「恋人が…」SNSでノロケる女子は結婚できない?
こんにちは、小野ほりでいです。
TwitterやSNSで「恋人が…」とノロけたり、詩みたいなものを書いてる知り合いはいますか?
注意してあげないと、間違った道に足を突っ込んでいるかも…。
<登場人物>
エリコちゃん
勤務中にツイッターしかしないOL。
ミカ先輩
勤務中にいろんなサイトを見るOL。
ドリル岩井
ドリル好きが高じて全身をドリルにしてしまった男。
「ドリル」「愚か」などと呼ばれる。
ヒエーーーーッ!!!!!!!!!
ネットでのろける女特有の体しか写ってない恋人の写真じゃない。これがどうしたの?
そう…私も「この女なんか自慢ばっかでやだな」としか思ってなかったんですが…。
よく見てください、この腕時計…。
これ、私が元彼にあげたやつなんですよ!
はっとして見たら服も完全に私があげたやつ…。
センスがない元彼に私が見繕ったものなんです!
この女が付き合ってるの私の元彼なんですよー! ウワー!
エリコちゃんはこのあと腹が立つあまり
「人の服でモテるな」という本を出版した。
4冊売れた。
ハァ~…今までのおのろけが、全部私の元彼だったと思うと吐き気が…ウプ。
そういうことになるから、ネットの男と付き合っちゃダメって言ってるのよ!
とにかく見ないようにして過ごそう…。
元彼に未練はないけど、深く考えるとゲボ出ちゃう
~7分後~
オゲゲーッ!
ゲボ出そう!
食べ残しの画像を世界に公開してんじゃねえ!
食べカス女! ツイカス! クソツイ女!
気持ちは分かるけど、これに関しては見ない以外の対処法がないよ。
その心意気やよし!!!!
のろける恋はうまくいかない?
ハァ~やだな…このまま結婚とかされたら気が狂ってしまいそう。
それは私が5年間、さまざまなSNSを見続けて辿り着いたひとつの真実…。
「SNSで恋人がどうこう言ってる奴だいたい3年後も同じこと言ってる説」があるからよ。
え、SNSで恋人がどうこう言ってる奴だいたい3年後も同じこと言ってる説!!!!!???????????????????
Twitterとかで結婚する人って、何の前触れもなく急に発表する気がする…。
そして「恋人が~」ポエムを投稿する人は、何年経っても同じようなことを言ってるパターンが多い!
マジマジ! 私がどれだけの時間をTwitterに費やしたと思ってるのよ。
ないよ!
どうして恋人ポエムを書くのか?
「そもそもなぜ彼女らはSNSに恋人ポエムを書くのか」
という部分を考えてみましょう。
・恋愛を過大評価しているから
恋人ポエムを書く人は、恋愛を何かすごくいいものと過大評価しているふしがある…。
というか、そうでなければ浮かれてTwitterにラブポエムなんか書かないわよね。
でも、恋はいいときばかりのものじゃない…。
情熱はいつか冷めるし、現実的な問題もある。
そんな問題に直面したとき、恋愛を過大評価していると、「じゃあもういいや」となってしまう。
結果として、誰とも長い付き合いにならず、ずっと甘い恋を求めて彷徨うパターンがひとつ。
・別れるハードルが上がるから
SNSに恋愛遍歴を書く目的に、ネット上に恋愛の記録を刻むことで自ら別れにくくするというものもあるの。
「盛大な結婚式を挙げて離婚をしにくくする」みたいなことですね。
でも、その「別れにくくする」という工夫には、もう最初から別れるっていう前提があるんだよね。
いつか別れるとわかっているから思い出を刻む…。
おのろけにはそういう目的もあるのかもしれない。
・SNS上に今彼、元彼、元々彼…との恋愛遍歴を残すことで
元彼ミックスとじ御膳にしようとしているから
SNSに「恋人が~」と長期的に書いている女子のさす「恋人」は、ひそかに中身が変わってることもよくあるの。
そうやってSNS上に元彼ミックスとじ御膳を作って、夜な夜なほくそ笑んでいる可能性は十分にある…。
3年待ってみよう
というわけで、いずれにしろTwitterに恋人が~って書いてる人が結婚する心配はないから安心しなさい。
SNSでノロケるやつなんざ全員地獄行きよう!
3年後が楽しみじゃー!
~3年後~
してるじゃねーか!
せ、先輩が真っ白になってドブ川を流れてくる…!?
あれから3年、私は人の粗探しばかりしていたわ…。
ああいうふうにするのはダメだ、こういうふうにするのは愚かだ…。
他人のことばかり気にして、気に入らなければ嘲り、失敗すればよろこんできたわ。
そういった言葉のひとつひとつが、私自身を蝕んでいると気付かなかったのよ…。
気づいたら私はすべてのエネルギーを失い、体温が2℃まで下がっていた。
今ではこうしてドブ川を流れているだけよ…。
私は他人のことばかりに気を取られて、自分が自分であることをおろそかにしていたのよ。
エリコちゃん、あなたはまだ大丈夫。あなたならまだ間に合う。情熱を忘れないで。
野に咲く花が自分であることで精一杯なように、他人に関係なく、自分自身を生きるのよ。
さようなら…。
(おわり)