みぞのオススメ映画

#1日1本オススメ映画 をまとめています。 比較的DVD等で視聴しやすい映画を中心にあげていくつもりです。いろいろゆるいです。 ジャンル、監督、俳優等でリクエストありましたら、コメント欄かこちら(http://ask.fm/mizokumiko)にどうぞ。わかる範囲・できる範囲でお答えします。お答えできないこともあります。 みんなもやろうよ。 Thank you, movie god.
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

『初恋』(2006年)。そういえばこれも「息子による父殺しの映画」として見られるな。この息子の父親は法務大臣じゃなかったかな。父を殺すために計画実行された三億円事件。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/qRzBsgXvCh

2017-07-01 17:47:41
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

サタジット・レイ『ビッグ・シティ』失業した夫に代わって働きに出る主婦の話。夫が妻の不貞を疑うシーンの撮影(とこの1ショット)は一見の価値あり。図は映画見た後に記憶を頼りに描いたので、細かいところは不正確。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/CjO9W15lSg

2017-06-29 17:51:23
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

『エデンより彼方へ』(2002年)。ダグラス・サークのメロドラマへのオマージュ。コネチカット州が舞台なんだけど、色彩豊かな自然が、決して共生できない人々を視覚的にそれぞれの領域に押し留めるために作用する。見事。写真は初めて2人が同じフレームに入るショット。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/tG46IDwjx1

2017-06-28 23:05:08
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

『コードネームは孫中山』。学校の月謝が払えない貧しい男子高校生が、学校で埃をかぶっている孫文の銅像を売ろうとするんだけど、同じことを考えていた父子家庭の男子と銅像を争いつつ友情を深める。孫文の銅像を題材に台湾の過去と現在を一度に描くというアイデアが秀逸。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/4nRW3DiBjO

2017-06-28 00:13:12
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

『十年』。十年後の香港を5人の監督が短編映画で描く。わたしが好きなのは、キウィ・チョウ監督の『焼身自殺者』。英国領事館前で焼身自殺が発生し、フェイクドキュメンタリー形式でそれが誰なのかが解き明かされる。#1日1本オススメ映画

2017-06-28 00:04:04
Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

谷口千吉『銀嶺の果て』(1947年)。脚本は黒澤明。日本アルプスを舞台にしたサスペンス映画。「山岳映画」としても傑作。とにかくおもしろい。そして27歳の三船敏郎の化け物俳優ぶりを堪能できる。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/xohCWOjnUL

2016-07-22 22:32:37
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

『李小龍 マイブラザー』。ブルース・リーの出生からアメリカへの旅立ちまでを描いた伝記映画。リーの弟妹のインタビューから始まる。赤ちゃんの頃のサンフランシスコでの映画出演や、香港での子役時代の描写も面白いよ。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/VSixe3D495

2016-07-20 17:37:40
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

ポン・ジュノ『インフルエンザ』。ある男が犯罪を繰り返して逮捕されるまでの様子を監視カメラの映像だけを使って描いた短編映画。監視社会ネタ映画。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/aBCmPxDlUI

2016-07-16 21:18:52
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

余力為『天上の恋歌』。変わりゆく香港を舞台に4人の男女の生活を描いた映画。女性との別れ話をしにいくのに、紙やすりで刃を削った剃刀を準備していって、手首に当ててみせるしょうもないヒモを演じる梁家輝の演技が光る。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/4dc6tXawBR

2016-07-16 21:06:38
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

こういう映画、あんまりないよね。 twitter.com/mizokumiko/sta…

2016-07-15 20:10:32
荒ぶるマーモット @mizokumiko

アン・リー『ラスト、コーション』。麻雀の使い方が面白いし、いろいろ眼福で、映画だけでも十分なんだけど、原作を読むと「理想的な翻案」だってよくわかる。そして、原作の短編小説としての語りの巧みさも再発見できる。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/vL09mkspNx

2016-07-15 19:13:41
Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

アン・リー『ラスト、コーション』。麻雀の使い方が面白いし、いろいろ眼福で、映画だけでも十分なんだけど、原作を読むと「理想的な翻案」だってよくわかる。そして、原作の短編小説としての語りの巧みさも再発見できる。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/vL09mkspNx

2016-07-15 19:13:41
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

ミシェル・ゴンドリー『僕らのミライへ逆回転』。文句なしの名作。ビデオ屋にVHSを陳列する際に「何を作っているか」から「誰が出ているか」を強調するようになるあたりから、加速度的におもしろくなる。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/aV5V6L9Hnt

