだわり」については「安心できる範囲が狭い」という風に考えてあげるのが良いって先生が仰っていたな。 私たちはつい「そればっかり好きなんだろう」と思ってしまうけどそうではなくて「それ以外は不安で仕方が無い」なんだよね。 いかにこだわりを無理に取り上げる事が危険か分かる。

2016-06-19 07:16:23
あざこ @azako0310

@azako0310 とにかく「規則的なもの」「分かりやすいもの」「変化の少ないもの」これが安心であるという事。 分かりやすい話で時刻表が大好きなASDの男の子に「なんで君はそんなに時刻表が好きなの?」と聞いたら「時刻表は期待を裏切らなからです!」だそうです。(^_^;)なるほど

2016-06-19 07:18:48
あざこ @azako0310

知的障害についても良い話あったな。 よくIQ70とかIQ50で「知的障害ですね」と言われるけど、支援する方としてはこの子は「遅れている子」という意識を持つより「もともとゆっくり進んでいく子」という意識を持ったほうが良いとの事。 何かが「出来ない子」と考えるのはもってのほか。

2016-06-19 13:45:16
あざこ @azako0310

@azako0310 つまり個人個人がみんな違うように、積んでるエンジンはそれぞれ違う、 世の中を100キロで誰もが走っていけるように見えてももともと70キロしか出ない子もいるし、50キロで進んでいく子もいる。 そしてそのスピードにあった課題を用意してあげれば、必ず成長できる。

2016-06-19 13:47:14
あざこ @azako0310

@azako0310 IQを「車のスピード」に例えるのはなるほどなあと思った。100キロで飛ばしても50キロで進んでも、道筋が正しければ必ず同じところに辿り着ける。 時間はかかるけどその道を安全にじっくり案内してあげる事、これが支援。 一斉教育が効果が薄い事がここからも分かる。

2016-06-19 13:49:44

あざこ @azako0310

療育講座で聞いたスウェーデンの地下鉄車内の話。 先生と同じボックスにビシッと決めたサラリーマン風の青年がいた。青年はある駅に停車すると慌ててスーツケースも持たずに下車してしまった。どうしたかと先生が心配したら、彼は見知らぬ脳性麻痺の車椅子の少年を車内に乗せる手伝いをしていた。

2016-06-19 22:30:51
あざこ @azako0310

そしてドアの近くにいたベビーカーに子供を乗せた女性はパッと子供を抱きかかえてベビーカーを畳み、入り口を開けた。 見渡せば、車内全員が立ち上がって、その少年が乗る場所を確保し、手伝っていた。 そこに駅員の姿は無い。 先生はこう思った。 「ああ、これが豊かだという事だ」

2016-06-19 22:32:46
あざこ @azako0310

私はこれを聞いて思わず泣きそうになってしまった。 ああ、誰もが誰かの手伝いをすれば「障害者のお手伝い係」なんていらないんだ、と。 私たちの国もこういう風に豊かになっていきたい。なれるだろうか。 この話はこれからも私の心の奥深くにずっと残ると思う。

2016-06-19 22:35:01
あざこ @azako0310

2日間にわたって講座で聞いた事を書き尽くしたかな(^ ^)本当に素敵な話がたくさん聞けて、幸せでした。 最後に書いた地下鉄の話、今まで私自身こういう風にはなれていなかった。 世の中を少しずつ変えていきたいので、まず自分から変えていこうと思う。

2016-06-19 22:40:51

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?