2016-07-14 19:21:32
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

@mizokumiko ぱっとしないアイルランドの女の子がニューヨークに行って、垢抜けて仕事もできるようになって一時帰省したら、モテるし仕事もあるし目立つしで田舎に居場所ができてしまって、足元がぐらついてしまうというあたりがすばらしいよ。

2016-07-13 18:59:12
Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

ジョン・クローリー『ブルックリン』。アイルランドからニューヨークに移住した女の子な話。故郷に対する愛着と閉塞感を厭う気持ちが巧みに描かれていた。そして何と言っても衣装。眼福でした。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/FDOlwhJX5m

2016-07-13 18:53:47
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

ピーター・ボグダノヴィッチ『ニッケルオデオン』。エジソンのMPPC設立後~フィーチャーフィルム出現まで(1910年代)のアメリカの西海岸での映画産業の様子を描いた作品。テイタム・オニールの衣装がちょうかわいい、#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/itgWe8HT9g

2016-07-13 12:12:41
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

戦争と映像メディアの関係を考える上で「見ておくべき映画」という意味でオススメ映画。#1日1本オススメ映画 twitter.com/mizokumiko/sta…

2016-07-12 23:21:42
荒ぶるマーモット @mizokumiko

先のRTで思い出したけど、フランク・キャプラ『汝の敵を知れ 日本』では、過去の日本でキリスト教の大弾圧があったことが取り上げられてる。/Know Your Enemy, Japan - Circa 1945 youtube.com/watch?v=zBIfnP…

2016-07-12 22:36:44
Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

ヴォルフガング・ベッカー『グッバイ、レーニン!』。はじめは母親のためだった東ドイツが存続しているように見せかける芝居が、じょじょに自分のためのものになっていく。赤い色に二重の意味を持たせる使い方がすばらしい。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/vTNF0hzMlg

2016-07-12 23:18:22
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

このショット、配色が完璧よね。全体的に色を抑えて、物語のテーマに関わるところ(二人が接触する場所)にだけ、鮮やかな赤いマニキュア置いてる。 twitter.com/mizokumiko/sta…

2016-07-12 22:02:16
荒ぶるマーモット @mizokumiko

ウォン・カーウァイ『The Hand』。短編映画。若き仕立屋の恋と職人としての成長の物語。タイトル通り「触覚」についての映画。コン・リーもチャン・チェンも美しい。ウォン・カーウァイの最高傑作じゃないかな。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/5J3B4lW2ih

2016-07-12 19:31:33
Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

ウォン・カーウァイ『The Hand』。短編映画。若き仕立屋の恋と職人としての成長の物語。タイトル通り「触覚」についての映画。コン・リーもチャン・チェンも美しい。ウォン・カーウァイの最高傑作じゃないかな。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/5J3B4lW2ih

2016-07-12 19:31:33
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

ダクラス・サーク『悲しみは空の彼方に』。どうでもいい白人母娘の男の取り合いに対して、黒人母娘の人種とアイデンティティをめぐる物語は必見。「I'm white!」のシーンとラストシーンはそこだけ見ても泣ける。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/k99PPUGWjw

2016-07-11 14:34:45
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

リー・ユー『ロストイン北京』。オリンピック直前の北京を舞台に、地方出身の貧しい若夫婦の妻を中心に、夫と妻の勤務先のマッサージ店の店長が父権を争う物語。滑稽さの中で人間関係が崩壊していく描写がすばらしい。 youtu.be/C-3To_lTIc4 #1日1本オススメ映画

2016-07-10 21:59:36
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

ハロルド・ライミス『恋はデジャブ』。2月2日のグラウンドホグデーの取材に来たピッツバーグのお天気キャスターが、この日を何度も生きなおすことで成長していく物語。グラウンドホグがかわいいよ! #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/Py2gYF0sbJ

2016-07-10 21:21:14
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

ウォン・カーウァイ『ブエノスアイレス』。無計画に作って、なんでこんなに素晴らしい映画ができあがるんだ。すべてのショットが完璧。しかし、ウォン・カーウァイの映画ではなく、クリストファー・ドイルの映画だと思う。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/ipMHMuDn8o

2016-07-09 14:49:56
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Kumiko Mizobuchi @mizokumiko

@mizokumiko 『アップサイドダウン』は超自然的な展開で物語の設定というか物語世界の枠組み自体が変化して問題解決。『パテマ』のほうは、物語世界の枠組み自体は変化しないんだけど、登場人物の姿勢で問題解決。欧米のフィクションが必ずしも成熟しているわけではない。

2016-07-09 10:33:02